なるほど。
ほかに面白い什器などは、ありましたか?

「壁の大きなトリプラスペンは、やはり注目でしたね。


大きいんです、僕が小さいんじゃないんです

それと、隠して、いや、しまってあったこちらの大きなペンも 
寺村さんが見せてくれました。」


これまた大きい!

それでは今回のお買い物を教えてください。


今回の戦利品

「はい。まず、写真の一番右の筆記具、
これは万年筆のインクカートリッジを利用したローラーボールペン。 
ドイツの筆記具ブランド:シュナイダーのものです。 
このタイプの筆記具は時折見かけるようになりましたが 
今回入荷のシリーズは一風変わった模様なんです。」

というのは?

「なんとウイルス模様なんですよ。でも、とってもポップ。 
寺村さんもかなりお気に入りだそうです。」

ほんとだ、こういう絵柄が採用されている、というのがすごいですね。

「ええ、僕がこれを選んだら、当の寺村さんご自身もちょっと驚いてらして(笑)。
でも、かわいい、だけでなくこういうシャレのきいたものを楽しむ、というのが 
大人目線のファンシー系文房具の楽しみ方、なんだということも
スコスが教えてくれたことだと思います。」

2012、1とあるのはカレンダーですか?

「はい、ヨーロッパテイストいっぱいの日めくりカレンダーです。 
遠い国の気配を感じることができるスコスならではの商品だと思います。」

SCOSステーショナリーズ・カフェ、本郷本店。
新しい店舗オープンが待ち遠しいですね! またオープニングレポートなどもお願いしますね。

「はい、多くのスコスファンと一緒に、僕も楽しみに待つことにします」




以上、エミネムさんのレポートでした。 

ういの・きょうこ 東京小猫商会:文具部2号、コモノ部4号。ボールペンとえんぴつの店&BraveBrownBag輸入総代理店:銀座『五十音』店主。嗜好性の高い文房具の販売や、日本全国の作家との交流を生かした製品プロデュースを手掛ける。全日空機内誌『翼の王国』コラム:『筆記交々』を2年間連載。著書『ボールペンとえんぴつのこと』(木楽舎)。公式サイト