2位、3位の駅弁も試食!
購入してからしばらく時間が経っているにもかかわらず、本当に玉子がとろっとろ、ふわっふわなことにおどろく! ケチャップライスも期待を裏切らないし、あとがけのソースは、トマトケチャップとウスターソースがミックスされた濃厚な味。あー、もう少しゆっくり味わいたい・・・。
さて、第3位は「深川めし」。 中華、洋食ときて今度は和食だ。
ここで一度時計を確認。え? すでに16時! 小田原到着時間は16:07の予定だ。急いで最後の試食をしなければ。
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ハゼの甘露煮がちょうどいい甘さ。薄味のアサリの炊き込みご飯が合うこと合うこと!
よし、駅弁の試食は終了(・・・完食はしていないけど)。この時点で16:04。あと3分で小田原・・・。この間に「横濱珈琲物語~AROMA EXPRESS CAFE ブレンド~+横濱ハーバーのセット(420円)」を試食!
東海道新幹線のコーヒーブランド「AROMA EXPRESS CAFE」と、生まれも育ちも横浜の老舗三本コーヒーの「横濱珈琲物語」がコラボしたコーヒーは、ひかりとのぞみの車内でのみ販売。卒業や入社など「人生の節目」を迎える人が多いこの春の時期に、「何か特別なおもてなしをしたい」という思いから生まれたコーヒーだ。
焙煎は三本コーヒーの工場で行い、カップのイラストは横浜の歴史的な情景4種類。期間は4月中旬までの予定だが、売り切れ次第終了してしまうので、乗る機会がある人はぜひ味わってみて!
このとき、車内アナウンスが聞こえてきた。
「小田原、小田原に到着いたします」
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コーヒーとハーバーを実食。大急ぎでハーバーをほおばりつつ「おいしい~」と言っている
デザートの甘いハーバーに深煎りで程よい苦味のコーヒーがよく合う。熱いコーヒーを冷ます間もなく小田原に到着した。
「どうだ、吉田編集長!」
新幹線を下車し、吉田の言葉を思い出す。
「駅弁はやっぱり新幹線に乗って食べてなんぼだろ~」
確かにその通りだ。慌ただしかったが、どんどん変わる車窓からの景色を眺めながらの試食は、想像以上に美味しく感じられたような気がする。
取材を終えて
せっかく新幹線に乗って小田原まで来たのに、そのまま帰るのはあまりにもったいない。
というわけで、駅弁の残りを持って小田原城に行ってきた。
1時間滞在し、17時過ぎの東海道線に乗って横浜へ帰った。今度はゆっくり横濱オムライスを食べながら旅に出ようと思う。
―終わり―