~「おおたの未来づくり」の授業パートナーとして、86人の児童と「元気が出る災害時の食」について考える~

テーブルマーク株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:松田要輔)は、食育施策の一環として、12月10日(水)に大田区立出雲小学校にて「元気が出る災害時の食」について考える連携授業を実施しました。
 本授業は、大田区独自の教科である「おおたの未来づくり」※の学習の一環として実施しました。当社は大田区に食品開発センターを有しており、「子どもたちに食の大切さを知ってほしい、食に興味を持ってもらいたい」という想いから、授業パートナーとして、体験型の食育学習の伴走支援を行いました。
当社からは、普段商品企画に携わるマーケティング戦略部やBEYONDFREE推進室の社員が参加。9月には導入授業として、食の大切さや、災害に備えるローリングストックの考え方を学び、当社から「元気が出る災害時の食」のミッションを提示しました。その後、10月~11月に子どもたちがメニューを考案し、調理実習を実施。12月に、子どもたちが考案したメニューについてのプレゼンテーションを行いました。
※小学校第5・6学年の児童を対象に、授業パートナーとして企業や団体が学習の伴走支援を行い、「笑顔とあたたかさあふれる未来を創り出す力」の育成を目指す大田区独自の教科です。
サイト:おおたの未来づくりポータル

おおたの未来づくり 授業の流れ

■導入授業(9月実施)
当社社員より、食の大切さや、食を扱う上で大切にしていること、ローリングストックの考え方についての授業を行いました。子どもたちは積極的に質問しながら、理解を深めていきました。
授業パートナーからのミッションとして、“ローリングストックできるパックごはんを使って、災害時に元気を届けられるメニューを提案しよう”を伝えると、これからの学習を楽しみにしている様子が見られました。







■メニュー考案(10月実施)
子どもたちは災害時という制約がある状況の中で、どのような人を、どのような場面で元気にしたいのかを考え、コンセプトに合うメニュー考案に挑戦しました。ターゲットとなる人にアンケートをとり、特徴やニーズをリサーチしてメニューづくりに反映させました。班の仲間と様々な案を出し合い、お米をうどんに変身させる、チョコレートと合わせるなど斬新なアイデアが多数見られました。



■調理実習(11月実施)
子どもたちが考案したメニューを形にするため、当社のパックごはんを使用した調理実習を2回実施しました。1回目の改善点を反映した2回目の調理実習では学校職員と当社社員が試食し、味や見た目の審査を行いました。災害時を想定して、使用する調理器具や水の量、食材などの制限がある中で調理方法に工夫を凝らしながら取り組んでいました。本格的な調理実習は初めての子どもたちでしたが、試行錯誤しながらも、「元気になってもらいたい」という想いが溢れるメニューを披露している姿が印象的でした。







■最終発表(12月実施)
これまでの学習と調理実習で得た気づきをもとに、子どもたち自身が工夫したポイントや考えを、自分たちの言葉で伝える発表会を実施しました。当日は学校職員と当社社員に向けて子どもたちがプレゼンテーションを実施。コンセプトや「元気を届けたい」という想いを伝えきることを目標に、他の学年の先生方やメディアの方、当社社員など大勢の大人が見守る中、緊張しながらも真剣に発表に臨む姿が見られました。



授業に参加した子どもたちの感想

- 「災害にあったときにどんなことができるのか改めて考えた。」
- 「コンセプトに合うメニューを考えるのが難しかったけど楽しかった。」
- 「調理実習で美味しいと言ってもらえて嬉しかった。もっと料理が好きになった。」
- 「発表のときは緊張したけど、みんなと協力して伝えきることができた。」
- 「授業を通して、いつも当たり前に食べている食の見え方がぐんと変わった。食べることが好きになった。」

テーブルマーク×大田区立出雲小学校 おおたの未来づくり 概要

■期間:2025年9月~12月
■場所:大田区立出雲小学校(〒144-0044 東京都大田区本羽田1丁目2番4号)
■テーマ:ローリングストックできるパックごはんを使って、災害時に元気を届けられるメニューを提案しよう
■対象:大田区立出雲小学校 5年生
■日時・内容:
- 導入授業 (9月18日)
・当社社員が「食の大切さ」や「ローリングストックの考え方」についての授業を実施し、ミッションを提示
- メニュー考案 (10月 ※学校にて単体で実施)
・子どもたちがターゲット、コンセプトを設定し、災害時という制約の中でメニューを考案
- 調理実習 (1回目:10月 ※学校にて単体で実施、2回目:11月14日)
・子どもたちが考案したメニューを実際に調理し形にする
・2回目の調理実習では学校職員と当社社員が試食
- 最終発表会(1組:12月5日、2組:12月8日、3組:12月10日)
・子どもたちが考案したメニューと工夫したポイントについてプレゼンテーションを実施

テーブルマーク株式会社 概要



社名:テーブルマーク株式会社
代表取締役社長:松田 要輔
本社所在地:東京都中央区築地6-4-10
事業内容:冷凍食品、その他食料品の製造・販売
URL:https://www.tablemark.co.jp/ 


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