人間の行動を左右する脳や身体の生物学的な仕組みに着目し、生命科学の知見をもとに「脳との付き合い方」を解説する『思いどおりにならない人生を変える生命科学 すべて本能のせい』(高橋祥子・著)を、9月16日にダイヤモンド社より発売します。

高橋 祥子:著 『思いどおりにならない人生を変える生命科学 すべて本能のせい』(ダイヤモンド社)
思いどおりにならないのは、実は「意志の弱さ」のせいではない?
「やめたいのに、やめられない」を生み出す、脳と本能の仕組み
瘦せたいのに、つい食べすぎてしまう。周囲の評価を気にしすぎてしまう。スマホを手放せず、SNSばかり見てしまう――。頭では「やめたほうがいい」と分かっているのに、なぜか思いどおりに行動できない。そんな経験をして、「意志が弱いせいだ」「性格に問題がある」と自分を責めたことはないでしょうか。
こうした行動の背景には、私たち人間が進化する過程で形成されてきた「脳の仕組み」があります。しかし、人間を取り巻く環境は近年、急激に変化しました。かつて生存のために役立っていた「脳の仕組み」が、食べ物や情報、そして刺激にあふれる現代社会では、ときに私たちの思いとは異なる行動を引き起こします。本書では、こうした脳や身体の生物学的な仕組みを、分かりやすく「本能」と表現。そして、「人間の本能」と「現代の環境」との不一致に着目し、なぜ私たちは「分かっているのに、やめられない」のかを、生命科学のエビデンスをもとに紐解いていきます。
著者は、不老長寿に関する研究開発を行うバイオベンチャー「TAZ Inc.」の創業者・代表取締役社長である高橋祥子氏です。生命科学者として研究に打ち込む一方、経営者として、その知見の社会実装にも取り組んでいます。本書では、生命科学の最新知見を、食欲や人間関係、SNSなど日常の身近な悩みと結びつけながら、分かりやすく解説します。
本書が明らかにするのは、「そもそも人間は、どのような仕組みで意思決定しているのか」という点です。「なぜ自分はこうしてしまうのか」が分かれば、自分を必要以上に責めるのではなく、脳や身体に備わった仕組みを踏まえて、行動や環境を見直すことができます。また、個人の行動だけでなく、チームや組織における意思決定やコミュニケーションを考えるうえでも役立つ内容となっています。私たちの日常にある様々な「やめられない」を生命科学の観点から捉え直し、現代社会を生きるための「脳との付き合い方」を示す一冊です。
■目次
はじめに
第一章 生きのびるための脳
第二章 集団で生きるということ
第三章 なぜ私たちは生きづらいのか
第四章 「わかったつもり」で生きている
第五章 人間にしかできないことは何か
おわりに
■著者プロフィール:高橋 祥子(たかはし・しょうこ)
バイオベンチャーTAZ Inc.創業者・代表取締役社長。東北大学特任教授(客員)。
1988年生まれ、大阪府出身。幼少期の2年間をフランスで過ごす。
2010年京都大学農学部卒業。東京大学大学院農学生命科学研究科にて博士号取得。大学院在学中にゲノム解析ベンチャーのジーンクエストを起業した。世界経済フォーラムYoung Global Leaders、Newsweek「世界が尊敬する日本人100」等に選出。文部科学省科学技術・学術審議会委員、上場企業社外取締役等を歴任。著書に『生命科学的思考』(NewsPicksパブリッシング)等。
■『思いどおりにならない人生を変える生命科学 すべて本能のせい』
著者:高橋 祥子
定価:1,760円(税込)
発売日:2026年9月16日
発行:ダイヤモンド社
判型:B6変並製・320ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4478125414
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