2026年2月27日(金)、中部国際空港株式会社の若手社員と中京大学の学生が、中京大中京高校に出張し、実際に海外で体験した「あるある」を集めた「それ、言ってよ先に。」展を開催しました。


集合写真(当社の若手社員と中京大学の学生)

~「それ、言ってよ先に。」展ってなに?~

「それ、言ってよ先に。」展は、「若者よ!海外へ」をキーワードに、中部国際空港株式会社(所在:愛知県常滑市 代表:籠橋寛典)が中京大学(所在:愛知県名古屋市)の学生と連携し、海外への魅力発信を行うプロジェクトです。

コロナ禍を境に、海外渡航(アウトバウンド)は大きく落ち込みました。外務省が公表する旅券統計でもその影響は明確で、2021~2023年のパスポート発行数は大幅に激減。 その後は回復傾向にあるものの、依然としてピーク時にはまだ届かない低い水準にとどまっています。


出所:令和8年2月 外務省 旅券統計


空港会社では回復を促すため、25歳以下の若者に向けた、パスポート取得キャンペーンなどの若年層向けの取り組みを強化してきましたが、訴求は十分とは言えず、課題は残ったままでした。

そんな中、新たな取り組みとして企画したのが、中京大学の国際交流学生団体「VOICE」と連携したプロジェクト「それ、言ってよ先に。」展です。この企画展では、海外渡航時の若者の不安や課題を“海外あるある”として可視化し、事前に知ってもらうことで、海外に前向きになれる内容を発信しました。2025年7月には中部国際空港で第1弾を開催し、幅広い世代に好評を得ました。
「それ、言ってよ先に。」展 第1弾の様子

そして、この先もっとこの情報を広めたい。さらに直接「若者に海外の良さを伝えていきたい」という思いから、今回、会場を飛び出し、高校への出張プロジェクトが開催されました!

~いよいよスタート!「それ、言ってよ先に。」展 in 中京大中京高校 

出張したのは中京大中京高校。
企画メンバーの熱意を受け、今回の企画を快く受け入れてくださいました。

イベントでは、メインとなる「それ、言ってよ先に。」展のほか、高校生に興味を持っていただけそうな「性格別旅行先診断」。そして、高校生の生の声を聞くための「参加型アンケート」も実施しました。

開始早々会場には300人を超える高校生が続々と集まり、若者の海外への関心が高いことがひしひしと伝わって来ました。


会場全体の様子


興味深々に展示を見る高校生

企画展内容

【企画その1】「それ、言ってよ先に。」展
この展示では、大学生が海外旅行や留学で実際に経験した「あるある」や「それ、先に言ってほしかった!」というリアルなエピソードを、親しみやすいイラストとともに紹介。初めての海外で気になる疑問に、等身大の視点で答え、若者が海外へ行く際の不安解消につながる内容にしました。


「日本のプラグ使えない」「日本のお菓子海外にたくさんある」



「トイレに紙、、、ないんだけど」「日本より公共の場にゴミ箱ありがち」

さらに、パネルと一緒に写真撮影を楽しめるように、自作のゴミ箱やトイレットペーパーの芯、サングラスなど、大学生の視点を活かし、ユニークで海外らしさを感じる小物をたくさん用意し、海外体験の雰囲気を気軽に味わえるようにしました。高校生たちは、見て・触れて・撮って楽しめる仕掛けを取り入れたことで、「映える」体験をしながら、自然と海外への興味を高めていました!!


工夫をした小物を説明する様子(右:当社の若手社員・中央:大学生・左:高校生)

工夫をした小物を実際に手に取る様子(両端:大学生・中央:若手社員)


パネル展示と中京大学のマスコットキャラクター・チューグルと写真を撮る高校生

小物を使ってパネル展示で写真を撮る高校生

【企画その2】性格別旅行先診断
「性格旅行先診断」は、二次元コードを読み込み、いくつかの質問に答えれば、すぐにその場で、自分に合った旅行先が診断される仕組みです。さらに、ポスターに掲載した二次元コードを読み取り、イベント公式Instagramに飛べば、診断結果に合わせたおすすめスポットや海外情報などが確認でき、高校生たちは“旅行したい気持ち”を高めていました。


性格旅行先診断に挑戦している高校生


Instagramを案内する大学生と結果に驚く高校生


【企画その3】海外への興味や不安などの意識を可視化!「参加型アンケート」!
会場に大きな世界地図を用意し、高校生たちが“行ってみたい国”にシールを貼り、さらに付箋に「海外旅行のイメージ」や「不安に思うこと」を自由に記入してもらうことで、参加者のリアルな声をその場で可視化できるアンケートを実施! 高校生同士や大学生との会話が自然に生まれ、不安を共有・解消できる場となりました。付箋がすぐになくなるほど多くの意見が集まり、関心の高さがうかがえました。

行きたい国にシールを貼る高校生と海外への印象を聞く大学生


イベント終了後の「参加型アンケート」


イベントは大きな盛り上がりの中終了。~ここにたどりつくまで~

今回の出張展示は、高校生に向けて大学生のリアルな体験を紹介し、海外への興味を高めてもらうことを目的に、第1弾展示を“写真映え”や“タイムパフォーマンス(タイパ)”を意識した内容へ刷新しました。企画は中京大学の学生14人と当社社員5人の計19人で担当し、年齢が近いことから活発な意見交換が生まれ、多くの工夫や挑戦が盛り込まれました。

右:当社の若手社員・左:中京大学の学生が打合せしている様子

【工夫その1】PR 大作戦!
高校生の関心を高めるため、中京大中京高校の協力のもと校内にポスターを掲出し、イベント情報を周知しました。また、若年層が重視する“タイパ”に配慮し、Instagramで準備の様子を発信するなど、短時間でも参加価値を感じてもらえる工夫を施しました。
さらに、高校側のご協力で卒業前の生徒へ直接PRする機会を得て、中京大学のマスコットキャラクター「チューグル」と中京大学出身のOB学生が登場し、イベントの魅力を熱く紹介。多くの高校生が興味を持ち、実際に来場へつながりました。


校内に掲出したポスター


卒業式のリハーサルで直接イベントをPR

【工夫その2】自分たちの手で「写真映え」の展示をアップデート!
高校生に写真を撮ってもらい、SNSなどで拡散していただけるように、アルミホイルや段ボールなどの身近な素材を使い、シャワーヘッドなどの小物を手作りし、「写真映え」する展示へアップデート!学生の創意工夫で、展示の体験性と楽しさを高めただけではなく、よりリアルで共感性の高い展示内容を実現しました。また、会場でしか体験できない仕掛けを導入したことで、参加意欲と満足度の向上を図りました。


自作したシャワーヘッドを持つ大学生


また、パネル展示には、コロナ禍で使用していたパーテーションを台座に再利用したことで、よりパネルを魅力的に見せることができました。


パーテーションに貼ったパネルを持つ大学生

【工夫その3】アンケートは二次元コードにお菓子を付けて!

二次元コードを仕込んだプレゼント

アンケートを説明する大学生


タイパを重視する高校生の行動特性を生かし、スマートフォンで二次元コードを読み取ってアンケートに回答すると世界のお菓子をプレゼントする仕組みを用意しました。この仕組みは大好評で、多くのアンケートデータを取ることにも成功しました!


大行列ができるほど効果がありました!


~イベントの感想・アンケート結果~

会場で採取した、高校生の海外に対する意識や展示内容への評価を把握するためのアンケートでは、高校生の興味関心の傾向や展示への反応を具体的に把握することができました。

Q. このイベントを通して、海外に対する気持ちはどう変わりましたか?



高校生を対象に「このイベントを通して海外に対する気持ちはどう変わりましたか?」と質問したところ、約87%の学生が『海外に行きたいと思った』と回答し、展示を通じて海外への関心が大きく高まったことが明らかになりました。

Q. 「海外に行ってみたい」と思うきっかけになったコンテンツはどれですか?



高校生に「海外に行ってみたいと思うきっかけになったコンテンツはどれですか?」と質問したところ、性格旅行先診断やパネル展示など、自分ごととして捉えられる体験型コンテンツに高い関心が寄せられたことがわかりました。




参加した高校生
高校生の感想海外旅行はこれまで自分の選択肢にあまりありませんでしたが、イベントに参加したことで「海外に行ってみたい!」という気持ちが強くなりました。治安や言語、現地での公共交通機関などに不安を感じていましたが、大学生の方から実体験を聞くことで、必要以上に身構えなくても大丈夫だと感じられるようになりました!




~企画を振り返って~


【企画の学生リーダー】中京大学 加藤 朝陽さん年齢の近い高校生のみなさんからリアルな声を聞くことができて、とても良い経験になりました。思っていた以上に反応が良く、こちらが驚くほど前向きに展示を楽しんでもらえたのが印象的です。今回は団体として「次世代へ継承する」というテーマも掲げていましたが、1・2年生が中心となって準備を進めてくれたことで、高校生により寄り添った展示にアップデートできたと感じています。これからも、もっと多くの若い世代に海外の魅力を伝えられるような展示づくりに挑戦していきたいと思っています。




中京大学 加藤 朝陽さん(大学3年生)


中部国際空港株式会社 前林蒼衣(2年目)
【企画をサポートした若手社員】中部国際空港株式会社 航空営業部 前林蒼衣若い世代ならではの発想で、海外や旅の魅力を一緒に発信できたことを大変嬉しく思います。
第1弾では幅広い層が対象でしたが、今回はより若年層にフォーカスし、高校生に向けて展開しました。その結果、「海外は遠い存在だと感じていたが、興味が湧いた」といった声を直接聞くことができ、大きな励みとなりました。中部国際空港としては、将来の旅客となる若い世代への継続的なアプローチが必要と考えています。また、他大学とも連携しながら、より多くの若い世代の方々に「海外って楽しそう!」と感じられる機会を増やしていきたいです。




無事イベントを終えてホッとした当社の若手社員と中京大学の大学生

中部国際空港株式会社と中京大学は、今後も中部地域の若年層に海外の魅力と可能性を伝え、次の一歩を踏み出す後押しを行います。将来的には、中京大学をモデルケースに他大学への展開も視野に入れ、地域の若年層と連携した取り組みへと発展させていく予定です。

これからも、中部国際空港は“地域の若者が世界へ踏み出す入口”としての役割をさらに強化し、海外に挑戦する文化を地域に根付かせる取り組みを進めてまいります。

■「それ、言ってよ先に。」展 概要
・開催日:2026年2月27日(金) 10:40~14:30
・場所:中京大学附属中京高等学校 生徒ラウンジ
・企画内容: 
1. 「それ、言ってよ先に。」展
2. 性格別旅行先診断
3. 参加者の意識調査と参加型アンケート




中部国際空港株式会社 会社概要・会社名:中部国際空港株式会社
CENTRAL JAPAN INTERNATIONAL AIRPORT COMPANY , LIMITED
・所在地:愛知県常滑市セントレア一丁目1番地
・設立:
1998年5月1日(1998年7月1日 中部国際空港の事業主体として国の指定会社となる)
・代表:
代表取締役社長 籠橋寛典(かごはし ひろのり)
・主な事業内容:
1.
中部国際空港及び航空保安施設の設置及び管理
2.旅客及び貨物の取扱い施設等の機能施設、店舗等の利便施設の建設及び管理
3.上記に付帯する事業
・従業員数:308名 役員(常勤)含む 
 ※2025年4月1日現在
・会社WEB:
https://www.centrair.jp/corporate/


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