静岡県に拠点を置く在野社は設立2周年を機に、あらたに行動指針とビジョンを掲げて再出発します。「出版社」から「文化をつくる会社」へ。時代の荒波のなか本質を見失わないように、次なるフェーズへシフトします。

合同会社在野社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「在野社」の夢です。
はじめまして。
弊社「合同会社在野社」(以下、在野社あるいは弊社と記載)は、静岡県沼津市に拠点をもち、書籍や視聴覚コンテンツの制作・出版をはじめとする、文化をつくる活動に邁進しております。
1.在野社の歩み
これまでの弊社の軌跡を簡単に振り返ります。合同会社在野社は2024年5月9日、静岡県沼津市に創業。
SNS上でトランスジェンダー当事者のリアルに触れる作品を発表していた、自身も当事者である漫画家「とら少」の短編作品集を企画。2024年9月から11月にかけて実施したクラウドファンディングでは初日の24時間で当初目標額である50万円を達成し、作者の作品を待ち望む声の大きさを実感しました。
上記の本は『となりのとらんす少女ちゃん』(ISBN978-4-9913920-0-9)として2025年5月9日に出版。独自の視点をもつ漫画家作品にフォーカスする「Premier Comics 100」レーベルの初回作品として刊行しました。

『となりのとらんす少女ちゃん』(とら少・著)
出版後も反響は絶えず、「片袖の魚」「老ナルキソス」等の監督作品のある東海林毅氏の手による実写映画化が決定。本年秋の公開を目指し、順調に製作が進んでいる最中です。
また昨年11月には「自由」をテーマに掲げる創作Webマガジン「in-Sight インサイト」プロジェクトをスタート。奮闘が実り、本年2月16日にオープンと相成りました。
紙の書籍とWeb媒体の両輪をもち、日々活動に励んでおります。

創作Webマガジン「in-Sight インサイト」(https://in-sight.zaiyasha.jp)
2.「出版社」というアイデンティティのシフトとあらたなビジョン策定
さて弊社はまもなく迎える、設立2周年の2026年5月9日に、あらたな行動指針とビジョンをもって再出発します。現在それに向けて、急ピッチで準備を進めています。弊社はこれまで対外的に「出版社」と名乗り、自らもそのアイデンティティを支えとして活動してまいりましたが、資材価格の高騰や出版不況という経済環境の悪化、激しい時代の荒波のなかで柔軟な企業活動を可能にするために、企業としてよりどころとなるビジョンを渇望していました。
なぜ地方に「出版社」をつくるということが必要だと感じたのか、その原点へもういちど立ち戻り動機を細分化した結果、ほんとうに追い求めていたものは「まちに文化をつくること」ではないかと考え、「出版社」から「文化をつくる」会社というアイデンティティへのシフトを図ることを決断。
そして、その想いがあらたなミッションや行動指針というかたちに結晶化していきました。
【ミッション】
われわれがつくり、届けるもの。それはただの物体ではない。いま、このときを生きる息吹の結晶であり、「文化」そのものだ。
文化とは、「めぐるもの」。生まれては消えてを繰り返すその循環のいとなみと、一期一会のふれあいが織りなす偶然の賜物。
この本質的な遺産を次代につなぐこと、それこそがわれわれ在野社のミッションである。
【行動指針】
そこがどのような場所であっても、われわれは、耳を研ぎ澄ませ、かそけき息吹の側に立つ。
そこがどのような場所であっても、われわれは、志をともにする人々とふれあい協力しあい、よりよい未来をつくる。
そこがどのような場所であっても、われわれは、「かつてそこにあったもの」の意志を尊び、次代につなぐ努力をする。
そこがどのような場所であっても、いずれ、そのいとなみは「文化」と呼ばれるものになる。
「文化」とはなにか。
どのような場所に生まれ、育まれるものなのか。
まちに根付くあらゆる文化的なモノ・コトに着目した結果、「循環すること」という概念に巡り合います。
先に紹介した、「Premier Comics 100」は、このように「創刊の辞」を定めています。
紙は干からび、綴じ目は裂け、
本は荒野の土くれにかわるとて、
そこに宿るものの意志までは朽ちない。
▷全文はこちら https://zaiyasha.jp/PC100
マテリアルとしてのかたちは消滅しても、そこに宿る魂を尊び、次代につなげ、めぐらせる。それを繰り返すことが、いつか「文化」と呼べる存在になる。

「Premier Comics100」ロゴ
また、あらたなビジョンのもとでは、以下の4つの事業セグメントを設定し、本を出版することに留まらない、「文化をつくる」仕事に向かっていきたいと考えています。
- 「つくる」在野社の原点にして、根幹をなす事業領域。在野のかそけき息吹を、図書、Webコンテンツ(映像・音声等含む)、視聴覚作品(映画/音楽)、物品などのかたちで、この世界に具現化する。
- 「ふれあう」志をともにするひとたちとの協働により、ものつくる文化をあたため、伝播する。そのさきにこそ豊かな社会を実現する契機があるはずだ。
- 「めぐる」文化を文化たらしめる本質は、「循環」といういとなみのなかにある。
マテリアルの永年的な所有を勧めるよりも、循環と再生の促進を図る。
- 「つなぐ」「質量保存の法則」に則れば、世界を構成する原子は消えず、すがたかたちを変えながら保存される。見えなくとも精神は確かに残る。決して「なかった」ことにはせず、次代につなぐこともわれわれの大切な事業である。

新事業セグメントの図
一方で、コーポレートスローガン「そこに、息吹が、あれば。」は変わらず掲げてまいります。
これこそが在野社が、これまでも、これからも変わらず追求していく本質であるからです。
3.在野社の「夢」:あらたな文化をつくる
創業第3期を目の前にして、いよいよ在野社は「外洋」に出るのだと感じています。
これまではちょっとしたビギナーズラックに助けられてどうにかやってこられましたが、これ以降は企業としての真価を問われるフェーズに入るのだと、背筋が伸びます。
緊迫化する世界情勢や、社会の大きな変動の前に立ち、それでもなお、このような時代だからこそ、文化の火を絶やしてはならないと思うところです。
志に共鳴するパートナーたちと楽しみながら、あらたな文化をつくりたい。
「夢」のように聞こえるかもしれませんが、私たちは本気で取り組んでまいります。
これをお読みくださった皆さまに私たちの想いが届き、活動に注目してくださればこれに勝るものはありません。
文責:浅野葛(合同会社在野社 代表)

合同会社在野社(ザイヤシャ)2024年5月、静岡県沼津市に設立。「そこに、息吹が、あれば。」 をミッションに掲げ、志に共鳴するひとたちとともに文化をつくる仕事に邁進している。2025年5月『となりのとらんす少女ちゃん』(ISBN978-4-9913920-0-9)を刊行。本書収録作品を原作とする映画が2026年秋ごろ公開予定。
【所在地】静岡県沼津市高沢町1-9-1110 【設立日】2024年5月9日 【代表社員】浅野葛 【資本金】50万円 【事業内容】書籍および音声・映像等創作物の出版 各種クリエイティブの制作請負 飲食店の運営 ▶︎Webサイト https://zaiyasha.jp

Premier Comics 100(プレミアコミックス・ワンハンドレッド)「100人、100の地点、100のものがたり。」をキャッチコピーに、新人/プロの限りなく価値のある漫画作品をコレクションするレーベルです。
同様にジャンルやテーマも不問ですが、レーベルを通して刊行する作品は漫画家1名につき1作品のみというのが特徴です(複数巻刊行作品は除く)。

「in-Sight インサイト」「自由」をただひとつのテーマにするジャンルレスな創作Webマガジン。キャッチコピーは「もっと、自由に、なれる」。「おもしろがる、なにかつくりたくなる」をモットーに掲げる。
▶Webサイト https://in-sight.zaiyasha.jp
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