SIMSCAN Gen2
APPLE TREEは、産業向けハンディ3Dスキャナーの新モデル「SIMSCAN Gen2」を2月24日に発売した。最大0.020mmの高精度計測と毎秒580万点の高速スキャンを同時に実現。品質検査からリバースエンジニアリングまで、幅広い用途に対応している。現場の計測効率とデータ品質を大幅に向上させる製品だ。中小企業経営強化税制(A類型)の優遇措置対象製品としても登録されている。
微細形状まで正確に捉えるレーザースキャン
SIMSCAN Gen2は、工業部品のエッジや微細形状も高解像度で取得できる最大0.020mm精度を実現している。寸法検査や品質保証など、精度が求められる現場でも十分に利用が可能。CAD照合や3D測定の精度向上にも寄与し、製造工程の信頼性向上につながる。
最大580万点/秒の高速スキャンも可能で、27本のレーザークロスと独自アルゴリズムによって複雑形状の点群を高密度で取得できる。大型ワークの全体3D化や、複雑形状の再現をスムーズに行うことができるため、工場や研究現場でも即戦力となる。
設置型スキャナーでは難しい環境や姿勢でも、手持ち式の強みを生かして柔軟に対応。軽量で人間工学設計によって、長時間の使用でも作業者の負担が少ない設計となっている。奥まった箇所や狭い空間でもスムーズにスキャンができ、現場での運用自由度が高い点も魅力だ。
なお、税制の優遇措置対象製品として登録されていることから、税制活用によって導入コストを抑えてデジタル設備投資を進められる点は、中小製造業にとって大きな後押しになる。
SIMSCAN Gen2は「高精度」「高速」「機動性」という3Dスキャナーに求められる要素を高いレベルで兼ね備えている。製造業のDXが加速する中、現場の信頼性と効率を一段と引き上げる存在として注目が集まりそうだ。
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