iPad3に関する製品情報の噂があるのは、次のようなモデル仕様とキャリアです。
1.より高解像度のディスプレイ(Retinaディスプレイ※6)
2.より薄い筐体や強化ガラス
3.より速いプロセッサ(Apple A6プロセッサ?)
4.画素数がより多く、手ぶれ補正がついたフルHDカメラ
5.次世代高速ネットワーク(LTE)のサポート
6.Siriのサポート
7.日本での取り扱いキャリア
1.より高解像度のディスプレイ(Retinaディスプレイ※6)
iPhone4、iPhone4Sに採用されている高解像度ディスプレイ「Retinaディスプレイ」がiPad3に搭載されると多数報じられています。実現すれば、解像度は2048x1536ピクセルとなり、現在のPC解像度を上回るピクセル数となります。
アップル系の噂サイト、9 to 5 Mac※7によれば、先日リリースされた「iBooks2」と「iTunes U」の内部ファイルに、Retinaディスプレイ用の画像ファイルがあったことがわかっており、iPad3がRetinaディスプレイ化される可能性も現実味を帯びています。
2.より薄い筐体や強化ガラス
iPadの液晶ディスプレイなどについて、シャープが受注したとの報道が昨年11月頃、Bloombergなどが報じていたり、現在、iPhone、iPadのガラスに使用されているとされる「ゴリラ・ガラス」という強化ガラスの最新版、「ゴリラ・ガラス2※8」を製造元のコーニング社が発表しています。提供先の変更や新製品の発表から、iPad自体のデザインや薄さにも影響がでることも予想されます。
アップルのデザインサイクルから見ると、初代iPhone→iPhone3G→iPhone3GSのように、初代、2代と変化して、3代目はスピードの向 上にフォーカスするため、あえて筐体を変化させないという意見もあるが、昨年10月にスティーブ・ジョブスが亡くなったこともあり、製品計画になんらかの 影響がある可能性も?
3.より速いプロセッサ(Apple A6プロセッサ?)
iPad2、iPhone4SにはApple A5(デュアルコア)が搭載されています。アップルのプロセッサはほぼ一年に一度の製品サイクルでリニューアルしてますし、他社からは4コアの採用製品も発表されていることを考えると、iPad3ではより高速なプロセッサ(Apple A6)が搭載されると期待できるでしょう。iPad2に比べて2倍、最高で20倍といったアップルお得意のアピールがでるかもしれません。
※ 6 Retinaディスプレイ: iPhone4、iPhone4Sで採用された、iPhone3Gや3GSと比べてピクセルの密度が4倍になったことで、人間の目では識別できないほど解像度の高いスクリーン。
※7 9 to 5 Mac(英文)
※8 ゴリラ・ガラス2 (英文)現在よりも、20%薄くでき、同じ厚さでも強度が増しているとアナウンスされています。