※本記事は2024年11月8日に公開された記事を再編集して公開しています。
Text and Photographed by covacova.

どんなに忙しい朝でも、手軽に淹れたての本格コーヒーが楽しめたら……。

そんなわがままな願いを叶えてくれるコーヒーメーカーを発見しました。「手軽さ」と「おいしさ」という相反しがちな理想を両立させてくれる、便利な1台です。

手軽にコーヒーを淹れられる

OXO(オクソー) 「オートドリップコーヒーメーカー」 3,960円(税込)

それが、「オートドリップコーヒーメーカー」です。

忙しい朝でも、香り高い淹れたてのコーヒーが飲みたい。特に寒くなるとその思いは強まりますよね。

でも、ハンドドリップは時間も手間もかかり、朝の忙しい時間にはなかなか難しいのが現実です。そこでこのアイテムが、真価を発揮します。

おいしいコーヒーに必要なのは、最適な時間・温度・注水のバランス。ハンドドリップの醍醐味であるこの繊細なバランス調整を、全て任せっきりにできるのが、オートドリップコーヒーメーカーの最大の強みです。

使い方は本体に粉とフィルターをセットし、お湯を一度に注いで待つだけ。ドリップ時間をほかのことに使えるため、忙しい朝の時間を有効活用できます。

おいしさの秘訣はタンクの穴

お湯を注ぐタンクの底面には、サイズが異なる8個の穴が空いています。これこそが、ほかのドリッパーにはない、「お湯を注いだら任せっきりにできる」秘密です。


タンクから注がれたお湯は、穴を通して最適なスピードと量でコーヒー豆へドリップされます。

さらにドリッパー内側のリブが、お湯の流れを最適な速度に調整。これにより、ハンドドリップに近い香り高いコーヒーを安定して再現できるのです。

ドリップ後のコーヒー豆は、まるでプロが淹れたときのようにふっくらと膨らんだ状態。テクニックは一切不要で、誰が使っても同じようにおいしいドリップが再現できますよ。

ちなみにタンクは、360mlまでお湯を注ぐことができます。

多機能なフタ

パーツは本体・タンク・フタの3つと非常にシンプルです。

フタの機能は、単にお湯の温度をキープするだけではありません。ドリップ後の本体を置く「受け皿」として使えるのが、地味ながら非常に便利なんです。

慌ててドリッパーを流し台に持っていく手間がなくなり、余計な場所を汚すこともありません。おいしいコーヒーを淹れたあとの片付けの手間まで考慮された設計はありがたいですね。

また筆者が使っているカリタの「コーヒーメジャー(10g)」を置いてみたところ、フタの窪みにぴったりフィット。

豆を挽く際の一時置き場としても活用でき、ちょっとしたストレスも解消してくれました。

ボトルへ直ドリップもOK

オクソーのオートドリップコーヒーメーカーは、マイボトルへ直接ドリップする際にも力を発揮します。

ボトルの口径が6cm以上あればそのままセットできるため、カップに淹れてから移し替える手間がいりません。

朝の忙しい時間を有効活用できるうえ、余計な洗いものも出ずに済むのがうれしいポイントです。

手軽さと本格的な味わいを両立するオクソーのオートドリップコーヒーメーカー。電動ミルを組み合わせれば、毎日のコーヒータイムがさらに手軽で快適になるでしょう。

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