富士山の御神酒を奉納する、山梨「笹一酒造」との共同企画






 富士山に一番近い鉄道「富士急行線」を運営する富士山麓電気鉄道株式会社(本社:山梨県南都留郡富士河口湖町、以下「富士山麓電鉄」)は、創業360年以上の歴史を誇り、富士山へ御神酒を奉納する山梨の酒蔵・笹一酒造株式会社(本社:山梨県大月市、以下「笹一酒造」)との共同企画として、特別列車「富士みち列車-新春初詣号-」を2026年1月10日(土)に運行いたします。

 本企画は、富士山麓で⾧年にわたり事業を営んできた笹一酒造と富士山麓電鉄が、大月市~富士吉田市の古道である、江戸時代に隆盛を極めた富士信仰の道「富士みち」になぞらえたこの特別列車を通して、富士山麓に根付く信仰や酒造り、食、歴史などの富士山の魅力や伝統をより多くの方に伝えることを目的に企画しました。
 列車内では、富士山信仰と深い縁を持つ笹一酒造の日本酒とともに、地元・富士吉田市の割烹「笹一」が手掛ける特別料理をお楽しみいただきながら、笹一酒造と富士山麓電鉄スタッフによるご案内により富士山信仰や鉄道、酒蔵の歴史について深く知ることができます。
特別列車の終点である富士山駅到着後、1900年以上の歴史を誇り、富士登山道の入り口でもある北口本宮冨士浅間神社へ移動し、厳かな雰囲気の中でご祈祷をいただき、心身ともに清められる時間をお過ごしいただけます。
 大月駅を出発し、特別な車内で特別な日本酒と食事体験とともに富士山麓の歴史や信仰に触れ、北口本宮冨士浅間神社でご祈祷をいただくという、まさに「富士みち」でひとつにつながる新たな富士山観光です。

 新春の清々しい空気の中、富士山麓の奥深い魅力を感じる旅へ、ぜひお越しください。

特別列車「富士みち列車-新春初詣号-」について

1.概 要
(1)日 時
 2026年1月10日(土)
(2)行 程
 大月駅(11:12発)⇒東桂駅(トイレ休憩)⇒富士山駅(12:26着)⇒北口本宮富士浅間神社(13:30頃解散予定)
 ※当日の詳細なスケジュール・集合場所等は、ご予約確定後にご案内いたします。
 ※当日の催行状況により、時刻は前後する場合があります。  
(3)募集人数
 先着15組30名 ※本イベントは2名1組でのご予約に限らせていただきます。

2.おすすめポイント
(1)特別な車内で笹一酒造の日本酒を味わう特別体験
富士山信仰にゆかりがあり、北口本宮冨士浅間神社へ御神酒を奉納している笹一酒造のお酒を、地元・富士吉田市の割烹「笹一」の料理とペアリングして提供いたします。
(2)特別列車は「富士登山電車」で運行
JR九州の「ななつ星in九州」なども手掛ける工業デザイナー・水戸岡鋭治氏がデザインを担当した「富士登山電車」で富士山を満喫できる特別な空間です。
(3)笹一酒造、富士山麓電鉄スタッフによるご案内
日本酒や料理の紹介に加え、富士山信仰や鉄道・酒蔵の歴史についてのご案内を行い、旅のムードを盛り上げ、富士山の奥深い魅力を感じていただきます。
(4)北口本宮冨士浅間神社での参拝、ご祈祷
世界文化遺産である富士山の構成資産の1つである「北口本宮冨士浅間神社」において、ご祈祷と笹一酒造の奉献酒を拝受し、厳かな雰囲気で心身ともに清めていただきます。
 
3.ご利用料金(1人あたり)
 22,000円(税込) ※20歳未満のお客様はご参加いただけません。
~料金に含まれるもの~
・笹一酒造 日本酒        ・割烹笹一 特別料理
・北口本宮冨士浅間神社 ご祈祷  ・本列車の運行区間にかかる運賃等
※ご自宅等から集合場所まで、及びお帰りの際の運賃等は別途お買い求めください。

4.申込方法
2025年12月5日(金)~1月5日(月)の期間、「富士急のりもの百貨店」にて
予約販売を行います。
お申し込みはこちら:https://fujikyu.theshop.jp

【注意事項】
・インターネットのみのご予約受付となります。
・本イベントは2名1組でのご予約に限らせていただきます。
・4名様以上の場合は別々にお申し込みください。
・キャンセルの際は、所定の手数料に加え期間に応じたキャンセル料(%)が発生します。
 ―運行日の2週間前から:50%
 ―運行日の3日前~当日、または無断キャンセル:100%
・お帰りの運行時刻等の詳細は、富士山麓電気鉄道公式ホームページをご確認下さい。
 富士急行線公式HP:https://www.fujikyu-railway.jp

山梨の酒蔵「笹一酒造」について

 霊峰・富士を目指す巡礼の入り口として栄えた追分の地、山梨県大月市。この地に蔵を構えて360余年。笹一酒造株式会社は、1661年(寛文元年)に花田屋として創業いたしました。後に花田屋を継承し、初代蔵元となった天野久が、1919年に現在の笹一酒造へと改称・統合し、以来、富士信仰とともに酒を醸してまいりました。「笹一」は、日本酒を意味する「笹」と、日本一の霊峰・富士山の「一」の字を重ね、“最高の日本酒を造りたい”という願いをその名に宿しています。





 創業時より、富士・御坂山地の深層地下水と山梨で栽培されたお米を用い、日本酒を醸し続け、さらには日本酒蔵でありながらワイン造りも手がけてきました。富士・御坂山地の陽光と水捌けの良さを生かした大地に自社畑を拓き、ワイン醸造も70周年を迎えます。この土地の恵みを旨い酒に変えて、地元の人々と分かち合いたい。それが笹一酒造の創業から変わらぬ願いです。

提供酒「旦」について

 「旦」とは富士の頂より現れる日の出、そこからもたらされる新たな生を表す。
 「旦」の根底にあるのは至高の食中酒として、日本酒の最高峰を追求する醸造理念。この神聖なる土地に湧き出る「富士御坂清流水」と、丹念に選ばれた酒米が織りなすその風味は、深く端正で、悠久の趣を纏う。伝統的な酵母と乳酸菌を用いた低温長期発酵により、米が秘める本質的な旨味を限界まで引き出し、料理の味わいを一層引き立てながら、どのような美食にも豊かな余韻とともに、上質なひとときをもたらす。富士清流天酒「旦」、その一滴は清冽で荘厳。富士の頂からの光に相応しい日本酒の最高峰。





富士山麓電気鉄道「富士急行線」について

 富士山への玄関口として人々が行き交う山梨の地に誕生した富士急行線。その歩みは、1926年(大正15年)に設立された富士急行株式会社の前身・富士山麓電気鉄道株式会社まで遡ります。1929年(昭和4年)には大月~富士吉田(現・富士山)間23.6kmで営業を開始し、のちに富士吉田~河口湖間3.0kmの延伸。山梨県東部と富士五湖を結ぶ鉄道として、旅人や地域の皆様の暮らしを支えながら、この地を走り続けてきました。1960年には社名を「富士急行株式会社」へ改称し、観光地・富士山へのアクセスと地域の通勤通学輸送を担う存在として、多くの皆様に支えられながら運行を続けてきました。
 2022年には鉄道事業が独立し、創業当時と同じ「富士山麓電気鉄道」の名を掲げ、再出発いたしました。







 現在では、新宿と河口湖を結ぶ特急「富士回遊」が富士山エリアの主要アクセスとして広く親しまれています。また、富士山ビュー特急をはじめとする観光列車では、アテンダントによるご案内やこだわりの車内サービスを提供し、“乗ることそのものが旅の楽しみとなる時間”を創出。さらに近年は、地元企業や沿線コンテンツとの連携を深め、富士山麓の魅力をより豊かに味わっていただけるイベントや周遊企画にも取り組んでいます。
 富士急行線は、これからも富士山エリアの旅を豊かにし、この地域とともに走り続けてまいります。



会社概要
社名:富士山麓電気鉄道株式会社
代表者:石井 謙一
設立:2021年(令和3年)5月25日
所在地:山梨県南都留郡富士河口湖町船津3641番地
事業内容:鉄道事業、索道事業等
公式HP: https://www.fujikyu-railway.jp
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