伝統工芸士・水口進(号「久進」)作の純金茶道具、人間国宝による陶芸作品、アール・ヌーヴォー期のフランス・ガラス工芸、ダイヤモンドやエメラルドをはじめとする宝飾品を含む T 家旧蔵品を一堂に。
万里株式会社(本社:東京都渋谷区/以下、当社)は、2026年5月12日(火)、東京・銀座の
銀座洋協ホール(GINZA YOKYO HALL)にて、「第4回万里オークション │ The 4th Auction」を開催いたします。本回では特別企画として、戦前に製造業を創業し戦後に一流企業へと育て上げた
実業家・T氏と、その奥方様が長年にわたり愛蔵されてきた「T家のコレクション」を出品いたします。

出品される作品群は、純金で誂えられた茶道具一式、人間国宝による陶芸作品、アール・ヌーヴォー期のフランス・ガラス工芸、ダイヤモンドやエメラルドをはじめとする宝飾品、ロレックスやピアジェなどの高級時計、享保大判金や明治金貨といった古銭類など、多岐にわたります。掲載品はすべて成行・売切りでの売却となります。
特別企画「T家のコレクション」開催にあたって
T氏は戦前に製造業を創業し戦後その事業を大きく拡大し、一流企業へと成長させ大成功を成し遂げられました。又その一方、氏は様々な貴金属品や工芸品への造詣も深く、熱心な収集家でもありました。
氏の他界後その収集品は、奥方様へと引き継がれ、奥方様が好まれた宝飾品と共にT家の財宝として管理され、昨年奥方様が他界されるまで大切に愛蔵されて来られました。
此度遺産の相続を控え、可視化できる売却法として当オークションに関心を寄せられた由縁で、特別企画として開催致す事となりました。掲載品は全て成行、売切りで売却致しますので、奮っての御参加、御購入下さります様お願い申し上げます。
尚、開催にあたり多大なるご協力、ご助言を賜りました専門業者の方々に深く感謝申し上げます。
― 主催者 ―
80点を超える出品作品の中から、本特別企画を象徴する作品を以下に紹介いたします。なお、これらを含む全出品作品は、Auction Catalog +PLUSにてご確認いただけます。
BANRI AUCTION | 万里オークション公式サイト
https://www.banri-auction-official.com/
Auction Catalog:第4回万里オークション 図録
https://my.ebook5.net/banri-auction/4th/
Auction Catalog+PLUS:第4回万里オークション +PLUS 図録
https://my.ebook5.net/banri-auction/4th_T/
特別企画「T家のコレクション」注目の出品物
Lot.350 久進作 純金 風炉釜


総重量4,322gに及ぶ純金製の風炉釜は、伝統工芸士・水口進が「久進」の号のもとに手がけた渾身の一作です。釜本体には茶釜の伝統的意匠である霰文(あられもん)が一面に丹念に打ち出され、風炉の胴部には鳳凰文と思われる繊細な彫金が施されています。茶の湯の精神性を金という究極の素材で表現した、本特別企画の中核を成す出品物です。
Lot.306 ドームナンシー ガラス花瓶


19世紀末から20世紀初頭にかけてフランス・ナンシーで活躍したアール・ヌーヴォーを代表するガラス工芸家、ドーム兄弟の作。「カメオ・ガラス」に加え、「ヴィトリフィカシオン」や「パート・ド・ヴェール」といった技法を駆使し、芸術性の高い作品を世に送り出しました。本作も色彩豊かな下地にカメオ・ガラスによる花模様を立体感豊かに表現しており、ドームナンシーの作風の特色をよく示す一作です。
Lot.349 久進作 純金 皆具一揃い(七点組)


水指から柄杓に至るまで、点前に必要な道具一式すべてを純金で誂えた「皆具」。水口進が「久進」名義で手がけた最高水準の茶道具一揃いで、専用の桐箱に収められています。各道具に共通する霰文の意匠が全体に統一感をもたらし、揃いとして所有することの意義が際立つ稀少な出品です。
Lot.304 十三代 今泉今右衛門 色絵大花瓶


佐賀県有田で370年以上の歴史を持つ色鍋島の伝統を受け継ぐ今泉今右衛門家の十三代当主による色絵大花瓶。伝統的な色鍋島に現代的要素を取り込み、「薄墨」(白とグレーのグラデーション)の技法を確立した作家の手になる、共箱・資料付の確かな出自を伴う一作です。
Lot.352 享保大判金(鑑定書付)


江戸幕府が享保10年(1725年)より発行した大判金。表面には縦長楕円の金面に槌目模様(ござ目)が打たれ、中央には「拾両後藤(花押)」と記された墨書(極印)が今も鮮明に残っています。鑑定書が付帯し、信頼性の高い一作です。T家のコレクションには本品のほか、甲州一分金、明治期の金貨・銀貨、天皇御在位六十年記念金貨など、江戸期から近代にかけての貨幣史を辿る出品が並びます。
Lot.318 コロンビア産エメラルド プラチナ台座帯留め(中央宝石研究所 鑑別証付)


奥方様が愛蔵された宝飾品の中でも特に希少な一品。50カラットを超える大粒のコロンビア産エメラルドを主石に据え、プラチナ台座とバゲットカット・ダイヤモンドのハロー(取り巻き)で意匠化された帯留めです。中央宝石研究所による宝石鑑別書および産地分析報告書(Analysis Report)が付帯します。
Lot.341 光則作 純金 扇


純金を扇形に仕立てた金工作品。扇面には秋草と思われる植物文様が繊細に彫り出され、金工師・川村秀秋による「秀秋刻」の銘が刻まれています。専用の黒漆塗台座に立て掛ける形式で展示される、室礼や床飾りとしての用途を想定した格式高い純金工芸品です。
コレクションの全体像
T家のコレクションは、T氏の工芸品への造詣と、奥方様の宝飾品への愛着とが結実した、領域横断的なコレクションです。本特別企画では以下のカテゴリーにわたる作品を出品いたします。

第4回万里オークションについて
第4回万里オークションは、特別企画「T家のコレクション」とあわせ、日本・中国・韓国を中心としたアジア各国の古美術・工芸品を幅広く出品いたします。250点を超える出品作品の中から、その他の注目出品をご紹介いたします。
Lot.100 正倉院御物古櫃

歴史的背景と希少性の両面において際立つ一品であり、古代日本の工芸文化、東アジアとの交流、そして永い時間を経て受け継がれてきた美術品の価値を象徴する作品として紹介いたします。
本品は、赤漆塗の四脚形式に見られる特徴、蔭切りと称される蓋・身の稜角部への黒漆、脚部の黒漆塗、さらに杏仁形および六弁花形の飾鋲の配置などから、正倉院御物の古櫃(辛櫃)と判断できる特徴を備えています。蓋甲板四方、同側面四隅、身側面の四隅に花形鋲が打たれる様式は、赤漆塗の四脚形式に限られる点でも注目されます。

そのほかの注目出品
本オークションでは、正倉院御物古櫃に加え、中国古美術・漆芸・金工・工芸品など、多彩な出品を予定しています。
Lot.052 堆朱花文馬上杯一対


永楽期は漆彫の頂点とされ、極めて高い技術が用いられました。楼閣人物や花鳥文様が緻密に表現されているのが特徴で、本品も全面を覆う緻密な花文が美しい、質の高い作です。
Lot.095 金羊角杯


中国の角杯は動物の角を模した古来の飲酒器で、隋・唐時代にはペルシアなど西方地域からの影響を受けた金・銀・陶器製のものが知られます。角杯全体にわたり緻密な彫刻が緊密な構成のもとに展開し、卓越した技術の高さをうかがわせる、華やかさの中にも引き締まった趣を備える一品です。
その他の出品作品は、
Auction Catalog :第4回万里オークション 図録にてご確認いただけます。
BANRI AUCTION | 万里オークション公式サイト
https://www.banri-auction-official.com/
Auction Catalog:第4回万里オークション 図録
https://my.ebook5.net/banri-auction/4th/
Auction Catalog+PLUS:第4回万里オークション +PLUS 図録
https://my.ebook5.net/banri-auction/4th_T/
開催概要

下見会について
開催に先立ち、2026年5月9日(土)から11日(月)までの3日間、同会場にて下見会を実施いたします。
下見会は、オークションに先立ち、出品物を実際に確認できる機会です。写真や図録だけでは伝わりにくい質感、寸法感、保存状態、細部の意匠を直接確認できるため、入札を検討される方はもちろん、美術品・工芸品に関心のある方にも重要な機会となります。

万里オークションについて
万里オークションは、年2回の開催を通じて、日本、中国、韓国をはじめとするアジア諸国の美術品を発掘・紹介していくことを掲げています。今回の第4回開催においても、単なる売買の場にとどまらず、美術品の価値を守り、次代へ受け継ぐための文化的な接点を創出してまいります。
過去と現在が出会う、楽しく心躍る旅に出かけましょう。古い寺院や遺跡を巡る旅も有意義ですが、我々は永い時間を経て来た美術品を見つけ、共に月日を重ねる生活を提案し推奨して参ります。皆様も是非ご参加下さい。
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