~総務省「地域社会DX推進パッケージ事業」による“知床半島の安全DX”の一環として、観光・アウトドア客の安全対策を支援~

山や海での行方不明者の位置を特定する捜索サービス「ココヘリ」を運営するAUTHENTIC JAPAN株式会社(本社:福岡市中央区、代表取締役社長:久我 一総 以下、当社)は、株式会社ゴールドウイン(以下「ゴールドウイン」)が運営する「THE NORTH FACE/HELLY HANSEN 知床店」(以下「ノースフェイス知床店」)にて、知床半島でアウトドアアクティビティを楽しむ来訪者を対象に、捜索サービス「ココヘリ」の発信機(GPSモデル)の無料貸出を2026年3月9日(月)より開始します。



知床半島では携帯通信が届かないエリアも多く、観光船、登山・トレッキング等の自然体験アクティビティにおいて、安全確保の仕組みづくりが課題となっています。本取り組みは、当社とINCLUSIVE株式会社が共同で2026年1月より開始した「LPWA通信網を活用した知床半島における主要観光の安全DX化推進事業」(総務省「地域社会DX推進パッケージ事業」)の一環として行われるもので、観光動線上で入手できる安全装備として発信機携行を後押しするものです。

世界自然遺産の中で環境を損なわずにGPSエリアを構築し、海と山を楽しむ観光客へ発信機携行を促すことで、エリアの安全DX化の推進、知床半島のイメージ向上と観光客増を目指します。

また知床では、2025年8月14日に羅臼岳登山道においてヒグマによる人身事故が発生し、注意喚起や立入規制等が行われました。こうした側面からも来訪者の安全対策の選択肢を増やすことが求められています。

ココヘリ発信機(GPSモデル)を携行いただくことで、事故・遭難等の緊急時に捜索側がココヘリの電波を用いた位置特定が可能となり、捜索の迅速化を支援します。

※本貸出の発信機は、利用者ご自身が端末で現在地を閲覧する用途ではありません(捜索・救助の迅速化を目的とした仕組みです)。

取組概要
ノースフェイス知床店にて、ココヘリ発信機(GPSモデル)を無料貸出(Web予約+現地で貸出/返却)。発信機携行により、万一の際に捜索側が位置特定を迅速化できる仕組みを来訪者に提供します。
- 開始日:2026年3月9日(月)
- 貸出場所:THE NORTH FACE/HELLY HANSEN 知床店(知床自然センター内)住所:〒099-4356 北海道斜里郡斜里町大字遠音別村字岩宇別531 知床自然センター内
- 対象:ノースフェイス知床店を訪れ、知床半島でアウトドアアクティビティを楽しむ方
- 貸出方法:Web予約(準備中)/現地で貸出・返却
- 貸出品:ココヘリ発信機(GPSモデル)※ノースフェイスモデル/ヘリーハンセンモデルあり
- 利用料金:無料(補助事業により費用負担)




背景:知床で進む“安全DX”と、観光動線上での安全装備の提供
当社は、山岳・海上の捜索支援として「ココヘリ」「ココヘリマリン」を展開し、官民の捜索リソース(ヘリ、ドローン、地上隊等)と連携しながら捜索の迅速化を支援してきました。
知床においては、2022年の知床遊覧船沈没事故を受け、2024年4月28日に知床小型観光船協議会所属の観光船事業者3社に対し、位置情報を発信する発信機140台(専用ポーチ付属)と捜索用受信機7台を寄贈するなど、海上での安全対策にも取り組んでいます。
さらに2026年1月より、総務省「地域社会DX推進パッケージ事業」において、LPWA通信網を活用した知床半島の主要観光の安全DX化推進を開始しました。世界自然遺産エリアにおいて環境への配慮と両立しながら、観光客が海・山双方のアクティビティを安全に楽しめる環境整備を目指しています。
ノースフェイス知床店は知床自然センター内に立地し、知床でのアウトドアアクティビティを目的とした来訪者が多く立ち寄る拠点です。ゴールドウインは斜里町・知床での取り組みを継続し、知床自然センターや関係者と協力しながら地域の魅力発信等にも関わってきました。
今回、これまでの知床での連携の蓄積を踏まえ、観光動線上での発信機貸出を開始します。

今後の展開
当社は、知床での安全DXの取り組みを通じ、観光客が自然を楽しむ機会と安全対策が両立する環境づくりを推進します。また、観光・アウトドアの主要動線で“借りられる安全装備”の提供を広げ、地域の安全・安心と観光価値向上に貢献してまいります。

(参考)ゴールドウインとの協業について
当社は、これまでにもゴールドウイン(THE NORTH FACE等)と連携し、「SAFE FOR FUTURE」プロジェクトとして青少年の安全登山支援等の取り組みを継続して実施しています。
*「SAFE FOR FUTURE」公式サイト https://www.cocoheli.com/ch/safe-for-future


■「ココヘリ」とは
国内で唯一へリで山岳遭難者を捜索できる会員制の「民間へリ捜索サービス」です。山小屋などの民間組織による救助活動費用や公的機関の捜索打ち切り後に実施される民間の捜索費用を保険金としてお支払いする「山岳保険」に対して、「ココヘリ」は捜索サービスとして遭難者の生存率をあげることができます。
「ココヘリ」は発信機の電波とヘリ・ドローンを利用することで、従来の”目視での捜索”と比べ捜索時間を大幅に短縮し、「ここにいる」という0mの距離まで遭難者の位置を特定。捜索時間を長期化させないことが特徴です。
ココヘリ会員にそれぞれ専用の発信機を貸与し、会員は必ず発信機を身に着けて登山を行います。遭難事故発生時には、登山計画書にある山域をめがけてヘリを飛ばす準備を進めます。ヘリ・ドローンに受信機を搭載し、会員が身に着ける発信機と「直接通信」することで、スマートフォンが通信圏外の山域地帯でも迅速な捜索が可能となります。こうした「命を守る」ことへの高い性能が登山家に強く支持され、会員数は17万人を超えるまでに達しています。

会社概要
AUTHENTIC JAPAN株式会社
代表取締役社長:久我 一総
本社:福岡県福岡市中央区赤坂1-6-15-4F
URL:https://www.authjapan.com/
事業内容:山岳捜索サービス「ココヘリ」などの展開

代表取締役 久我 一総の略歴
1978年、福岡県福岡市生まれ。西南学院大学文学部外国語学科英語専攻卒業。2002年パナソニックシステムネットワークスに入社し、SCM部門の責任者としてイギリスの子会社へ出向。10年後に帰国し、商品企画部門へ異動。2011年にAUTHENTIC JAPANを立ち上げ、退職。現在に至る。
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