当社は、人々の豊かな暮らしを支える「サステナブルインフラ企業」です。
心を込めて現存不動産に新しい価値を創造する、心築(しんちく)を軸とした事業モデルを展開しています。
当社は、学生による企業見学の受け入れ等の取り組みをSR(スチューデント・リレーションズ)活動として、積極的に実施しております。これらの活動を通じて、多様な顧客層とのコミュニケーション、認知度の向上とファンを増やすことによる継続的な人財の確保、CSR活動強化などにつなげ、次世代を担う学生との交流を通じた企業価値向上を目指しております。
このたび、当社がテーマ提供・協賛企業として参画し、一般社団法人Sustainable Gameが主催する「Penguin Frontier Pitch」の決勝大会を、2026年8月20日(木)に当社丸の内オフィスにて開催いたしましたので、お知らせいたします。本ビジネスコンテストには、20チームが参加し、決勝大会には5チームがファイナリストとして選出されました。

■ 大会テーマ
2035年の社会を見据え、既存の都市構造に依存しない、新たな価値と経済が生まれる「拠点」を構想せよ。その上で、拠点の実現に向けた事業モデルを提案せよ。
公式サイト https://penguinfrontier.jp
■ ファイナリスト5チームと発表テーマ
いずれの提案も、社会課題を未来の視点から捉えるだけでなく、今ある土地や資源を生かし、新たな価値へと転換していく、いちごの心築とのシナジーが盛り込まれました。
- 「雨水を資源に変える都市へ」
チーム:SA(国際基督教大学高等学校 / 高校1年)
- 「Recovery Hub(回復拠点)」
チーム:SEALSワダマーヤ(茗溪学園高等学校 / 高校2年)
- 「Future Tower:地方医師の生活習慣を自動最適化し地域医療を守るAIレジデンス」
チーム:Future Tower(山梨大学 / 大学1年)
- 「雑草由来バイオエタノールを用いてエネルギー問題を解決する」
チーム:雑草でエネルギー問題を解決する(北里大学付属順天高等学校 / 高校3年)
- 「ENERGY LINK STATION - 人・車・地域をつなぐ新しい拠点 -」
チーム:MIRAI(普連土学園高等学校 / 高校3年)
■ 決勝大会の結果
【最優秀賞】チーム:MIRAI
「ENERGY LINK STATION - 人・車・地域をつなぐ新しい拠点 -」
「MIRAI」が着目したのは、EVの普及に伴って街中で充電ニーズが高まる一方、全国ではガソリンスタンドが減少しているという、同時に進む二つの社会変化です。
役目を終えたガソリンスタンドを、EV充電を中心とした地域の新たな拠点「ENERGY LINK STATION」として再生。ガソリンスタンドが持つ大通り沿いなどの立地特性を生かすとともに、充電の待ち時間を地域で過ごす時間へと変えることで、「人・車・地域」をつなぐ拠点を構想しました。
さらに、再生可能エネルギーの活用や、既存の地下施設を蓄電・防災機能などへ転用するアイデアも提案。平時には地域の経済や交流を支え、災害時には地域住民を守る拠点へと役割を変えるという発想を盛り込みました。
EV充電需要の増加とガソリンスタンドの減少という二つの課題を結び付け、既存資産を壊して新しくつくるのではなく、今あるものを生かして新たな価値を生み出す事業モデルが高く評価され、最優秀賞を受賞しました。
(受賞コメント)
最優秀賞をいただき、本当にありがとうございます。ほかのチームの発表も聞いて、自分たちのプロジェクトにはまだまだ詰めの甘い部分があると感じました。その一方で、審査員の方から評価いただいたように、2035年という未来を強く意識して考えられたことは、自分たちの大きな強みだったのかなと思います。本当にうれしいです。

左・中央:MIRAIチームのメンバー、右:一般社団法人Sustainable Game 代表 高橋賢人氏
【優秀賞】チーム:雑草でエネルギー問題を解決する
「雑草由来バイオエタノールを用いてエネルギー問題を解決する」
「雑草でエネルギー問題を解決する」チームは、日本のエネルギー自給という課題に対し、私たちの身近に存在する「雑草」をエネルギー資源として活用するというユニークなアイデアを提案しました。
現在、バイオ燃料の原料にはトウモロコシなどの食用作物も多く使用されており、食料・飼料と燃料の原料が競合するという課題があります。
そこで、食用ではない雑草をバイオエタノールの原料として活用することで、食料と競合しないエネルギーづくりを構想しました。
さらに、農業現場で負担となっている草刈りにも着目。刈り取った雑草を買い取る仕組みをつくることで、これまで処理の対象だった雑草を、農家にとっての新たな収入源へ変える可能性も示しました。
「不要なもの」とされてきた雑草を「地域の資源」へと転換し、エネルギー、農業、地域経済という複数の課題をつなげた発想と、実装までを意識して事業モデルを考えた点が評価され、優秀賞を受賞しました。
(受賞コメント)
まだ実験の途中ではありますが、審査員の方からいただいたように、この技術が実現すれば、大きな社会課題の解決につながる可能性があると感じています。研究をさらに頑張って進め、2035年には、少しでも前に進んだ成果を皆さんにお見せできるようにしたいです。

左:雑草でエネルギー問題を解決するチーム、右:いちご株式会社 上席執行役 栗田和典
■ 「Penguin Frontier Pitch」決勝大会の様子


















■ いちご株式会社 代表執行役社長 長谷川 拓磨 コメント
今回の決勝大会では、2035年の社会を担う学生の皆さんから、社会課題を起点とした多様なアイデアが発表され、いずれも将来、実際のプロジェクトへと育っていく可能性を感じるものでした。
いちごでは、次世代を担う学生との交流をStudent Relations(SR)活動として積極的に推進しています。
こうした活動は、学生の皆さんにいちごの事業や取り組みを知っていただくだけでなく、私たち自身が次世代の価値観や未来への視点に触れ、新たな気づきを得る大切な機会でもあります。
今回生まれたアイデアという「種」が、将来どのような価値へと育っていくのかを楽しみにするとともに、今後も次世代との対話や共創を通じて、未来の社会に必要とされる新たな価値の創出と、持続的な企業価値向上につなげてまいります。

■ 「最優秀賞」への審査コメント 一般社団法人Sustainable Game 代表 高橋 賢人
資料の完成度が非常に高く、初めてビジネスコンテストに参加するとは思えないほど、きれいに整理されていた点が印象的でした。そして何より、今回のテーマである『2035年の社会』を強く意識し、ガソリンスタンドの減少とEVの普及という二つの社会変化を結び付けて、一つの事業として構想していた点が非常に良かったと思います。
未来の社会変化から逆算して事業を考えていることが、最優秀賞につながった大きなポイントだと感じました。

■ 「優秀賞」への審査コメント いちご株式会社 上席執行役 栗田 和典
非常に大きな社会課題であるエネルギー問題に対して、雑草をエネルギー資源として捉え直し、解決策まで具体的に考えている点が素晴らしいと感じました。
農業現場では、雑草や農業残渣の処理が課題となる一方、それらをエネルギーに変えることができれば、農家の副収入にもつながる可能性があります。まだ実験・研究の途上ではありますが、今後10年を見据えて、社会課題の解決に繋がる大きな可能性を持ったアイデアだと思います。
今後、技術の実証を重ねながら、ぜひ実現に向けて挑戦してほしいです。

※ 本リリースに関するお問合せ先 いちご広報担当 03-4485-5515
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