新幹線・特急列車をお得に乗るには?
年末年始の帰省では、新幹線や特急列車を利用する人も多いでしょう。出費を抑えるためにも、できるだけ安くチケットを取りたいところです。そこで、新幹線や特急列車のチケットを安く取る方法を紹介します。まだチケットを取っていないという人は、記事を参考にさっそく試してみてください!
新幹線チケットを安く買うには?
家族で帰省する場合などには、できるだけ新幹線のチケット代を抑えたいところでしょう。新幹線のチケットを安く買うためには、次の五つの方法を把握しておくことが重要です。
・Webの早期割引
・往復・学生割引
・株主優待券
・金券ショップ
・ホテルパック
それぞれくわしく見ていきましょう。
Webの早期割引
新幹線のチケットを安く買う方法に、Webの早期割引の利用が挙げられます。早期割引とは、乗車日より前にチケットを予約することで、割引を受けられるサービスのことです。JRのWebサイトから新幹線を予約する場合は、乗車日の21日前や3日前までの予約など、時期に応じて割引を受けられます。
早期割引が受けられるJRのWebサービスには、次のようなものがあります。
・スマートEX
・EX予約(エクスプレス予約)
・えきねっと
スマートEXとは、東海道・山陽・九州新幹線のネット予約サービスです。年会費無料の会員登録をするだけで、新幹線の予約をすぐに行えます。
EX予約(エクスプレス予約)は、東海道・山陽・九州新幹線の会員制ネット予約サービスです。お得な価格で新幹線の指定席を利用できるほか、乗車日当日でも会員価格が適用される点は魅力です。
えきねっとは、JR東日本のオンライン予約サービスです。えきねっとには「トクだ値」というサービスがあり、早期予約で安くなる場合があります。
往復・学生割引
行き帰り新幹線を利用する場合や学生の子どもがいる場合には、往復割引や学生割引を利用するのも一つの手です。往復割引とは、片道601km以上の場合に往復の乗車運賃が1割引きになる割引制度です。同じ乗車区間を行き帰りで利用する場合に適用されます。割引適用は乗車券だけであり、特急券は対象外となるため注意しましょう。
学生割引とは、利用区間の片道が101km以上の場合、運賃が2割引きになる割引制度です(往復割引でも適用)。学生割引も割引対象は乗車券だけで、特急券は対象外となります。
なお、学生割引には「学校学生生徒旅客運賃割引証(学割証)」が必要です。あらかじめ、学校に発行してもらうようにしましょう。
株主優待券
株主優待券を利用することで、新幹線のチケットを通常の価格よりも安く買えます。JR東日本の株主優待券(1枚)では、片道運賃(乗車券)や料金(特急料金・急行券・グリーン券〈個室を除く〉・指定席)などを4割引で購入可能です。片道で1枚の株主優待券を利用でき、往復で利用する場合には2枚必要になります。
株主優待券は金券ショップでも販売されていることがあるため、気になる人はチェックしてみましょう。
金券ショップ
金券ショップでは、新幹線の当日券や株主優待券が割引で販売されていることがあります。また、金券ショップでは片道だけの購入も可能です。
金券ショップは、街中や駅の周辺にあるため、気になる人はのぞいてみてください。お店によってはオンラインショップを運営しているところもあるため、「近くに金券ショップがない」という場合、ネット経由で在庫を確認することもできます。
ホテルパック
帰省時、実家に泊まらず旅行を兼ねてホテルに泊まるという場合には、ホテルパックもおすすめです。ホテルパックとは、旅行会社が提供するホテルと新幹線をセットで購入できるサービスです。サイトによっては、クーポン利用やポイントバックでお得になることもあります。
ホテルパックのおすすめサイトとしては、次のようなものがあります。
・楽天トラベル「JR楽パック赤い風船」
・JTB「ダイナミックパッケージ」
・日本旅行「JR・新幹線+宿泊セットプラン」
特急列車のチケットを安く買うには?
特急列車のチケットを安く買う方法として、「特急トクだ値」があります。えきねっとを利用して購入できる列車・席数・区間限定の割引チケットで、乗車日までの日数に応じて割引率が変わります。そのため、あらかじめ予定が決まっている場合には、早めに予約すればするほど安くチケットを購入可能です。
特急トクだ値の対象は、JR東日本の特急列車(在来線)とJR北海道の特急列車(在来線)になります。
新幹線・特急列車のチケットを安く買って賢く帰省しよう
新幹線のチケットを安く買う方法には、Webの早期割引や往復割引、株主優待券などの活用があります。特急列車の場合は、JR東日本とJR北海道に限り、えきねっとの特急トクだ値で安く買えます。
早期割引は予約時期が早いほど割引率が高くなるため、まだチケットを取っていないという人は、チェックしてみましょう。







