当代十二世 伊東久重氏による和光では3年ぶり14回目の展覧会
銀座・和光では、2026年1月15日(木)~25日(日)の期間、セイコーハウスホールにて、「有職人形司 伊東久重三代展 つなぐ・技とこころ」を開催いたします。
江戸時代中期より京都で代々御所人形を制作している有職御人形司 伊東家。一子相伝にて継承される御所人形は、桐材を用いた木彫法、艶やかな白い肌、そして愛らしい三頭身の姿が特徴です。
今展では、当代十二世 伊東久重氏、庄五郎氏、大知氏の伊東家三代に渡る作り手たちが各々想い描く美の表現が一堂に会します。
当代の久重氏は、格調高い御所人形を中心に、胡粉高盛金彩絵の飾筥や装飾作品、長男の庄五郎氏は、御所人形に加え、しらたま、掌で愛でたくなるようなちびたま、胡粉高盛金彩絵の立体を、孫の大知氏は、日本画を出品します。
三者三様、時代と世代を受け継ぐ京の雅やかな世界を、この機会にぜひご高覧ください。
【ギャラリートークのご案内】
1月17日(土) 14:00~ 伊東久重氏
1月24日(土) 14:00~ 伊東庄五郎氏・大知氏
【十二世 伊東久重】

「燦々」 高さ37cm
「祥瑞」 高さ43cm
十二世 伊東久重(いとう・ひさしげ)略歴
1944年 京都府に生まれる
同志社大学在学中より人形作りを始める
1978年 有職御人形司 十二世 伊東久重を継承
現在 (一財)伝統文化保存協会理事長、(一財)不審菴理事
主な個展
セイコーハウスホール、京都高島屋美術画廊、大阪高島屋美術画廊、北村美術館四君子苑、虎屋京都ギャラリー
主な展覧会
科学万博日本歴史館、佐川美術館、美術館「えき」KYOTO、京都高島屋グランドホール、日本橋高島屋本館ホール、インターコンチネンタルウィーン、インターコンチネンタルマドリード
【伊東庄五郎】

「しらたま雛」 高さ14cm
「春の夢」 高さ17cm
伊東庄五郎(いとう・しょうごろう)略歴
1971年 十二世 伊東久重の長男として京都府に生まれる
幼少の頃より御所人形制作の基本である粗彫りを始める
大学卒業後、十二世 久重のもと御所人形師の道に入る
2005年 和光ホールにて最初の作品を発表
2010年 和光ホールにて初個展。以後、各地で個展を開催
2019年 久重十三世嗣として後嗣名「庄五郎」を襲名
現在 同志社女子大学非常勤講師
【伊東大知】

「碧」 33.3cm×24.2cm
伊東大知(いとう・たいち)略歴
2003年 伊東庄五郎の長男として京都府に生まれる
2022年 京都市立銅駝美術工芸高等学校 美術工芸科日本画専攻卒業
京都市立芸術大学 美術学部美術科入学
現在 京都市立芸術大学 美術学部美術科日本画専攻4回生
「有職人形司 伊東久重三代展 つなぐ・技とこころ」
2026年1月15日(木)~25日(日)
会場:セイコーハウスホール(東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス 6階)
お問い合わせ先:03-3562-2111(代表)
営業時間:11:00~19:00(最終日は17:00まで)
休業日:無休
入場料:無料
主催/和光
◎和光ホールは、「セイコーハウスホール」へ名称変更しました。
セイコーグループ事業全般に関連する展示や、アーティストとの共創など、世界に向けてさまざまな発信をしてまいります。
◎撮影をご希望の際は、営業時間外にて承ります。
営業時間および催事は予告なしに変更する場合がございます。
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ホームページ
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