--売上の1%を北アルプスのトレイル整備などへ還元。「登山マナー10ヶ条」を4言語で無償配布
SOPHOLA株式会社(本社:長野県安曇野市、代表取締役:飯野正紀)は、登山ブランド「Jonen Peakworks」を立ち上げたことを発表します。北アルプス・常念岳を望む安曇野から、信州の素材にこだわった、市場にまだない食事とギアを登山者へ。その一つひとつを通じて、山の未来を守ることを目指します。
ブランドECサイトは2026年10月1日に公開予定です。第1弾商品は、信州のこだわり素材と山行のための栄養設計を掛け合わせたレトルトカレー2種「山屋による山屋のためのカレー」「山屋による山屋のためのキーマカレー」。松本大学 人間健康学部 健康栄養学科が栄養監修を、地元・安曇野市の株式会社CEFCOが製造を担い、共同開発しました。2026年11月5日よりMakuakeにて先行販売予定です。
Jonen Peakworksを立ち上げた背景--息子と歩くこの山を、未来へつなぐために
代表の飯野は、3年前に息子のこども園の親子登山イベントで安曇野の里山・長峰山に登ったことをきっかけに登山を始めた、ごく普通の登山者です。往復2時間の低山で翌日筋肉痛になった父親が、息子と一緒に山に通ううちに、3年で250座以上の山に登るようになりました。
こども園の親子登山イベントで、初めて長峰山(安曇野市)に登った日の息子。奥は残雪の常念山脈(北アルプス)
山を歩く時間が増えるほど、見えてきたことがあります。
きれいな登山道は、当たり前にあるのではないということ。重い丸太を担ぎ上げ、雨で削れた道に土を入れ、笹を刈る。その多くを地元のボランティアや山小屋の方々が担い、高齢化も進んでいます。子どもと登ると、整備された登山道や山の環境のありがたさを体で感じます。同時に、「この子が大きくなっても、この環境を残していけるだろうか」と考えるようになりました。
もう一つは、山小屋の食事と、自分のテント泊・日帰り登山の食事の差です。八ヶ岳の山小屋で初めて口にした、疲れ切った体に染みる栄養バランスのとれた食事。一方、自分で担いで登る山行では、荷物の軽さや手軽さを優先して、カップ麺や簡易的なレトルトで済ませてしまうことがほとんどでした。雨風を遮るもののない稜線のテント場では、なおさらです。
「山で食べる一食が、そのまま山に還る仕組みをつくれないか」。この二つの気づきが、Jonen Peakworksの出発点です。
ブランド名とロゴに込めた意味
「Jonen」は、安曇野から毎日見上げる北アルプスの常念岳。「Peak」は登山者が目指す山頂であり、ものづくりで目指す頂でもあります。「Works」はそこから生まれる商品や取り組み。ロゴには常念岳と、飯野と息子が山を歩く姿をシルエットで描いています。
Jonen Peakworks ブランドロゴ。常念岳の稜線と、山を歩く父子のシルエット
安曇野は、全国の登山者が憧れる北アルプス南部の玄関口です。この地の山屋が、長野県や安曇野の素材を使い、市場にまだない、登山者が本当に喜ぶものを届けていく。それがJonen Peakworksの目指す姿です。
山屋の食事は、山に還る。--売上の1%をトレイル整備へ
Jonen Peakworksは、商品売上の1%を北アルプスのトレイル整備などに還元します。飯野は登山を始めて間もなく、登山アプリ「ヤマレコ」の「Give My Climb」運動に参加し、登った山の標高に応じた金額を登山道整備団体に寄付してきました。個人としてだけでなく、会社としても地元の山に貢献したい。その考えを、ブランドの仕組みとして組み込んでいます。
山の環境に貢献するから「仕方なく選ぶ」商品にはしたくない。疲れた身体が喜ぶ栄養設計と、心から「おいしい」と思える味。そのどちらも大切にした一皿を、山の上で楽しむ。その時間が、結果として自然に山への支援につながる。それがこのブランドの考え方です。
商品より先に始めた活動--「登山マナー10ヶ条」を4言語で無償配布
Jonen Peakworksは、商品発売に先立ち、登山者向けの「登山マナー10ヶ条」を日本語・英語・中国語・韓国語の4言語で作成し、無償で配布しています。
多言語チラシ「登山マナー10ヶ条」。左から日本語・英語・中国語(簡体字)・韓国語。山小屋や観光案内所などへ無償で提供
きっかけは2024年10月、北アルプス表銀座の縦走でした。落石時の声かけ、登り優先、ゴミや騒音--基本的なマナーが、国内外を問わず十分に伝わっていない場面に、たびたび接しました。そして、銭湯の「入浴マナー10カ条」の掲示を見て、山にも同じものがあればいいと考えました。
マナー違反や事故の多くは、悪意ではなく「知らなかった」ことから起こります。入山前に一度伝わるだけで防げるものも少なくありません。そこで10ヶ条は、「事前準備・安全対策」「登山中の行動マナー」「自然・他者への配慮」の3分類・全10項目をイラストで図解し、登山届や山岳保険、落石時の「ラク!」の声かけなど、日本の山に特有のルールを外国語でも明記しました。
ルールを一方的に求めるのではなく、自然環境と、登山道を整備・維持してくださる方々への理解と感謝につなげること。10ヶ条にはその思いを込めています。
チラシはA4サイズのラミネート加工で、現在、上高地の玄関口である沢渡(さわんど)駐車場、上高地観光センター、乗鞍観光センター、安曇野市観光協会に設置されています。制作費・送料とも当社が負担し、無償でお届けしています。山小屋、登山口の掲示板、宿泊施設、登山用品店、バス・タクシーの車内など、登山者が入山前に立ち寄る場所で設置にご協力いただける施設・団体を、引き続き募集しています。
第1弾商品:山屋による山屋のためのカレー
Jonen Peakworks初の商品として、レトルトカレー2種を発売します。栄養監修は松本大学 人間健康学部 健康栄養学科、製造は株式会社CEFCO(安曇野市)。地元の大学・企業と1年以上をかけて共同開発しました。・ 山屋による山屋のためのカレー(通称:山々カレー)
和風出汁と信州味噌のコクにトマトの酸味を合わせた、唐辛子の効いた辛口の和風カレー。大きめに切った信州福味鶏に、信州産の豚ひき肉、国産大豆もたっぷり。3種類のたんぱく質源を一皿で摂れます。贅沢な食べごたえと、山で疲れた体でもすっと食べられる後味を両立させました。
・ 山屋による山屋のためのキーマカレー(通称:山々キーマカレー)
松本大学の学生が考えたレシピがもと。ココナッツミルクのまろやかさで辛さを抑え、信州産の豚ひき肉をたっぷり使いました。細かく刻んだパプリカ、人参、信州産ぶなしめじと、野菜やきのこもふんだんに。辛いものが苦手な方やお子さんにも楽しんでいただけます。

盛り付け例(左:山屋による山屋のためのカレー/右:山屋による山屋のためのキーマカレー)※カレー部分が本品です。ライス・副菜は含まれません。盛り付け協力:咖喱 ヤドリギ(安曇野市)
山屋だからできた、信州のこだわり素材 × 山行のための栄養設計。山に登った体に、格別に美味しいカレーを。
2026年11月5日(木)より、応援購入サービス「Makuake」にて先行販売を予定しています。商品の詳細、開発の経緯、リターン内容は、10月1日のブランドサイト公開後、順次お知らせします。
今後の展望
今後は、登山中に食べる行動食をはじめ、山の食事とギアを順次展開していきます。地元の素材にこだわり、市場にまだなく、登山者に喜んでもらえるものをつくる。売上の1%を山に還し、マナーを伝える活動につなげるという考えは変わりません。まずは地元・北アルプスから始めますが、「この山域にも」という声があれば、日本全国の山を支援していきたいと考えています。北アルプスの環境保全やマナー啓発に課題を感じている自治体、山を地域のシンボルとして大切にしている地元企業、活動に共感してくださる方々との連携を広げていきます。
代表コメント

SOPHOLA株式会社 代表取締役 飯野正紀
富士山の清掃活動をはじめ、山を守るために大きな活動をしている登山家がいます。僕の憧れですが、本当にすごくて、とても真似できません。でも、僕みたいな普通の登山者は数百万人います。その一人ひとりが、登った標高分の一部でも、カレー一皿分でもいい、自分のできる分だけ山に還したら。その積み重ねは大きな力になり、しかも長く続いていくはずです。
「あの人は特別だから」で終わらせずに、「この人にできるなら俺も、私も」と思ってもらえたら。Jonen Peakworksを応援することが、未来の山々を守ることへの参加につながる。そう感じてもらえるブランドに育てていきます。
ブランド概要
・ ブランド名:Jonen Peakworks(ジョウネンピークワークス)・ ブランドサイト:https://www.yamayama-curry.com/(2026年10月1日公開予定)
・ Instagram:https://www.instagram.com/jonenpeakworks/
・ Facebook: https://www.facebook.com/profile.php?id=61593538633497
・ LINE公式アカウント:https://line.me/R/ti/p/%40jonenpeakworks
・ 運営:SOPHOLA株式会社
・ 問い合わせ先:info_jonenpeakworks@sophola.jp
会社概要
・ 社名:SOPHOLA株式会社・ 所在地:〒399-8211 長野県安曇野市堀金烏川5056-21
・ 代表取締役:飯野 正紀
・ 設立:2018年4月
・ 事業内容:マーケティングコンサルティング・アウトソーシング、日本の伝統工芸品の法人販売、登山事業ブランド「Jonen Peakworks」の企画・運営
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