生けられた花の息づかいを“肖像”として写し撮る、花・光・空間の関係をめぐる共同実験。9月19日(土)より観覧無料・予約不要で開催

写真家・永井樹里と華道家・増渕若雨によるアーティストユニット「SOLOMA(ソロマ)」は、2026年9月19日(土)から9月27日(日)まで、西荻窪のThere There STUDIOにて、初の展覧会「SOLOMA - flower photographic praxis - 1st Exhibition」を開催します。
SOLOMAは、いけばなと写真を往還しながら、生けられた花の息づかいや祈りを手がかりに、花がその瞬間だけに見せる姿を「肖像」として写し撮る共同実験です。本展では、これまでに重ねてきた実験の結果として立ち現れた作品群を発表します。
会場では、中川雅之氏による額装で仕立てた作品も展示予定です。展示作品については、会場にて数量限定の受注販売を予定しています。観覧は無料、予約不要、会期中の休廊日はありません。
SOLOMA - flower photographic praxis - 1st Exhibition
今回展示する作品は、私たちがこれまで繰り返してきた実験の結果です。
生けられた花には、その瞬間にしかない姿があります。ひらきかけた花、傾いていく茎、乾いていく葉。それらは静止しているようで、絶えず変化しながら、それぞれの時間を生きています。
撮影もまた、その時間の外側にはありません。すべての作品はデジタルで撮影されていますが、そのときの光、空気、花の状態、撮影する者との距離、制御できるものとできないものが重なり合い、その関係のなかから一枚の像が立ち現れます。
美しさの盛りだけでなく、芽吹き、開いて、やがて失われていく姿までを写し取ること。ここにあるのは、花と人、光と空間の関係の痕跡です。それぞれの花がそのときだけ見せた姿を、ひとつの肖像としてご覧ください。
SOLOMAについて

「空(solo)間(ma)」という言葉を手がかりに、SOLOMAは、花が置かれる場、光が差し込む時間、撮影者との距離、そして生けられた花の変化といった現象を受け取りながら制作を行っています。
花を単なる被写体としてではなく、それぞれの時間を生きる存在として見つめ、その一瞬の姿を一つの肖像として残すこと。そこに残るのは、花と人、光と空間の関係の痕跡であり、戻らない時間に静かに寄り添い続ける像です。
作家プロフィール

/ 撮影
永井 樹里 / JURI NAGAI
Instagram:@juritea.1022
Photographer / Director of photography
1996年鹿児島県生まれ。長岡造形大学視覚デザイン学科卒業。2019年株式会社アマナ(アキューブ)入社。2020年からフリーランスのカメラマンとして活動を開始。TVCM、ミュージックビデオ、WEBムービー、ショートムービーなどの映像作品を中心に撮影している。フォトグラファーとしての活動も、アーティスト写真や広告など様々な作品の撮影を行う。
/ 装花
増渕 若雨 / Wakame Masubuchi
Instagram:@wakame_masubuchi
華道家 / Flower artist
1996年栃木県生まれ。2014年高校在学時に小原流いけばな准教授を取得。2022年早稲田大学院建築学専攻卒業。設計事務所勤務後、華道家として活動。海賀正雨氏、辻雄貴氏に師事。圏論的な自然哲学と建築学を背景に、いけばなと空間、季節の関係性の移ろいに応答する作品を制作。主に催事、撮影を中心に装花作品を提供している。
開催概要

作家在廊予定

本件に関するお問い合わせ

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