パナソニックのマッサージチェア
【パナソニックの小世帯向け提案・Vol.3】パナソニックは小世帯のくらしに寄り添い、“コンパクトなのに上質で心地よく過ごせる家電”をテーマとして製品を提案している。Vol.1のテーマは「食」、Vol.2は「時間と空間」だったが、今回のテーマは「自分のからだと向き合う」。同社の提案を紹介しよう。
リアルプロ カーサラインはスリムでソファライクなマッサージチェア
少子高齢化が進む日本では、全世帯におけるファミリー層の割合が減少し、単身やパートナーとの2人などの世帯構成人数2人以下の小世帯が増加している。
国立社会保障・人口問題研究所が公表した将来推計では、2030年に全世帯の61.1%を小世帯が占め、2050年にこの割合は63.2%に達すると予想されている。
パナソニックが1人もしくは2人世帯に対して行ったアンケート調査で、日々のくらしの中で大切にしていることを聞いたところ、『心・身体をリラックスさせる・休める・癒す』を挙げた回答者は全体の71.0%。小世帯の実に7割以上が心身のリラックスやケアを重視していることが分かった。
多忙な毎日を送る小世帯にとって、自分自身の健康管理は、そのまま生活の質に直結する。心身のリラックスや身体のケアは、それだけ重要なのだ。パナソニックでは、同社の製品で自分のからだと向き合う時間をつくり、小世帯のくらしの質を高める提案を推進している。
その“自分のからだと向き合う”製品が、マッサージチェアの「リアルプロ カーサライン」EP-MA110(以下、MA110)である。
マッサージチェアは文字どおりマッサージに特化し、リラックスには最適な製品だ。だが、一般的なマッサージチェアは本体のサイズが大きく、使用していないときでもそれなりのスペースを占有してしまう。
MA110は、本体サイズが大きくなりがちなマッサージチェアの課題に対して、スリムかつリクライニングチェアとしての機能にもこだわった製品である。本体はひじ掛けまでの左右幅が約68cm、奥行は約118cm(リクライニング時は最大約180cm)。約1畳のスペースに設置できる仕様となっており、搬入に関しても一般的なマンションのドア幅に配慮した設計だ。
また、マッサージチェアでありながらも腰かけたときの心地よさを追求したという。通常時は背もたれを立てておくと、電動リクライニングチェアとして使用可能。ツイード調ファブリックとインテリアにマッチする色調などは、スタイリッシュなチェアそのものといえるだろう。
パナソニック独自のヒューマンハンドモミメカを採用
MA110は同社のリアルプロシリーズのスリムタイプのモデルで、フラッグシップモデルは脚や腕までマッサージするが、MA110がマッサージするのは首からおしりまでの部位である。
だが、肝心のマッサージに関してはフラッグシップモデルと同じメカニズムを採用。AI制御によるセンシングで、人によって異なる肩の位置を特定し、身長を推定してその人に合ったマッサージを行う。
上下左右4つのもみ玉が最大幅約25cmで左右に動き、肩では肩の真上からほぐせる最大突出量約12.5cm、おしりでは最大突出量約9cmと大きく前にせり出し、深層筋まで揉み上げる。もみ玉は上下方向に最大約93cm移動し、肩から背中、腰、おしり、太もものつけ根まで広くカバー。もみ玉には温感ヒートディスクが一体化されており、部位を温めながら揉みほぐす。
パナソニック独自のヒューマンハンドモミメカにより、もみ玉は最小約10mm幅で動作する。これは親指の腹で深くねり回してコリをほぐすのと同じ原理で、コリをピンポイントでほぐす動きの再現を目指したものだ。
腰周りやおしり周りのマッサージでは、エアーバッグの加圧ともみ玉によって腰周りのコリやおしりの深部までほぐす。
もみ玉の繊細な動きは、ロボット工学を応用して4つのもみ玉がそれぞれ上下・左右・前後に独立して動く3D独立駆動と制御技術によるところが大きい。制御技術では、1)3つの位置センサーと1秒間に100回もみ圧を感知するもみ圧センサーが、もみ玉にかかる圧力を検出する。
2)センサーで検知された情報はPFCエンジンⅡが1秒間に2000回の信号を発し、上下・左右・前後の動きを立体的に制御。3)もみ玉を駆動する3つの高性能ブラシレスモーターがもみ玉を細かく動かし、繊細な人の手の動きや指さばきのマッサージを実現する。
操作は付属のタッチパネルで行う。メニューに従って10分、20分、30分のマッサージ時間を選び、おまかせか部位を選択して、マッサージの強度などを選ぶとセンサーが肩の位置を検知して動作がスタートする。ユーザー登録で好みの設定を記憶することもできるので、毎回設定する手間が省けて非常に便利だ。
筆者も実際に体験してみた。もみ玉はこねたり、押し上げたり、揉み込んだりと多彩な動きで、体の表面のみならず深い部分までしっかりとマッサージする。筋肉が張っている部位では最初は若干の痛みを感じたが、コリがほぐれてくると心地よさに変わってきたのを自覚した。
特におしりの部分ではエアーバッグが左右から腰を固定し、もみ玉が太もものつけ根まで移動して下から丹念に揉みほぐす。マッサージ終了後にチェアから立ち上がると、腰周りが温かくなり、筋肉がほぐれて軽くなったように感じた。
MA110はその機能性からソファやリクライニングチェアとしても使え、心身のリラックス・リフレッシュとケアも兼ねたマッサージチェアだ。多忙な毎日を送る小世帯だからこそ、MA110で自分のからだと向き合い、心身ともにリラックスできる自分だけの時間を楽しもう。
太ももから足先までエアーバッグで加圧する「はくだけキュッとリフレ」
パナソニックが小世帯向けに、自分のからだと向き合う提案製品は前述のMA110だが、同社ではリフレッシュやセルフケアを目的としたエアーマッサージャー「リフレシリーズ」も展開している。
リフレシリーズは、ケアしたい部分に特化したエアーマッサージャー。「はくだけキュッとリフレ」EW-RA192(以下、RA192)は太ももから足先まで、「ねるまえほっとリフレ」EW-RA152(以下、RA152)はひざ下から足先までがマッサージの対象箇所だ。
両製品とも本体に脚を入れると、脚を囲むように内蔵されたエアーバッグが膨らんだり、しぼんだりすることで脚をマッサージする。使用することで疲労回復や血行の改善、筋肉の疲れやコリをとること、筋肉痛・神経痛をやわらげる医療機器だ。
エアーバッグは単に膨張と収縮を繰り返すだけでなく、同社がヒューマンハンドエアーバッグと名付ける人の手の動きを研究した2つの独自技術が盛り込まれている。
その一つがボディフィット構造。内蔵されているエアーバッグは人の骨格や筋肉の構造を考えてつくられており、エアーバッグの形状や大きさ、数や配置も体の部位にフィットしたものとなっている。
もう一つが、マルチバルブコントロールだ。これはエアーバッグの空気を出し入れする複数のバルブを秒単位で制御し、あたかも人の手のような微細な動きを追求した技術だ。
RA192は同社が2021年に発売したEW-RA190と比べてエアーバッグの面積が1.5倍になり、エアーバッグと脚の接触面積がアップ。脚を全方向からパワフルに圧迫し、バッグ内の空気が移動することで、もみ残しなく太ももから足先まで絞り上げる。
AIが圧力を1秒間に5回検知し、脚の太さに合う最適な圧力と圧迫時間でエアーバッグを制御する。
マッサージの箇所は太ももの前と横と後、ひざ上とひざ裏、すね、ふくらはぎ、足首、足先と足裏、かかとの11カ所。押す、揉む、つかむ、伸ばす、揉みほぐすとそれぞれの箇所に応じたマッサージを行う。
操作は本体の操作部で行い、コースと強さを選ぶだけだ。コースはしぼりあげ、ながしもみ、もみほぐし、ストレッチの4つで、強さは5段階。タイマーボタンを押せば、運転は10分で終了する。 使用しない時は3つ折りにしておけるので、普段の置き場所に困らないのも小世帯にはうれしいところだ。
足先を温める温感ヒーター搭載の「ねるまえほっとリフレ」
RA152は就寝前に脚の疲れをとることを目的としたエアーマッサージャー。マッサージの箇所はすね、ふくらはぎ、足首、足先、足裏、かかとの6カ所で、RA192と同様にエアーバッグが脚の全周を囲むように配置されており、もみ残しのないマッサージが可能だ。
先端にはヒーターを内蔵したフットカバーが付けられており、冬場はマッサージなしで足先を温めるためだけに使うことができ、夏場はフットカバーをめくって足先を出した状態で使用することもできる。
また、左右のエアーバッグが片足ずつ持ち上げるような動きをし、足がゆらぐような心地よさを感じられるのもRA152の特徴だ。
操作は付属のワイヤレスリモコンで行い、おやすみ前(20分)とクイック(10分)、ストレッチ(10分)の3つのコースがある。また、加圧の強さは本体のふくらはぎ側と足首側でそれぞれ5段階が選べる。さらにフットカバーのヒーターもオン・オフと低温(約37度)、高温(約40度)の選択が可能だ。
本稿で紹介した製品は、いかにも健康器具という見た目ではなく、インテリアとも親和性のあるデザインになっている。忙しい毎日を送る小世帯にとって、これらの製品によるマッサージは自分のからだと向き合って疲労を回復するとともに、リラックスしたくつろぎの時間にもなる。
前述のとおり、心身のリラックスとケアは暮らしの質の向上にもつながる。詳細については、パナソニックのホームページでそれぞれの製品をチェックしてみよう。







