企業×大学×高校×幼稚園・こども園のコラボレーションで地域連携強化へ

丸石製薬株式会社(本社:大阪市鶴見区、代表取締役社長執行役員:井上勝人、以下「丸石製薬」)は国立大学法人静岡大学(静岡市駿河区、学長:日詰一幸、以下「静岡大学」)と共同開発した「防災×感染対策」に関する紙芝居教育ツール『かんせんレスキューシズマルーズ ようちえんにやってきた』を活用し、大阪府立汎愛高等学校(大阪市鶴見区、校長:浅川又一、以下「汎愛高校」)の協力を得て、大阪市鶴見区内の幼稚園・こども園計3施設で読み聞かせイベントを開催しました。




◆開催までの経緯

丸石製薬では、共同開発を行った感染対策コンシェルジュメンバーを中心に、この教材を実際に地域や教育機関で役立てていただこうと、近隣の幼稚園やこども園での読み聞かせイベントの開催を検討しました。 また、紙芝居の読み聞かせ役には世代のより近い高校生にお願いしたいと考え、汎愛高校に協力を呼びかけたところ快く引き受けてくださいました。汎愛高校は以前から近隣の幼稚園やこども園と交流があることから読み聞かせイベントの提案へとつながり、2025年12月11日と2026年2月12日に開催することになりました。


読み聞かせイベントの主役は汎愛高校3年生の生徒5名。将来保育士などをめざす彼らに「絵本教室」の課外授業を行っている藤井豊教諭(国語担当)は、数年前から実際に生徒に絵本の読み聞かせを経験してもらう取り組みをされています。「絵本には、こどもたちの国語力などを大きく伸ばす効果があり、高校生にとっても良い職業体験となると考えています。」と語る藤井教諭。生徒は、「この紙芝居の読み聞かせをしっかり練習して、園児に楽しんでもらえるように頑張ります。」と意気込みを語ってくれました。
 当日は、紙芝居を共同開発した静岡大学教育学部の教員や学生も参加し、企業×大学×高校×幼稚園・こども園によるコラボレーション企画が実現しました。




◆紙芝居が始まる前から園児との交流で場を温める

幼稚園では、高校生と園児がお庭で思い思いに遊んだり、こども園では事前に実習で訪問していたりと交流を深めていたため、園児はお兄さん、お姉さんに読み聞かせをしてもらえることをとても楽しみにしている様子。紙芝居が始まる前には、シズマルーズの決めゼリフ「まるっと了解!」の動きをみんなで練習しました。

◆高校生が「かんせんレスキューシズマル―ズ」になりきって紙芝居を披露

紙芝居に登場するキャラクターは、手洗い、アルコール消毒、換気、咳エチケット、塩素系消毒という感染症対策の基本をモチーフにした5人のレンジャーたち。高校生は担当するキャラクターの絵を首から下げ、どのキャラクターが話しているか視覚的にわかるように工夫していました。他にもキャラクターになりきって、抑揚をつけて読んだり、ポーズをとったり、園児を惹きつけていました。
単に紙芝居を聞くだけではなく、一緒に体を動かしながら決めゼリフを言ったり、替え歌を歌ったりしたため、園児は集中力を途切れさすことなく聞くことができたようです。

大阪市立榎本幼稚園

社会福祉法人敬愛会もろぐちこども園

社会福祉法人敬愛会よこづつみこども園

◆感染対策クイズで楽しみながら知識が身につく

読み聞かせ後は、作中に出てくる感染対策にまつわる○×クイズを実施しました。正解だと思う方にそれぞれ分かれ、正解が発表されるのをワクワクしながら待つ様子が印象的でした。当たったときには「やったー!」という声とともに飛び跳ねて大喜びしていました。

この紙芝居は、教育現場や地域での読み聞かせを通じて、災害時における感染症対策の普及・啓発に役立ててほしいという願いがこめられています。今後、幼稚園や保育園、小学校などでの活用が予定されています。
今回のイベントには、大阪市鶴見区役所職員の方、地域振興会の方、鶴見区社会福祉協議会の方も見学に来られました。普段からお互いの顔が見える関係性を構築することは、有事の際の協力関係の構築にもつながる大切な防災の取り組みの一つです。
丸石製薬は、今後も地域社会とのつながりを大切にした取り組みを継続してまいります。



紙芝居活用のための工夫
紙芝居には、静岡大学教育学部藤井基貴研究室が構築してきた「脅さない防災」や、「フェイズフリー防災(防災の日常化)」という考え方と、丸石製薬が培ってきた感染対策のノウハウが取り入れられており、園児が安心して学び、日常生活の中で実践できるようにさまざまな工夫がされています。
紙芝居には活用ガイド(QRコード)が付属しており、読み聞かせの後には、内容や感染対策にまつわるクイズ、スタンプラリー、ゲームなどを行うことで、楽しく正しい知識や習慣を身につけることができます。また、紙芝居の読み手側のページにはさらに詳しい感染対策のポイントが記載されているので、対象に合わせて読み手がアレンジすることも可能です。

国立大学法人静岡大学教育学部藤井基貴研究室について
静岡大学教育学部藤井基貴研究室は、教育学(教育哲学・教育史・道徳教育)を専門とする藤井准教授が主宰する研究室です。東日本大震災をきっかけとして教職を目指す学生たちと共に防災教育の教材・授業開発を展開しており、優れた防災教育を顕彰する兵庫県等主催「1.17防災未来賞」(ぼうさい甲子園)では6回の「ぼうさい大賞」を含む、12回の受賞歴があります。2022年には同研究室卒業生及び慶應義塾大学大木聖子研究室と一般社団法人BOSAI Edulabを共同設立し、ユース災害ボランティア基金を発足するなど災害復興支援も行っています。
国立大学法人静岡大学の詳細情報は、https://www.shizuoka.ac.jp/ をご覧ください。
藤井基貴研究室の詳細情報は、https://wwp.shizuoka.ac.jp/emfujii/ をご覧ください。

丸石製薬株式会社について
丸石製薬株式会社は、1888年に日本薬局方医薬品(ベーシックドラッグ)メーカーとして創業しました。創業130年を超える歴史のなかで培ってきた技術や知識・ノウハウを活かし、患者さんのQOL向上を最大の目的として医薬品の研究・開発・普及を幅広く行い、医療に貢献しています。
近年では、周術期医療領域、感染対策領域、ベーシックドラッグ領域を事業基盤に、新たに急性期・救急医療や支持医療(がんサポーティブケア)への展開も進めています。
丸石製薬株式会社の詳細情報は、https://www.maruishi-pharm.co.jp/ をご覧ください。

感染対策コンシェルジュについて
丸石製薬株式会社が長年にわたり培ってきた感染症に関する知識やノウハウをもっと広く社会に役立てることを目的とし、2014年に誕生しました。一般の方々から感染対策の専門家の方々まで、さまざまな立場の方を対象に感染対策や消毒剤に関する正しい情報のご提供やご相談いただいた問題の解決への協力、感染対策の啓発、感染対策地域ネットワーク構築のお手伝い、医療・福祉・教育関連の機関への情報提供を実施しています。
感染対策コンシェルジュの詳細情報は、https://www.m-ipc.jp/ をご覧ください。
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