シャープがVRグラスを開発 約198gの軽量ボディーとメガネ型デザインで日常で使いやすい

シャープは11月下旬以降に、新たに開発したVRグラス「Xrostella VR1」について、クラウドファンディングサービス「GREEN FUNDING」で支援者募集を開始する。

軽量ボディーで長時間つけても疲れない 着脱しやすいメガネ型デザイン

新製品は、約198gの軽量ボディーと高精細な映像表示により、快適な装着感と高い没入感を実現したVRグラス。スマートフォンの開発で培った小型・軽量化技術を生かし、長時間の着用でも疲れにくくなっている。

PCまたはスマートフォンと有線接続して使用し、着脱しやすいメガネ型のデザインにより、VRをより身近なものとして体験できる。

本体には、高解像度ディスプレーと、薄型かつ光効率の高いパンケーキレンズを搭載し、リアリティーのある映像を実現。また、PC接続時には、本体内蔵のカメラが周囲の空間を認識・マッピングする、インサイドアウト方式の6DoFトラッキングに対応。上下・左右・前後の6方向で装着者の位置や頭部の動きなどを検知し、歩行や傾きをVR空間に再現する。

同梱のコントローラーは、手の動きをセンシングし、ものを掴んだり、メニューを直感的に操作できる。

マイクやスピーカーを内蔵し、VR空間での会話や音声コンテンツもスムーズに楽しめる。瞳孔間距離と視度(0D~-9.0D)を調整できる機構も備え、レンズを回すことで近視でも快適にピントを合わせられる。