アンザイ サヤ
家の中でいちばん好きな場所は、キッチン。だからこそ、料理や洗いものや収納のしづらさなど、ちょっとしたストレスを減らしてくれるアイテムに目がありません。たくさんのアイテムのおかげで、かなり快適になりましたが、苦手な家事がラクになる“小さな助っ人”をまだまだ発掘していきます。
お茶を淹れるとき、「このくらいの濃さでいいかな」と迷うことがあります。
同じ茶葉でも、お湯の量や抽出時間によって味は変わるもの。アイスなら少し濃いめに、ホットなら渋くなる前に、と意外と考えることが多いんですよね。
湯色を見ながら淹れられる、ハリオのティードリッパー

ハリオ(HARIO) 「ティードリッパー ラルゴ35」 3,850円(税込)
茶葉や湯色を見ながら、自分好みのタイミングで淹れられたら。
そう思って使い始めたのが、ハリオの「ティードリッパー ラルゴ35」。
茶葉や湯色を見ながら、好みのタイミングで抽出できる耐熱ガラス製のドリッパーです。

200ml、250ml、300ml、350mlの位置には、四角いマークの目盛りが入っています。
数字がないので最初は少しわかりづらかったものの、使ううちに、このシンプルで潔いデザインが美しいと感じるようになりました。

緑茶を淹れるときは、茶葉6gを入れ、250mlの目盛りまでお湯を注いでフタをして蒸らします。
本体が透明なので、茶葉の開き具合や湯色を見ながら、「もう少し待とう」「そろそろ落とそう」とタイミングを選べます。

好みの色になったら、グレーのバーを押します。

すると、スーッとお茶が落ちていきます。思っていた以上に速く、初めて使ったときは思わず笑ってしまったほど。

2煎目、3煎目もきれいな湯色で、香りの立つお茶を淹れられました。
「緑茶を淹れるの、上手になったかも」とちょっとうれしくなります。
茶葉がほどけていく時間まで楽しめる

特に気に入ったのが、中国茶。
ぎゅっと丸まった茶葉が、お湯の中で少しずつほどけていく様子を眺められ、茶葉が開くまでの時間も楽しめます。

1煎目を飲み終えたら、またお湯を注いで2煎目へ。
本体を傾けずに抽出するので、茶葉が片側に偏りにくく、全体にお湯が行き渡りやすいのもいいところです。

2煎目は、サーバーに氷をたっぷり入れてアイス中国茶に。
すっきりした味わいのあとに、華やかな香りが鼻へ抜けるのが心地よく、高級な中国茶を飲んでいるような気分になりました。
氷で薄まることを考えて、湯色を見ながら少し濃いめになるまで待った甲斐がありました。
フィルターごと茶葉を取り出せて、後片づけもラク

使う前は「洗うのが面倒なのでは?」と気になっていました。
中央のフィルターを引き上げると、茶葉の大部分を取り除けます。残った茶葉を軽く取れば、あとは水で流せる程度です。

シリコンパーツも取り外しやすく、あとは水で流してスポンジでやさしく洗うだけ。
思っていた以上に気軽にお手入れできました。

気をつけたいのが、シリコンパーツの中に入っている小さなステンレス球。
簡単に取り出せるぶん、なくさないよう洗う前に確保しておくと安心です。
本体はガラス製ですが、洗うときに滑りやすさや持ちにくさは感じませんでした。

その日の飲み方に合わせて抽出し、狙いどおりの味に仕上がると、「今日もうまく淹れられた」とちょっと誇らしい気持ちになります。
ティードリッパーを使い始めてから、お茶を飲む時間だけでなく、淹れる時間にも楽しみがひとつ増えました。
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