全国の有料老人ホーム(介護付き・住宅型)11,179件の月額費用は平均17.2万円。食費27.0%+管理費26.6%の合計53.6%が、家賃36.6%を上回った。




調査結果のポイント

・全国の有料老人ホーム(介護付き・住宅型)の月額費用は平均17.2万円
・家賃は36.6%にとどまり、食費27.0%・管理費26.6%とほぼ3等分の構成
・水道光熱費2.0%・介護費(任意)1.9%・その他2.9%は合わせて6.8%
※これらはすべて、施設ごとの月額費用(家賃・食費・管理費等)の平均を施設代表値とし、施設間で集計した平均・構成比を指しています。

有料老人ホームの月額費用17.2万円、家賃36.6%・食費27.0%・管理費26.6%が主要3項目




全国の有料老人ホーム(介護付き・住宅型)11,179件の月額費用17.2万円の内訳は、家賃36.6%・食費27.0%・管理費26.6%・その他2.9%・水道光熱費2.0%・介護費(任意)1.9%だった。家賃・食費・管理費の3項目で全体の9割を占める一方、単独では家賃が4割に満たない点が特徴といえる。

介護付き有料老人ホームを探す↓
https://www.minnanokaigo.com/search/kaigotsuki/
住宅型有料老人ホームを探す↓
https://www.minnanokaigo.com/search/jyuutakugata/

テキスト版:有料老人ホーム 月額費用17.2万円の内訳
- 家賃:36.6%。内訳の中で最も大きいが、単独では4割に満たない。
- 食費:27.0%。家賃に次ぐ2番目の大きさ。
- 管理費:26.6%。食費とほぼ同水準で3番目。
- その他:2.9%。
- 水道光熱費:2.0%。
- 介護費(任意):1.9%。内訳の中で最も小さい。

「家賃が大部分」のイメージに反し、家賃は36.6%にとどまり食費・管理費とほぼ拮抗する




家賃36.6%に対し、食費27.0%と管理費26.6%を合わせた53.6%の方が大きい。「月額費用のほとんどは家賃」という漠然としたイメージとは異なり、実際には食費・管理費という住居費以外の2項目が家賃を上回る規模で存在している。

節約を考えるなら家賃だけでなく食費・管理費も見直し対象にすべき




家賃36.6%・食費27.0%・管理費26.6%の3項目はいずれも大きな差がなく並んでいる。家賃交渉や施設の住居費だけを見直しても月額費用全体への効果は限られ、食費・管理費という見落とされがちな2項目もあわせて確認することで、より広い範囲で費用を比較できる。

介護費はわずか1.9% 、基本の介護サービス費は月額費用と別区分で計上されるため、介護費は月額費用のうち1.9%にとどまる。

介護費(任意)は月額費用17.2万円のうち1.9%にとどまる。これは、要介護度に応じて発生する基本の介護サービス費が、月額費用(家賃・食費・管理費等の生活費部分)とは別区分(介護保険の自己負担分)で計上されているためで、任意で追加できる介護関連サービスのみがこの1.9%に含まれる。

武智弘樹(みんなの介護研究所 所長)コメント

この内訳で最も慎重に読むべきは、家賃36.6%ではなく管理費26.6%だと考えている。家賃と食費は相場観を持ちやすい。実際、食費は月額に直すと約4.6万円で、総務省の家計調査が示す高齢単身無職世帯の食料費(月4.2万円台)をやや上回るものの、大きな差ではない。一方で管理費は、共用部の維持や事務、生活支援など、どこまでを含むかが施設ごとに異なる。注目したいのは水道光熱費が2.0%、月額換算で約4,000円にとどまる点だ。総務省の家計調査が示す在宅の高齢単身世帯の光熱・水道費(月1.4万円台)の4分の1程度であり、施設の光熱費が安いというより、居室分を含めて管理費に組み込み、別建てで計上していない施設が一定数あることを示唆する。つまり管理費の26.6%は、施設間で同じ範囲を測った数字とは限らない。内訳を比較する際は、管理費に何が含まれるかを施設ごとに確認することが前提になる。


日本大学芸術学部卒業後、約20年にわたり雑誌・WEB・コミュニティを横断するメディアビジネスに従事。株式会社ぐるなびでオウンドメディアの成長と新規事業を牽引し、グループ会社設立時は執行役員として経営企画・事業開発を統括。2025年12月クーリエ参画、『みんなの介護研究所』の創設とメディア設計を指揮。



【調査概要】
調査実施日:2026年8月28日
調査対象サイト:「みんなの介護」https://www.minnanokaigo.com/
掲載施設数(2026年8月28日時点・公開値):59,598件
調査対象:上記のうち、介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホーム(合算)17,735件の介護施設
調査機関:みんなの介護研究所(株式会社クーリエ)
調査手法:自社掲載データベースの全件集計
算出方法:介護付き有料老人ホームおよび住宅型有料老人ホームを対象に、施設ごとに全プランの家賃・食費・管理費・水道光熱費・介護費(任意)・その他費用および総額の平均を算出し、その施設代表値をもとに施設間で各項目の平均を求め、総額平均に対する構成比として算出した。月額費用総額17.2万円も同じ「施設ごとに平均→施設間で平均」の2段階集計による値。

出典:みんなの介護(株式会社クーリエ)と明記いただければ、本リリースの内容は自由に引用・転載いただけます。
※主要な老人ホーム検索サイトを対象に掲載施設数の調査を行った結果、みんなの介護がNo.1を獲得しました。
【掲載施設数に関する調査概要】
調査タイトル:老人ホーム検索サービスにおける掲載施設数No.1の立証調査;2026年版
調査期間:2026年5月14日~5月22日
調査機関:TFCO株式会社
調査対象サイト:みんなの介護、LIFULL介護、さがしっくす、やさしい介護、安心介護紹介センター、いい介護、ケアスル介護、みんかい
調査手法:調査対象サイトの公式ホームページおよび公開資料を用いたデスクリサーチ
集計方法:調査期間中に確認できた各都道府県別の掲載施設数を収集・集計(訪問介護事業所を除外したうえで積み上げ集計)

株式会社クーリエについて

株式会社クーリエは、「きちんとした情報があれば、人はもっと良い選択ができる」という考えのもと、介護施設検索サイト「みんなの介護」を中核に、介護人材採用メディア「みんジョブ」、介護福祉士・ケアマネ試験対策ツール「ケアスタディ」、在宅介護の事業所検索、介護用品の「みんなの介護マーケット」、住み替え時の実家売却を支援する「みんなの介護不動産サポート」など、介護に関する意思決定を支えるデジタルプラットフォームを運営しています。介護に関する調査・研究は、社内研究機関「みんなの介護研究所」が行っています。



〈関連ウェブサイト〉
介護施設検索サイト「みんなの介護」
https://www.minnanokaigo.com/
連載コンテンツ「みんなの介護ニュース」
https://www.minnanokaigo.com/news/
調査研究機関「みんなの介護研究所」
https://lab.minnanokaigo.com/
介護の人材採用メディア「みんジョブ」
https://minjob.com/
介護スタッフ広場「みんなの介護コミュニティ」
https://community.minnanokaigo.com/

【会社概要】
株式会社クーリエ
〒150-6009 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー9階
代表取締役 安田 大作
コーポレートサイト
https://www.courier.jpn.com/

〈公式SNS〉
「みんなの介護」X公式アカウント
https://x.com/minnanokaigo
「みんなの介護」YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/minnanokaigo/
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