乳酸無添加の新製法。歴史ある酒蔵が挑戦するアヴァンギャルド(伝統を打ち破る革新的手法)。
白杉酒造株式会社(京都府京丹後市)は、自社の日本酒ブランド『shirakiku(シラキク)』における新たなフラグシップ『shirakiku AVANT-GARDE(アヴァンギャルド)』シリーズ2種を発売いたしました。
第一弾『CRIMSON RED(クリムゾンレッド)』
第二弾『CHARTREUSE GREEN(シャルトルーズグリーン)』


『CRIMSON RED(クリムゾンレッド)』
『CHARTREUSE GREEN(シャルトルーズグリーン)』
アヴァンギャルドとは
11代目当主兼杜氏 白杉 悟(しらすぎさとる)より

アヴァンギャルドとは「伝統を打ち破る革新的な手法」を意味します。
単語本来の意味は「前衛」。
しかしここでは、日本絵画史において起こった芸術運動を由来としています。
戦後の日本では、内側から日本画を変えようと、今までの伝統にとらわれない前衛的な作品が次々と作られました。
それは「全銘柄を酒米でない食用米で製造する」「通常行わない酵母のブレンドをする」など、私が今まで歩んできた道のりと重なります。
それは伝統から離れようと足掻いた道程。
そしてたどり着いたのは乳酸無添加の製法。
それは奇しくも伝統製法「生酛造り」に通ずるものでした。
時には遠回りも面白いものです。
これは私の到達点。
今までそして今後へ続く想いを込めて『AVANT-GARDE』と名付けました。
今までにないまろやかな風味を是非ご体験ください。

伝統製法と「シラキク式モダン生酛」
日本酒の製造において「乳酸」は欠かせないものです。発酵過程で液体を酸性に保ち、雑菌の繁殖を防ぐ役割を担っていました。
従来の日本酒の製法は、乳酸の活用方法で大きく2種類に分けられます。
一つは現在主流の製法である「速醸」と呼ばれる製法です。
醸造過程にて培養された乳酸を添加します。
もう一つは伝統的な製法である「生酛造り」「山廃造り」と呼ばれる製法です。
乳酸は添加せず、製造過程で自然に湧く天然の乳酸を活用します。
それらに対し、白杉酒造では醸造過程で黒麹が生産するクエン酸を代用とし、さらに独自の方法で酒母を殺菌状態にすることによって、乳酸を用いない製法を考案しました。
結果、日本酒における酸の構成が変化することにより、今までにないまろやかな風味の日本酒が製造可能となりました。
これは、近年新たに発生した「モダン生酛」(伝統製法である生酛造りを各酒蔵が再解釈して独自の製法としたもの)に通じるものと考えています。
そこで、この独自の製法を「シラキク式モダン生酛」とし、同製法で造る日本酒を『AVANT-GARDE』シリーズとして今後発売していくことを予定しています。
風味とイメージ

『shirakiku AVANT-GARDE CRIMSON RED』小売価格 720ml 2,420円(税込み)
第一弾となる『CRIMSON RED(クリムゾンレッド)』は、出来上がったお酒の香りが赤いリンゴを思わせるものであったことに由来し、リンゴの色である「真紅」すなわち「クリムゾンレッド」を名称としました。
リンゴを思わせる香りと非常にまろやかな風味は新感覚と言えるものとなっています。

『shirakiku AVANT-GARDE CHARTREUSE GREEN』小売価格 1800ml 4,840円 720ml 2,420円(税込み)
そして、第二弾となる『CHARTREUSE GREEN(シャルトルーズグリーン)』は、洋梨を思わせる香りであったことに由来します。洋梨を思わせる黄緑色「シャルトルーズグリーン」を名称としました。
洋梨を思わせる香り、そして第一弾に通ずる非常にまろやかな風味は何度でも杯を重ねられるものとなっています。
その他
当社はラベルデザインも杜氏自身が行っています。
杜氏が個性的なラベルデザインに込めた想いなど、開発に至るストーリーについてさらに詳しく公式noteにて公開しておりますので、ぜひこちらもご覧ください。


ご購入について
一部特約店にてご購入いただけます。特約店一覧はこちら。
※それぞれ独立の酒販店であるため、ラインナップは各店舗での判断によります。そのため取り扱いのない店舗もございます。ご了承ください。
また、順次公式ECサイトでも販売を開始して参ります。(※準備中)
白杉酒造について
安永六年(1777年)創業。現代表の白杉悟が蔵を継いだ後、程なくして経営危機に。打開策として、自身が惚れ込んだ丹後産コシヒカリを使用した酒造りを開始。2015年より全銘柄を地元丹後産の食用米にて製造しています。現在4名で酒造りを行う小さな酒蔵です。お酒の風味と外観に一貫性を持たせるため、ラベルについても代表兼杜氏がデザイン※しており、個性的な銘柄たちはそれぞれにファンの方がいます。酒米よりも日本酒には向かないとされる食用米ですが、試行錯誤を重ね、近年になり様々なコンテストで評価をいただくことが増えてきました。
※筆文字に関してのみ書家による揮毫です。

創業年(1777年)の増石許可書

仕込み蔵内観
蔵人による仕込み(製麹)
■酒蔵概要

名称:白杉酒造株式会社(しらすぎしゅぞう)
銘柄:白木久 shirakiku
所在地:京都府京丹後市大宮町周枳954
公式HP
Instagram
■取材等に関するお問い合わせ
白杉酒造株式会社
Email:muto-shirakiku@wine.ocn.ne.jp
担当:武藤
■掲載用素材について
上記お問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。商品画像や醸造風景など、可能な範囲でご用意させていただきます。
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