― AIを「使う」から「組み立てる」へ、ハンズオンと理論学習でAI人材育成を加速 ―
インキュデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:町田 紘一、以下インキュデータ)は、同社テクノロジーイネーブルメント部※が企画・運営する社内研修「生成AIのプロを目指す エージェント構築ワークショップ」を、2026年8月から9月にかけて全社公募で複数回実施しました。生成AIを日々の対話で「使う」段階にとどまらず、社員自身が自分の実務に合わせてAIエージェントの構成を「設計・構築できる」段階まで引き上げることを目的としたプログラムです。
※生成AIをはじめとする先端技術について、お客さまへの活用支援および社内での利活用推進を担う部門

■本取り組みのポイント
- 生成AIを「使う」だけでなく、実務に合わせてAIエージェントを設計・構築できる人材育成を目的に実施
- 一般業務コースと生成AI専門家コースを設け、社員のスキルレベルや業務活用目的に応じた実践型プログラムとして展開
- プロンプトエンジニアリング、コンテキストエンジニアリング、ハーネスエンジニアリングまでを段階的に学び、業務AI化の実践力向上を目指す
■本取り組みの背景
生成AIをチャットで使いこなす社員は増えている一方で、日々の定型業務や個別の実務フローに合わせてAIの挙動そのものを調整するには、より踏み込んだスキルが必要になります。インキュデータは、実践的な体験型ワークショップと理論解説の総合研修を実施することで、自らAIエージェントを設計・構築できる社員の育成を強化しています。本プログラムは、生成AI初心者向けの入門講座ではなく、実務で使えるレベルへの到達を目指す点に重きを置いています。
■研修プログラム概要
本プログラムは、部署を問わず全社から希望者を公募し、レベルごとにコースを分けています。
- 一般業務コース参加者が実務タスクをテーマに、初めてのAIエージェントを1つ動かす。前半で手を動かして体験し、後半にプロンプトエンジニアリング・コンテキストエンジニアリングの要点を理論として振り返る構成。
- 生成AI専門家コース将来的な顧客企業へのエージェント提案も見据え、ゼロからエージェントの構成を設計できるレベルを目指す。完成度の高い構成をまず動かし、それが白紙からどう組み上がったかを追体験し、理論で背景を理解したうえで、最後に設計レビューの観点で自己点検する構成。
いずれのコースも、各回10名以下(対面・オンライン合計)の少人数制で実施しました。
さらに、4~6時間という開催時間で、体験ワークから理論まで一体的に学ぶ構成になっています。
■研修スコープ
本ワークショップでは、AIエージェントを実務で活用するために必要なスキルを、以下の3段階で整理しています。
- レベル1:プロンプトエンジニアリング
AI への単発入力(チャット欄に何を書くか)を最適化
- レベル2:コンテキストエンジニアリング
AI が参照する情報・データ経路(フォルダ構成・MCP・スキル)を最適化
- レベル3:ハーネスエンジニアリング(マルチエージェント設計)
単体のエージェントでは難しいタスクを、複数のエージェントを束ねて達成する
一般業務コースでは、レベル2までのシングルエージェントを体験し、コンテキストエンジニアリングを中心テーマとして扱います。生成AI専門家コースでは、推奨フォルダ構成・スキル化・サブエージェント・GitHub開発ループを自分で「作る・束ねる」専門家レベルを目指し、ハーネス/マルチエージェント設計までを研修スコープとしています。

■ワークショップ参加者の反応
ワークショップ終了後に実施した参加者アンケートでは、手厚いサポート体制や実用性の高い講義内容に対して好意的な反響が多数寄せられました。参加者の代表的なコメントは以下の通りです。
- 対面でやるからこそ、「なぜ、こうなるのか」まで深く学ぶことができた
- 小規模開催により質問へ即座に対応でき、参加者が求める知識や操作手法の習得につながった
- 業務に活用できる実践的な内容に加え、座学においても非常に充実した解説で高い理解を得られた
少人数制による即時サポートと、実践・理論を兼ね備えたカリキュラムが受講者の高い納得感とスキル定着に貢献しました。
■本ワークショップの講師

内田 匠AIエンジニア/データサイエンティストとしてテクノロジーイネーブルメント部に所属。筑波大学社会人大学院にて博士号を取得し、研究員として人工知能学会や情報処理学会などで論文投稿・研究発表も実施している。
■今後の展望
インキュデータは、さらなる業務効率化に向けた実践的な取り組みを、今後も継続して実施していく方針です。実務で使われているAIエージェント設定一式をGitHubで共有・配布し、各自の業務へ移植する事例共有会の実施も見据えており、全社員が生成AIを「使う」から「組み立てる」レベルへ到達できる環境づくりを進めていきます。
インキュデータは今後も、社内での実践知を蓄積・共有しながら、データ×AI活用を支える人材育成と業務AI化を推進してまいります。
<インキュデータ株式会社について>
インキュデータ株式会社は、ソフトバンク株式会社、株式会社博報堂の合弁会社です。「アイデアが自走できる世界をつくる。」というPurposeのもと、データ×AIの活用領域における戦略立案から、データ基盤の構築・運用、生成AIによる業務AI化までを一貫して支援しています。また、ソフトバンク株式会社が持つデータやテクノロジー、および博報堂グループのマーケティング・コンサルティング力をかけ合わせることで、データ×AI活用における課題をワンストップで解決し、企業の競争力強化や事業変革に貢献します。

本社所在地:東京都港区海岸一丁目7番1号
オフィス所在地:東京都港区西新橋1-1-1 日比谷フォートタワー9F WeWork内
設立:2019年10月
代表者:代表取締役社長 兼 CEO 町田 紘一
資本金:20億円
事業内容:データ×AIの活用領域におけるコンサルティング事業
戦略立案から、データ基盤の構築・運用、生成AIによる業務AI化までを一貫して支援
コーポレートサイト : https://www.incudata.co.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/INCUDATA/
LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/incudata-ltd
<本件に関するお問い合わせ先>
インキュデータ株式会社 広報担当 Email:incudata-pr@incudata.co.jp
本お知らせに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です
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