シルバーウィークに家族旅行を検討中の方には、地元グルメやアクティビティ、温泉などの施設を家族みんなで楽しめる「道の駅」めぐりがおすすめです。この記事では、シルバーウィークにぜひ訪れてほしい東北地方の道の駅を紹介します。各施設のWi-Fiやキャッシュレス決済の整備状況についてもまとめたので参考にしてください。

「グルメ」が自慢の道の駅

今回は、一度は味わいたいグルメ自慢の道の駅をピックアップしました。それぞれ詳しく見ていきましょう。

道の駅「いかりがせき」(青森県)

道の駅「いかりがせき」のおすすめは、竹っ子庵で提供されている「自然薯たこやき」。碇ヶ関の特産品である自然薯をパウダー状にし、生地に練り込んだ一品です。外はカリッと焼かれ、中は自然薯の効果でとろっと粘りのある仕上がりになっています。

平均月間販売数、1万パックを超える人気商品です。道の駅「いかりがせき」を訪れた際は、ご賞味ください。

<道の駅「いかりがせき」の施設状況>

・Wi-Fi:あり

・キャッシュレス決済:OK

道の駅「釜石仙人峠」(岩手県)

道の駅「釜石仙人峠」でぜひ食べてほしいのが、月間平均300食を売り上げる「うにぎり」。うにぎりとは、県産米にオリジナル醤油や磯ダレ、うにを混ぜて炊き込んだおにぎりです。

うにぎりのライバル商品として開発された、三陸わかめを散らして炊き込み、ほたてがのったおにぎり「ほたておにぎり」も人気です。なお、うにぎりは土日祝日限定、ほたておにぎりは火~金曜日限定の販売のため、ご注意ください。

<道の駅「釜石仙人峠」の施設状況>

・Wi-Fi:あり

・キャッシュレス決済:OK

道の駅「うご」(秋田県)

道の駅「うご 端縫いの郷」のおすすめグルメは、「冷やがけそば」。駅内の「端縫いダイニング」で提供されているメニューです。

端縫いダイニングはセルフ式で、冷やがけそば以外にも黒毛和牛羽後牛や伝統の西馬音内そばなどを堪能できます。

冷やがけとは、羽後名物の冷たい汁で食べるそばのことです。サイドメニューも充実しており、揚げたての天ぷらやごはんもの、小鉢料理なども追加できます。

<道の駅「うご」の施設状況>

・Wi-Fi:あり

・キャッシュレス:不可(直売所はクレジットカードのみ可)

道の駅「とざわ」(山形県)

道の駅「とざわ」は、韓国の歴史・文化を再現したテーマパーク型道の駅。秋には、高麗館ランタンナイトが開催されます。シルバーウィークに訪れるのに、ぴったりなスポットといえるでしょう。

おすすめは、「レストラン Colina」の「戸沢流冷麺」。戸沢村と韓国のコラボ商品で、戸沢村産のそば粉が麺に練り込まれているのが特徴となっています。ほかにも、チーズトッポギや焼肉牛カルビがのったビビンバなどがおすすめです。

<道の駅「とざわ」の施設状況>

・Wi-Fi:あり

・キャッシュレス決済:OK

道の駅「よつくら港」(福島県)

福島県内第19番目の道の駅「よつくら港」では、久之浜港や四倉港でとれた「常磐もの」を寿司や丼で堪能できます。おすすめは「寿司処 和」。うにやいくら、常磐ものの新鮮な魚をのせた「特選ちらし寿司」や四倉名産「ホッキ貝のお刺身」は、いずれも人気商品です。

<道の駅「よつくら港」の施設状況>

・Wi-Fi:あり

・キャッシュレス決済:OK

道の駅「上品の郷」(宮城県)

道の駅「上品(じょうぼん)の郷」のおすすめグルメは、「ダイニングたまり場」自慢の「石焼まるごとトマトパスタ」です。熱々の石焼き鍋にのったナポリタンの上に、地元の完熟トマトが丸ごとのっています。

トマトをフォークでつぶしながら、パスタに絡めて食べるのがおすすめの食べ方。トマトのフレッシュさを存分に感じられる、トマト好きにはたまらない一品です。

<道の駅「上品の郷」の施設状況>

・Wi-Fi:あり

・キャッシュレス決済:OK

遊びや癒しを満喫できる道の駅

子ども向けの遊び場や、日頃の疲れを癒やせる施設を揃えた道の駅も多くあります。そこで各種体験ができる道の駅や日帰り温泉施設を備えた道の駅を紹介します。

道の駅「しんごう」(青森県)

道の駅「しんごう」には、キャンプ場やアクティビティ施設があり、さまざまな体験教室も開催されています。主なアクティビティや体験教室は、次の通りです。

<アクティビティ>

・グラウンドゴルフ

・ローラースケート

・ゴーカート

<体験教室>

・手づくりアイスクリーム体験

・ポニー乗馬体験

・魚のつかみどり体験

・ソーセージづくり体験

家族みんなでシルバーウィークの思い出を作りましょう。

<道の駅「しんごう」の施設状況>

・Wi-Fi:あり

・キャッシュレス決済:OK

道の駅「月山」(山形県)

道の駅「月山」内の「梵字の蔵」では、ボルダリングが楽しめます。ボルダリングは、ホールドにつかまりながら手と足だけで壁を登る競技です。施設内には28個のルートがあり、大人から子どもまで楽しめます。ボルダリングに必要なシューズもレンタル可能なため、手ぶらで訪れても大丈夫です。

<道の駅「月山」の施設状況>

・Wi-Fi:あり

・キャッシュレス:不可

道の駅「喜多の郷」(福島県)

道の駅「喜多の郷」は、日帰り温泉施設「蔵の湯」を併設。肌がすべすべになるといわれる「メタケイ酸」を含む炭酸カルシウム・単純温泉で、大浴場と自然を眺めながら入れる露天風呂が魅力です。

<道の駅「喜多の郷」の施設状況>

・Wi-Fi:あり

・キャッシュレス決済:OK

スタンプラリーも楽しもう

東北「道の駅」連絡会では、2025年もスタンプラリーを開催中です。期間は2026年1月15日まで。スタンプブック(400円)に各道の駅のスタンプを押印すれば、スタンプ数に応じた賞品が当たります。スタンプブックには、道の駅で使える割引クーポンもついています。スタンプラリーで、お得に道の駅を楽しめるでしょう。

シルバーウィークのおでかけは東北地方の道の駅で決まり!

東北の道の駅では、各地の特産品を使ったグルメや伝統料理などを堪能できます。いずれもここでしか味わえない特別な一品です。子どもと一緒に体験教室やスタンプラリーを楽しみ、温泉で疲れを癒やす……といった楽しみ方もできます。

本記事で紹介した道の駅は、ごく一部です。自分好みの道の駅をぜひ見つけてください!

※記事で紹介している内容は、2025年8月時点のものです