巨大な鏡餅を木槌で開く「鏡開き」と、武道人の年頭行事「武道始め」で一年の修行の始まりを飾る

日本武道館の新春恒例行事「昭和100年記念 令和8年鏡開き式・武道始め」が1月12日(月・祝)の成人の日に日本武道館大道場(東京都千代田区)で開催されます。本イベントは、かつての日本の元服に由来する「鎧着初め」、鏡餅を鎧武者が木槌で開く正月の風物詩である「鏡開き式」、9つの武道による「武道始め」が行われ、華やかに新年の出発を飾ります。
■鎧着初め(よろいきぞめ)
「鎧着初式」の歴史は12世紀ごろ(平安~鎌倉時代)までさかのぼり、鎧を新調したときと、武家の男子の元服(昔の成人式、当時は13~16歳)に鎧を初めて着る儀式に端を発します。日本武道館の会場を約60名の甲冑武者が練り歩く姿はまさに「動く絵巻物」--出陣者が着るきらびやかな鎧装束は映画や大河ドラマで実際に使用されているもので、その重さは約20kgにもなります。


■鏡開き式
お正月に神前に供えられる「鏡餅」を、正月の松飾りがとれる吉日に撤去する方法として、砕いて食することを「鏡開き」といいます。刀で餅を「切る」ことは切腹を連想させるとして避けられ、木槌で「開く」という表現が使われます。当日用意される重さ約70kgの巨大な二段重ねの鏡餅を、甲冑姿の大将軍が一撃で開く姿をぜひご覧ください。

■武道模範演武・武道始め
新年の稽古始めとして、現代武道9種目(柔道・剣道・弓道・相撲・空手道・合気道・少林寺拳法・なぎなた・銃剣道)の各道代表者による模範演武と、総勢約700名の武道始めが行われます。



【都民還元事業のご案内】
日本武道館は東京都の補助を得て建物増改修工事を実施しました。これを受け、都民還元事業として、都民の皆様(※)を「昭和100年記念 令和8年鏡開き式・武道始め」にご招待し、来場時に記念品を差し上げます(先着300名様)。
ご希望の方は、応募フォーム【こちら】に必要事項を入力の上、メールの案内に沿って進み、記念品引換券を入手してください。多くの皆様のご来場をお待ちしております。
(※)都内にお住まいの方、または都内の事業所・学校へ通勤・通学されている方
○公益財団法人日本武道館について
日本武道館創建の目的は、我が国伝統の武道を、国民とくに青少年の間に普及奨励し、武道による心身の錬磨を通じて健全な育成を図り、我が国民族の発展に寄与するとともに、広く世界の平和と福祉に貢献することにあります。
今後も日本武道館は、日本の伝統文化である武道の振興普及を図るための事業を行い、その魅力と価値を伝えていきます。
開催概要
昭和100年記念 令和8年鏡開き式・武道始め日時:2026年1月12日(月・祝) 正午開会(予定)
会場:日本武道館(東京都千代田区北の丸公園2-3)
主催:公益財団法人日本武道館
協賛:日本武道協議会
協力:公益社団法人日本甲冑武具研究保存会、高津装飾美術株式会社
お問い合わせ先
公益財団法人日本武道館 振興部振興課TEL:03-3216-5134(平日10:30~16:00)
イベント情報(公式ホームページ)
https://www.nipponbudokan.or.jp/shinkoujigyou/gyouji_05☆YouTubeで大会CM配信中!
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ



















