フリーダイヤル(0120)導入とLINE通話対応で、外国人の医療アクセスの障壁を解消

特定非営利活動法人AMDA国際医療情報センター
特定非営利活動法人AMDA国際医療情報センター(東京都)は、2026年4月1日より、多言語電話医療相談をフリーダイヤル化(0120-339-266)し、通話料無料での相談受付を開始します。あわせて、2026年4月中旬よりLINE通話機能を活用した相談対応も開始し、データ通信専用端末利用者にも対応可能となります。
これにより、言語だけでなく「通話料」や「通信手段」による医療アクセスの障壁を解消し、より多くの外国ルーツの方々が適切な医療につながることを目指します。
■背景:「言葉」だけではない医療アクセスの壁
日本に暮らす外国人は増加を続けていますが、医療機関への受診においては、言語の壁に加え、制度の違いや情報不足など、複合的な課題が存在します。
当センターではこれまで、相談料・通訳料を無料とし、多言語による医療相談および遠隔医療通訳を提供してきました。しかし現場では、
・通話料の負担を気にして相談を控える
・データ通信専用端末のため電話が利用できない
といった理由により、支援につながらないケースも見られました。
■今回の取り組み:導線そのものを拡張
今回の取り組みでは、こうした「最後の障壁」に対して、相談導線そのものを再設計しました。
1. フリーダイヤル導入(通話料無料)
・0120-339-266
※従来番号(03-6233-9266)も引き続き利用可能
相談料・通訳料に加え、通話料も無料となることで、経済的負担なく相談が可能になります。
2. LINE通話による相談対応(4月中旬開始)
・データSIM・Wi-Fi環境のみの利用者にも対応
・通話機能のみ(チャット相談は不可)
スマートフォンの利用環境の多様化に対応し、通信手段による制約を解消します。
3. 支援者・医療機関向け窓口の電話番号変更
・事務局直通番号:090-3359-8324
自治体や支援団体、医療機関からの相談・通訳依頼にも対応します。
■サービス概要
・多言語医療相談:平日10:00~16:00
・遠隔医療通訳:平日10:00~15:00
対応言語:やさしい日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語、タイ語、フィリピン語 等
症状や地域に応じた医療機関の案内、三者通話による受診調整、医療通訳の提供を行っています。
■社会的意義
本取り組みは、外国人医療を特別なサービスとしてではなく、社会のセーフティネットの一部として機能させることを目的としています。
通話料無料化とLINE通話対応により、これまで支援につながりにくかった層へのアクセスが可能となり、医療機関・支援機関双方にとっても、より実効性の高い支援体制の構築につながります。
■今後の展望
今後は、自治体や国際交流協会、医療機関との連携を強化し、相談導線のさらなる拡張と認知向上を図ることで、「必要な人に確実に届く医療支援」の実現を目指します。
■団体概要
特定非営利活動法人 AMDA国際医療情報センター
所在地:東京都
事業内容:多言語医療相談、遠隔医療通訳
URL:https://amdamedicalcenter.com
d155158-6-2e4d5c57a4d169dba76143ea4164c4b8.pdf
特定非営利活動法人AMDA国際医療情報センター
日本で生活あるいは一時滞在する非日本語話者(外国人)が医療を必要とするときに、言葉や文化の壁をこえて適切な医療につながることができるよう、電話による医療機関情報の提供、遠隔手段(電話・リモート会議システム)による医療通訳を行っている団体。相談料・通訳料は無料。1991年設立。2001年にNPO法人化。
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