頻脈性不整脈の診断・治療で使用される心腔内超音波カテーテルの再製造単回使用医療機器ラインアップを拡充
日本ストライカー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:水澤 聡、以下、当社)は、2026年7月15日から再製造単回使用医療機器(以下、R-SUD*1)の新製品、「再製造心腔内超音波カテーテルS」(以下、本製品)の販売を開始します。当社は、2020年4月に国内初のR-SUDを販売開始して以来、循環器領域におけるR-SUDのラインアップを拡充してまいりました。本製品が加わることで、日本ストライカーが薬事承認を受けて販売するR-SUDは5製品となり、国内の循環器不整脈治療で広く使用されている主要な心腔内超音波カテーテル3製品(*2)のすべてでR-SUDを提供できる体制が整いました。
本製品は、主に頻脈性不整脈の診断・治療に使用するカテーテルで、先端部の超音波トランスデューサによって心腔内から心臓や大血管の解剖学的構造・機能をリアルタイムに画像化できるほか、心腔内に留置された他の機器も画像上に表示できます。また、磁気センサから取得したカテーテルの位置情報を、3Dマッピングシステムと連動させる機能も有しています。
使用済み単回使用の医療機器を収集しR-SUDとして販売することで医療廃棄物が削減できるほか、医療機器に直接関連する費用や、医療機関の医療廃棄物処理費用など、医療コストの抑制効果も期待されています。R-SUDに対する医療現場での認知や理解も深まりつつあり、国立大学病院・公立病院を含む医療機関で広くR-SUDが使用されています。また、2024年度の診療報酬改定では、R-SUDの使用促進を目的として、施設基準に適合した保健医療機関において、該当する手術の所定点数に、使用したR-SUDの所定点数(*3)の10%を加算できる「再製造単回使用医療機器使用加算」が新設されました。これらを受け、今後さらにR-SUDの使用施設が増加することを見込んでいます。
R-SUDの普及が先行する米国では、2023年のR-SUD市場規模は約6億8,810万米ドルと推計され(*4)、今後さらなる市場成長が見込まれています。日本においても医療課題へのソリューションとしてR-SUDへの期待は高く、当社は、日本の医療機器業界のリーディングカンパニーとして、引き続きR-SUD普及に向けて取り組んでまいります。
*1 使用済みの単回使用の医療機器(一回限り使用できることとされている医療機器。SUD)を医療機器製造販売業者がその責任のもとで適切に収集し、検査、分解、洗浄、部品交換、再組立て、滅菌等の処理を行い、リバースエンジニアリングの技術を用いて、再び使用できるようにした医療機器。
*2 2026年7月時点、自社調べ
*3 特定医療保険材料の所定点数
*4 出所:U.S. Reprocessed Medical Devices Market (2024 - 2030), GRAND VIEW RESEARCH
■日本ストライカー株式会社について
日本ストライカーは、米国・ミシガン州に本社を置くストライカーコーポレーションの日本法人です。ストライカーはメドテック(医療テクノロジー)分野におけるグローバルリーダーであり、お客様である医療従事者の皆さんとともに、医療の向上を目指しています。メドサージ(医療・手術用機器)、ニューロテクノロジー、オーソペディクス(整形外科)関連分野などの幅広い領域において、革新的な医療機器・サービスを提供しています。ストライカーは毎年、世界中で1億5千万人以上の患者さんに貢献しています。詳しくはwww.stryker.com/jpをご覧ください。
参考情報
■製品概要
販売名: 再製造心腔内超音波カテーテルAS(日本ストライカー)
一般的名称: 再製造中心循環系血管内超音波カテーテル(クラスIV)
医療機器承認番号: 30700BZX00226000
承認日: 2025年9月10日
発売日: 2026年7月15日
■製品写真

再製造心腔内超音波カテーテルS
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