タモリさんが、なぜ『ボートショー』に!?

なぜタモリさんがここに……と来場者の人も思ったかもしれませんが、タモリさんは無類のヨット好き。ここ数年はタモリさんの名前が冠されたヨットレース「タモリカップ」を開催しているほどなんです。

Audiと雑誌『Richesse』は「タモリカップ」を応援。その縁で、今回ボートショーで一緒のエリアに出展することに。そこに、タモリさんが挨拶にきたというわけだったようです。どんどん繋がる「タモリカップ」の輪。

 

 
 
 

昨年のタモリカップの様子をまとめた写真を見ながら談笑する、タモリさんとAudiのアレックスさん。写真がよく撮れているとご満悦。

 

 

続いて、タモリさんが名誉船長を務める帆船「みらいへ」のブースへ。展示されていた「みらいへ」のパネルには、手を振るタモリさんの姿も入っており、そこにサインを書き入れていました。
 

タモリさんに「タモリカップ」やヨットの思い出について聞きました!

 

久しぶりに訪れたボートショーに、規模や出展数が少なくなってしまったと寂しそうなタモリさん。でも船ってお安くはありません。昔は若者も多かったのでしょうか?

――昔は若者も多かったんですか?

タモリ:今より若者は海やってましたねぇ。若者が来ないんで、そのためにタモリカップやったんですから。ところが、ほとんどが来なくて。おやじたちが大騒ぎするイベントになっているんです。若い人と女性が来て欲しいですよ。

――でも昨年は家族連れもそこそこ参加されていましたよね?

タモリ:まず家族に理解されていないんですよね、ヨットの人たちはほとんど。

――一緒に遊びに行く、ということにはならないんですね。

タモリ:そうそう、一緒に遊びに行くってこと(を出来る場所を作って)、「おもしろいだろ?」ってことをだましだましやっているのがタモリカップなんですよ。

――でも、今ではタモリカップに若者も出場していますね!

タモリ:まだまだ。自分の船をおいているマリーナに行っても、若者がいないです。マリーナを歩いていないですよ。

――なかなか船は買えないというのが現状かもしれません……

タモリ:いや、みんな誰かの船に乗るんですよ。それで覚えていくんです。それが今は(マリーナ自体に)若いのが来ないんですよ。僕らなんか全部、知り合いで乗ってましたからね。

――今は船で遊ぶこと自体が少なくなってきているということですかねぇ。

タモリ:そうですね~。なんでこんなに海に囲まれているのに、利用しないんだろう。昔は用もなく、ヨットハーバーに行ってうろちょろしてたもんですけどね。

――昔はそういう波止場みたいなところがロマンチックっていうイメージがあったじゃないですか。今はそんなにないですよね。波止場で愛を語り合うみたいなのは(笑)

タモリ:ないよなぁ(笑)。砂浜くらいかな。