公益財団法人山田進太郎D&I財団(以下、当財団)は、2026年3月23日から4月3日にかけて中高生女子向け STEM(理系)領域のツアー型体験プログラム「Girls Meet STEM」2026 春ツアーを開催しました。首都圏・関西圏・東海圏を中心に企業41件のツアーを開催し、のべ1,100人超の中高生女子がSTEM(理系)領域の学びや仕事に触れる機会となりました。





■「Girls Meet STEM」2026 春ツアー開催概要
開催時期:
- 2026年3月23日(月)~4月3日(金)
- 参加対象:小学6年生(新中学1年生)~高校3年生までの戸籍上または性自認が女性の方 ※2026年3月時点での学年
- のべ参加者数:約1,100人
- 開催ツアー数:41件

実施内容:
- 企業のオフィスや研究所の見学、最新技術の体験・ワークショップ
- STEM領域で活躍する女性社員・研究者との座談会

 「Girls Meet STEM」2026 春ツアーでは、NHKや日本マイクロソフト、エイチームといったメディア・IT企業、花王や三菱マテリアルなどのメーカー、日立製作所や西日本旅客鉄道をはじめとするインフラ・製造業まで、幅広い分野の企業が参画しました。参加者はSTEM領域の仕事や学びが社会でどう生かされているかを知り、将来の進路を考えるきっかけを得ました。


■テーマ別ハイライト
⚪︎メディア・IT
- 日本放送協会(NHK):大河ドラマの撮影現場を特別に見学させていただき、SDGsと連動した環境に関する取り組みを体感しました。NHK放送技術研究所の女性研究員によるAI活用事例の紹介に続き、さまざまな職種の女性職員3名との座談会では、それぞれの経験を交えたキャリアの話に参加者は聞き入っていました。




- 日本マイクロソフト:micro:bitを使ったプログラミング体験ワークショップでは、初めてプログラミングに触れる参加者も多く、完成時には笑顔が見られました。IT業界で働く女性社員によるトークセッションとオフィスツアーも実施し、STEM分野の仕事を身近な進路の一つとして捉えるきっかけとなりました。




- エイチームホールディングス(愛知):ゲームプランナーとデザイナーによる仕事紹介とパネルディスカッションを実施しました。その後のオフィスツアーでは、ブランコや滑り台のある独自の空間に参加者が驚く場面も。「進路の決め方」「プログラミングの必要性」など、具体的な質問が飛び交い、自らの将来を具体的にイメージする機会となりました。




⚪︎メーカー・化学
- 花王(和歌山):花王エコラボミュージアムの見学では、製品のライフサイクル全体にわたるエコ技術を体験形式で学びました。幅広い分野の研究員5名との交流会では文理選択や研究の進め方についての質問が次々と寄せられ、時間が足りないほど盛り上がりました。




- 三菱マテリアル:「お宝がなくなった」というストーリーのもと、答えがすべて同社に関連するキーワードになっている謎解きワークショップで事業内容を楽しく学びました。理系出身の女性社員4名との少人数座談会では、文理選択や仕事のやりがいについて活発な交流が行われました。




⚪︎インフラ・総合電機
- 日立製作所:卓上型電子顕微鏡によるタンポポの花粉観察(約1,000倍)を体験した後、ハスの葉の構造を模倣した撥水素材の開発事例を通じて、自然の仕組みを応用した技術=バイオミメティクスの考え方を学びました。鉄道・原子力・AIなど多様な部門の女性社員との座談会では、AIが実際の業務効率化にどう使われているか、さらには技術を通じて社会にどのように貢献しているのかといった、現場ならではの話が参加者の関心を集めました。




- JR西日本(大阪):最新設備を備えたうめきた地下駅と周辺まちづくりについて当時建設に携わった女性社員にご案内いただきました。可動式ホームドアの作動には参加者が大いに沸き、普段は公開されていない浸水対策用の止水鉄扉も特別に見学。座談会では鉄道×理系の仕事の魅力ややりがいについて活発な意見交換が行われました。






■女性社員からのリアルな声、交流会
- 東京地下鉄:土木・建築など異なる部署の女性社員4名がパネルディスカッションと座談会に参加。「周りは気にせず好きなことを選んでいい」「自分が見たものの中から選ぶことになるから、色々なものを見て体験してほしい」と、それぞれの経験を交えてお話しいただきました。




- ニデック(愛知):光学の原理を活かした「望遠鏡づくり」ワークショップや、入社1年目の女性社員によるキャリア紹介に続き、7名の理系女性社員との座談会を実施いただきました。「なぜ理系を選んだのか」「大学ではどんな学生生活を送ったのか」など具体的な話題が交わされ、終始リラックスした雰囲気の中で会話が弾みました。






■参加者の声
ジャパン・ティッシュエンジニアリング(愛知):「再生医療についてあまり知りませんでしたが、詳しく教えてもらいました。とても面白く、自分の将来に影響を与えるほど強く興味がもてました。」

パナソニック オートモーティブシステムズ:「Well Cabinの音や光、香りで体験できるところが凄かった。こういう車に将来乗ってみたい。」

 Girls Meet STEMは今夏も全国各地でのSTEM領域の企業・キャンパスツアーを予定しています。中高生女子の進路の幅を広げる取り組みに共感いただける皆さまのご参画をお待ちしています。


■「Girls Meet STEM」への参画について
 「Girls Meet STEM」では、新たにご参画いただける企業・大学・高専を募集しています。
ご関心をお持ちの方は、以下までお問い合わせください。

参画に関するお問い合わせ(企業・大学・高専共通):
https://share.hsforms.com/2mZnzIiyZQZWKpO8pp5Txlwr8gla


■「Girls Meet STEM」について
 「Girls Meet STEM」は、当財団が高専や大学、企業・研究機関と協力して実施する、中高生女子向けのSTEM(理系)領域のツアー型体験プログラムです。高専や大学のキャンパス・研究室や企業のオフィスを訪問し、実際のSTEM(理系)の現場を体験するとともに、大学生や大学院生、社会人女性との交流を通じて、進学やキャリアへの可能性を広げます。

「Girls Meet STEM」プログラム公式ウェブサイト:
https://gms.shinfdn.org/

過去のツアー開催レポートは上記リンクの下部にある「開催レポート」よりご確認いただけます。


■公益財団法人山田進太郎D&I財団について
 D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の推進を通じて、誰もが能力を発揮できる社会を目指し、2021年7月にメルカリCEO山田進太郎によって設立された公益財団法人です。特にSTEM(理系)のジェンダーギャップに注目し、中高生女子のSTEM分野への進学やキャリア選択を支援する事業を展開しています。

代表理事:山田 進太郎(株式会社メルカリ 代表執行役 CEO)
設立年月日:2021年7月1日(木)

公益財団法人山田進太郎D&I財団公式ウェブサイト:
https://shinfdn.org/


【一般のお問い合わせ先】
公益財団法人山田進太郎D&I財団事務局
Eメール:info@shinfdn.org
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