公益財団法人 医食同源生薬研究財団(代表理事:米井 嘉一(同志社大学教授))は、一般社団法人宮古地区医師会(会長:岸本 邦弘)、宮古島市教育委員会(教育長:宮城 克典)、沖縄食糧株式会社(代表取締役社長:中村 徹)の4者共同で、令和6年4月~令和8年3月までの2年間、学校給食に「加工玄米(dewaxed brown rice:以下DBR)」を導入する実証実験を行い、その検証結果を発表しました。
本検証は、宮古島市立小中一貫校である「宮古島市立伊良部島小中学校(結の橋学園)」の小学生211名を対象に実施。週2回、学校給食の米飯にDBRをブレンドして提供した結果、全学年の肥満児の割合が33.2%(令和4年度)から24.3%(令和7年度)へと減少しました。特に健康への影響が心配される「高度肥満」の抑制に寄与する可能性が示唆され、これらの好結果は男女ともに一貫して確認されています。
給食に導入されたDBRは、玄米表面を覆っている防水性の高い「ロウ層」を均等に除去したもので、玄米の栄養はそのままに、白米のように手軽に炊けて食べやすく、消化性が良いのが特徴です。
本取り組みは、児童や学校、自治体に負担の少ない持続可能なアプローチであり、今後、小児肥満の解消や将来的な生活習慣病リスクを低減する新たな食習慣として、宮古島内でのさらなる広がりを目指します。そして、実証成果を元に、日本全国が向き合う「国民の健康増進」や「医療費の抑制」という大きな社会課題を解決へと導く、先進的な食育のモデルケースとして広く普及させていきたいと考えています。
公益財団法人 医食同源生薬研究財団 公式HP
https://isyokudogen-fnd.jp/
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