体験乗車が終わった後は帰りのバスまで、「どきどきリニア館」へ再び戻って余韻を楽しみます。ここでは走行実験中のリニアを窓越しに眺めることができ、あんまりスムーズな走行で乗っているとかえってその速さが実感できないリニアですが、いざ客観的に目にするとその速いことと言ったらありません。

 

現れるや否や、ヒュンと一瞬にして目の前から消えてしまうのです。そして「どきどきリニア館」とともに、見学センターもう一方の雄である「わくわくやまなし館」でリニアグッズとお土産を買い、体験ツアーの旅は終了。開業予定の2027年までリニアよさらば、となったのでした。

 

なお、リニア体験乗車は前回の8日間×1日3回=24回から、8日間×1日5回=40回へと大幅に増加させ、2014年度の第2回を3月17日より実施。はたして今回も125倍に迫る、あるいはそれ以上の高倍率となるのか!?――なんて一度乗った強みでイヤな感じですが、やっぱりそれ以降は派手に体調崩したり、スマホも激しく損傷させたりとツイてない私でしたので大目に見てください。

『シベリア超特急2』に由来する名前は、生前マイク水野監督に「どんどんやってください」と認可されたため一応公認。これもかつて師事した故・石井輝男監督の作品をもじったコラム「直撃! シネマ地獄拳」で執筆を始めるも、その後徐々に映画から逸脱。イラストは芸人ネゴシックスの手によるもの。