国立大学法人千葉大学(本部:千葉県千葉市中央区、学長:横手幸太郎、以下「千葉大学」)は、TREホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表:阿部光男、以下「TRE」)と相互の連携によるGreen Transformation (GX)(注)分野における新産業の創出に向けた産学連携活動を推進するため、株式会社千葉大学コネクト(本部:千葉県千葉市稲毛区、代表:山本智久、以下「千葉大学コネクト」)の仲介により、2026年2月9日(月)に「産学連携に関する協定」(以下、「本協定」)を締結しましたのでお知らせいたします。

■本協定の背景 
 千葉大学は、文部科学省・日本学術振興会が実施する、2023年度「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択され、強み・特色のある研究領域を戦略的に強化し、成果の社会実装に繋げるとともに、それらの取組を学内に展開することで、全学の中長期的な発展を目指しています。その活動のなかで、2025年4月に大学と社会をつなぐをミッションとして千葉大学が100%出資をする千葉大学コネクトを設立し、2025年5月に「千葉大学 Biohealth open Innovation Hub(BIH)」を整備するなど、イノベーション創出に向けた取り組みを推進しています。
 TREは、2024年5月発表の「第2次中期経営計画」において長期ビジョン「WX環境企業」への挑戦を掲げました。廃棄物処理の技術的・採算的課題を克服し、資源やエネルギーへと変換する「WX(Waste Transformation)」を推進することで、様々な業種の企業や自治体、機関と動脈・静脈の枠組みを超えた“共創”を生み出し、高度循環型社会、脱炭素社会の実現に挑戦しています。
 脱炭素と経済成長の両立を目指すGXの実現は、持続可能な社会の構築に向けた重要な課題となっています。本協定の下で千葉大学とTREは、共創研究所を設立し、GX分野の新産業の創出という観点から新たな取り組みの実現を目指します。

■本協定の概要 
●目的
 地域課題の解決に資する国際競争力を有するGX分野の新産業の創出を通じて、Waste Transformation(WX)の推進を図ります。
●主な連携事項
(1)GX産業の創出に必要な協力事項
1. 千葉県におけるGX事業に関すること
2. TREの実施する環境複合事業などに関すること
3. 新技術又は新産業の実証機会の提供に関すること
4. 創出する新産業の環境的、政策的、経済的評価に関すること
5. その他上記の目的を達成するために必要なこと

(2)GX産業の社会定着に必要な協力事項
1.  実証の場への学生等の人材の派遣と受入に関すること
2.  新技術や新産業等の啓発に向けた環境教育に関すること

■今後の展望
 本協定は、千葉大学の知見とTREの事業基盤を掛け合わせることで、産官学の枠組みを超えた共創により「WX」を具体的な社会実装へとつなげるものです。
今後は、GX分野における実証成果の社会実装や新産業の創出を通じて、廃棄物の新たな可能性を引き出し、高度循環型社会および脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

■用語解説
注)Green Transformation (GX): 石油や石炭などの化石燃料に依存した社会構造から、再生可能エネルギーなどのクリーンエネルギーを中心とした社会構造へと転換していく取り組み。
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