小野伸二氏の経験を通じて、社会人としての成長や組織の一員としての心構えを学ぶ
日本道路株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:石井敏行)は2026年8月27日(木)、次世代を担う新入社員を対象とした特別講演会を、元サッカー日本代表の小野伸二氏を招いて開催しました。世界を舞台に活躍した小野氏の経験や言葉を通じて、ビジネスや人生にも通じる「準備」「挑戦」「チームワークの本質」について学ぶ機会となりました。

(左から)小野 伸二氏、当社営業本部スポーツ事業部顧問 土方 政雄
開催の背景
当社では、新入社員が社会人としての第一歩を踏み出すにあたり、組織の一員としてのマインドセットを育み、多様な価値観や困難を乗り越える力を身につけることを目的に、2024年度から特別ゲストを研修施設「土浦テクノBASE」に招き講演会を開催しています。3回目の開催となる今回は、小野氏と親交のある当社営業本部スポーツ事業部顧問との対談形式で実施しました。小野氏の競技人生を振り返りながら、仕事や組織に向き合う姿勢について語っていただきました。

リフティングのリクエストに快く応じてくださった小野氏
講演会のハイライト

伝説のPKやチームワークについて熱く語る小野氏
講演会に真剣に耳を傾ける新入社員の様子
1. 伝説のPKと、結果を支えた「徹底的な準備」
小野伸二氏は、オランダの名門チーム・フェイエノールト在籍時、2002年のUEFAカップ準々決勝のPK戦で、リフティングをしながらペナルティスポットへ向かい、その後冷静にPKを決めたエピソードが有名です。当時の小野氏(22歳)と同年代の新入社員を前に、次のように振り返りました。
「PKを蹴る瞬間、外すことや止められることは一瞬たりとも頭になかった。自分が成功することで次につながる。そう自信を持てたのは、試合に向けた1週間、1日たりとも無駄にせず準備してきたという自負があったからこそです」
2. 挫折や困難を成長に変えるメンタリティ
若き日の大怪我やキャリアにおける苦難をどのように乗り越えたかという問いに対し、小野氏は「人を羨むのではなく、自分と向き合うことの大切さ」を語りました。
「怪我をしたとき、たくさんの温かい手紙をいただき、自分は支えられているんだと感じました。悔しいときや不条理な壁にぶつかったとき、他人のせいにするのではなく『どうすれば成長できるか』に時間を使うこと。それが自分の成長につながります」
3. 「アシストのアシスト」に学ぶチームワークと組織の歴史
フェイエノールトのクラブ公式YouTubeチャンネルで公開された「歴代アシストTOP30」でも、6位にランクインするほど、ピッチ上で芸術的なアシストの数々を残してきた小野氏が好む言葉は『アシストのアシスト』。その理由について、華やかなゴールの裏にある仲間や歴史へのリスペクトを語りました。
「得点や直接のアシストだけでなく、後ろで泥臭くパスをつないでくれる仲間たちがいるからこそ自分が存在します。企業の中でも、皆さんの先輩たちが築いてきた歴史や、目立たないところで支えてくれる人たちの想いを受け継ぎ、次につなぐことが大切ではないでしょうか」
新入社員へのメッセージ(小野伸二氏より)
講演の最後には、これから現場に配属される新入社員に向けて次のようなエールが送られました。
「皆さんと同じように、新しいクラブに入る(新しい門出に立つ)ときは不安や期待、ワクワク感が入り混じっていたと思います。1日1日を大事に、同期の仲間一人ひとりを大切にしながら、良い時も悪い時も共有して過ごしてほしい。自分が選んだ道ですから、ぜひ楽しみながら進んでいってください」
質疑応答では、仕事のモチベーション維持の方法や、価値観が合わない同僚との向き合い方、さらにサッカーのトラップのコツに至るまで、小野氏がユーモアと真摯さを交えて回答し、会場は大きな熱気と学びの空気に包まれました。

会場全体が一体となった質疑応答セッション
トラップのコツを生実演で女子サッカー経験者の社員にレクチャー
当社は、今後も社員一人ひとりの成長を支援する取り組みを通じて、組織全体の結束力を高め、より価値の高いサービスの提供に努めてまいります。

小野伸二氏(前列中央)、当社代表取締役社長 石井敏行(前列右から3番目)と、技術系新入社員、社内関係者による集合写真
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