映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』完成披露試写会が9日、東京都内で行われ、出演者の小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、三浦春馬、窪田正孝、吉沢亮、長澤まさみ、岡田将生、勝地涼、夏菜、佐藤二朗、ムロツヨシと福田雄一監督が登壇した。
先月30日、女優の前田敦子と入籍した勝地は、これが結婚後初の公の場。この日、福田監督から「勝地くん、勝地くん」と促された勝地は、左手薬指の指輪を披露しながら「幸せです」と改めて結婚報告。「もう片方は誰がしてるの?」と突っ込まれると、「あっちゃ~ん!」とノリノリで答え、会場を盛り上げた。
空知英秋氏による同名漫画を実写映画化し、2017年に大ヒットを記録した『銀魂』の続編。架空の江戸を舞台に、万事屋を営む伝説の侍・坂田銀時とその仲間の活躍を描く。
主演の小栗は、完成作を見た感想について、「ちょっと(上映時間が)長かったですね」とまさかのダメ出し。これには福田監督も「コラ! 主役に長いって言われたのは初めてだよ!」と“憤慨”したが、小栗は「その長さを感じさせない素晴らしい映画になっているので、皆さんにも楽しんでもらえると思う」とおちゃめにアピールした。
桂小太郎役の岡田は“しゃくれ顔”の演技で苦労したそうで「(演出どおりに)できなかったんですよ。本当にすみません」と消え入りそうな声で謝罪。福田監督が「テストの時はできるのに、本番でカメラを回すと出来ねえの。だから、まあいいや…と割と妥協して終わったんです」と明かすと、岡田は「妥協って言わないで…」と肩を落として、会場の笑いを誘った。
反対に、福田監督が「一番上手だったのはカンカン」としゃくれ顔を絶賛したのが橋本。周囲から「しゃくれ師匠」と呼ばれていたそうで、「いつの間にか岡田さんに弟子入りされてました」とエピソードも披露。とはいえ、「一カ月ぐらいは練習してました」と地道な努力も怠らなかったようで、これを聞いた岡田は「そんなに練習してたんだ。油断していました」と絶句し、さらなる笑いを呼んでいた。
映画は8月17日から全国公開。