杏さんと東出昌大さんの結婚や国仲涼子さんと向井理さんの結婚。彼らに共通するものは一体何でしょう。
両夫婦に言えるのは、いずれも仕事で知り合った仲で、その後結婚しているということ。つまり、「職場結婚」と言えるのです。最近では、北川景子さんとDAIGOさん、比嘉愛未さんと福士誠治さん、綾瀬はるかさんと松坂桃李さんといったビッグカップルの噂も聞こえてきますが、彼らが結婚した場合も、同じく職場結婚と言えるのではないでしょうか。
特に芸能界で多い職場結婚ですが、私達、一般人はどうでしょう。婚活アプリ「マッチアラーム」会員を対象に「職場恋愛に興味はありますか?」と聞いたところ、「興味がある」と回答した人は、男性で61.3%、女性で50.5%となりました(20~30代独身男女2,975名)。男女ともに半数以上が職場恋愛に関心がある様子。
確かに1日のなかで、最も近い場所にいて、最も長い時間を一緒に過ごす職場の仲間は、恋愛と相性が良いのかもしれません。残業時間で一緒に過ごす時間もあれば、会社の行事で一緒に飲み会やランチに出かけることもあります。同じ会社ですので、会話のネタにも困らないでしょう。
「自己開示」とは?
とはいえ、相手のことを異性として意識するのであれば、ふたりきりでデートにでかけ、お互いの距離を縮める必要があります。会社外でふたりきりで会うということは、職場の同僚というよりは、ひとりの男女として会うことになります。そこから交際に至るまでには、どう口説いていけば良いのでしょうか。
そのヒントが、書籍『他人を支配する黒すぎる心理術』に隠されていました。タイトルはなかなかインパクトがありますが、平たく言うと、「人間関係を円滑にする読心術」の書籍です。
仕事を離れてプライベートとしてデートをしているのに、職場の話ばかりしていては、いつまでたっても同僚止まり。当然、あなたは異性として相手のことが気になっているので、相手の情報や感性、過去が知りたくなるでしょう。
そこで大切となるのが「自己開示」です。自己開示とは、「自分の感情や価値観、人生観などの情報をありのままに相手に伝えたり、相談したりすること」と同書で説明されています。