19世紀初頭のニューヨークの街並みが再現されている、東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントの街並み。
美しいその姿だけでなく、実は見方によっては、思わずニヤリとさせられるジョークが隠されている事も……。
今回はそんなシュールなジョークを、3つご紹介します。
1. 「高級毛皮店」のビルに、野生動物保護団体の事務所が同居
古き良き時代の街並みが再現されたこのエリアには、当時の様々な様子が再現されているだけでなく、人間味のあふれる物語が隠れています。
東京ディズニーシーに入って、左手方向に進むと、「マクダックス・デパートメントストア」があります。向かって左側の通り、ブロードウェイに面した、右側の建物を見てください。
ここには様々なショップ等が並んでいるのですが、あるショップのショーウインドウには「COUTURE FURRIER(高級毛皮店)」と書かれています。
なるほど、高そうな毛皮が並んでいますね。
そして同じ建物の2階には、3つの窓が並んでおり、真ん中は「TAXIDERMIST(剥製屋)」、そして3階のウインドウには「TOPPERS AND WIGS(かつら)」と書かれています。
しかし、2階の一番右側のウインドウを見てみると……ここには「PRESERVING WILDLIFE(野生動物保護団体)」が入っています。
これは「野生動物保護団体」が入っているビルの中に、動物を使った毛皮や剥製、かつらのショップが一緒に入っているという、なんとも皮肉なお話。
ひとつひとつの看板はよくある風景なのですが、こうして並べてみると、実はこんな見方もできるのですね。