WOOYOUNG(From 2PM)
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"ウヨン劇場"ともいえるステージ構成、そして衣装もすべて彼のアイディアだそう。「自分のステージだから」と自信満々の様子だったが、3月4日にリリースされた、初のソロ・シングル『R.O.S.E』も作詞・作曲からビジュアルまで、すべてウヨン自身によるセルフ・プロデュース作。すべてから彼の強いこだわりが伝わる。

MCもすべて日本語で、会場のファンと会話をするように進める。ひとしきり話すと、「僕の好きなアーティストの曲です」と言って歌い始めたのは、事務所の総帥であり2PMのプロデューサーであるJ.Y. Parkがアーティストとしてリリースした曲たち。しかも『The House You Live In』は、2010年の韓国「JYP Nation」で、ウヨン、チャンソン、イェウン、JOOが芝居仕立てで歌った曲だ。師匠に対するリスペクトも感じられニンマリ。

ブレイクもVTRを使わず、ピアノとギターの生演奏が繋ぐ。『R.O.S.E』のジャケ写と同じカラフルな衣装で登場すると、これまでのバーのような大人の雰囲気からキュートな世界に一気にチェンジ。前日にリリースされたばかりの『R.O.S.E』を歌うと、しきりに客席に「歌詞に共感できた?」と問いかける。「自分を主人公に置き換えられた? 『R.O.S.E』は皆さんです」と顔をほころばせた。

ハイタッチ会などでファンに「今日、誕生日なんです」と声をかけられ、おかえしがしたかったというウヨン。「3月生まれの人は?」というと、たくさんのファンの手が挙がる。「たくさんの愛をくれるファンの皆さんに小さな贈り物を準備しました。3月が誕生日の人のためにもう一度歌います」と、オープニング曲『Happy Birthday』を再度歌うと、「おめでとう~!」とニッコリ笑顔でファンを祝福した。

キラキラと輝く金のジャケットに着替えると、2PMのアルバムのために作ったソロ曲『This is Love』はアコースティック・アレンジで、その後に韓国でのソロ・アルバム『23, Male, Single』のためにJUNHOが書き下ろした『Be With You』、ウヨンが初めて2PMの曲として作った『Merry-go-Round』が続く。最後を締めくくるビートの効いたヒップホップトラック『DJ GOT ME GOIN' CRAZY (feat. Jun. K)』と『Superman』では、Jun. KがVTRで共演し、盛り上がりは最高潮に。『Superman』では素肌の上にSマークのスタジャンをはおり踊りまくる。途中、上着を脱ぎ捨て、見事な"野獣ボディ"を披露。最後にはそのままポーズを決めてくれた。