株式会社東洋発酵(本社:愛知県大府市、代表取締役:木村 浩)は、独自の機能性食品原料3種(ROSE CRYSTA(R)-70、UNIFINE(R)、SOLWEED(R))を用いた細胞試験において、オートファジーの一連のプロセス(オートファゴソーム形成、オートリソソーム形成など)を促進・活性化することを確認しました。
従来の「不足した成分を補う」対症療法的なアプローチから、細胞の品質を正常な状態に整える「根本的な土台ケア」へのシフトを提案します。本研究成果により、これらの原料はともに摂取する他の成分の機能を支える「細胞ブースター」として、エイジングケアやウェルネス分野の新たな商品開発への活用が期待されます。東洋発酵は本原料の提供とともに、健康食品・サプリメントの企画から製造(OEM)まで一貫して承ります。
【発表の概要】
東洋発酵は、発酵や抽出の技術を用いた独自の食品原料である「ROSE CRYSTA(R)-70(ローズクリスタ70)」、「UNIFINE(R)(ユニファイン)」および「SOLWEED(R)(ソルウィード)」において、オートファジーの一連のプロセスを促進・活性化させることを細胞試験にて確認しました。本研究では、オートファゴソーム形成およびオートリソソーム形成が濃度依存的に有意に増加したことに加え、オートファゴソーム膜の構成に必要なLC3-IIタンパク質の発現増加も確認されました。これにより、前述の3原料がオートファジーの初期段階から機能誘導を促進していることが示されました。細胞内の不要物を分解・再利用するシステムの活性化に着眼した本成果は、ターンオーバーの概念を取り入れたエイジングケアや、健康寿命の延伸を目指すロンジェビティ市場向けの商品企画に応用できると考えております。
【開発・研究の背景】
これまでのサプリメントケアは、ビタミンCやセラミドなど「不足した成分を外から補う」対症療法的なアプローチが主流でした。しかし、人間の体は加齢や現代的な食生活の影響により、細胞の自己浄化システムであるオートファジーの機能が低下していく傾向にあります。そのため、有用な成分を補っても十分に吸収・活用されないケースが考えられます。そこで東洋発酵は、細胞そのものを整える『根本的な土台ケア』に着目しました。細胞の土台となる環境を整えることで、一緒に摂取する成分が本来の機能を発揮しやすいベース環境の構築を目指し、独自原料におけるオートファジー関連指標の評価研究を実施するに至りました。
【オートファジーとは】
オートファジーとは、細胞内を浄化し、健康な状態に保つための「自己リサイクルシステム」です。細胞内に溜まった古い組織や不要なタンパク質を回収・分解し、新しい細胞やタンパク質を作るための材料やエネルギーとして再利用します。このシステムが滞ると細胞内に不要物が蓄積し、老化の進行や不調のリスクが高まることが研究で分かっています。

東洋発酵が提案する、オートファジーに着目した根本的な土台ケアのコンセプト
【研究結果ならびに試験詳細】
オートファジーの評価においては、単にオートファゴソームの増加を見るだけでなく、それが誘導によるものか阻害によるものかを区別し、一連の分解の流れ(オートファジーフラックス)を捉えることが重視されています。本研究では、オリジナル原料「UNIFINE(R)(ユニファイン)」、「ROSE CRYSTA(R)-70(ローズクリスタ70)」及び「SOLWEED(R)(ソルウィード)」に関して、この一連のプロセスを網羅する3つの指標で細胞試験による評価を行いました。
その結果、以下の変化が確認されました。

ROSE CRYSTA(R) -70によるオートファゴソーム形成の促進:不要物を包み込むオートファゴソームの形成が、濃度依存的に有意に増加した。

ROSE CRYSTA(R) -70によるオートリソソーム形成の促進:分解酵素を含むリソソームと融合したオートリソソームの形成が、濃度依存的に有意に増加した。

ROSE CRYSTA(R) -70によるLC3-IIタンパク質の発現増加:オートファゴソーム膜の構成に必要なLC3-IIタンパク質の発現増加が確認され、膜の形成が活発化していることが示唆された。
オリジナル原料「UNIFINE(R)(ユニファイン)」及び「SOLWEED(R)(ソルウィード)」についても同様の結果が得られました。
これらの結果から、対象となった3原料は、細胞レベルにおいてオートファジーの一連の流れを促進・活性化させることが確認されました。
【食品原料としての特徴】
本研究でオートファジーへの機能誘導が確認された3つの原料は、それぞれ以下の特徴を持っています。- ROSE CRYSTA(R)-70(ローズクリスタ70)センチフォリアバラ花びらから抽出したポリフェノール類を有効成分とする機能性食品原料です。ポリフェノールの一種「オイゲニイン」を含有しており、抗酸化作用に着目した美容・健康食品用途に適しています。
- UNIFINE(R)(ユニファイン)大豆エキスを黒麹菌で発酵させた機能性発酵原料です。「8-ヒドロキシイソフラボン類」を規格化しており、抗糖化作用をコンセプトとしたエイジングケア商品の企画に活用されています。
- SOLWEED(R)(ソルウィード)メカブとアスコフィラムという2種類の海藻から抽出した機能性食品原料です。有効成分であるフコイダンを25%以上含み、ウェルネス分野から美容分野まで幅広い展開が可能です。
【健康食品への活用例:細胞ブースターとしての提案】
東洋発酵は、これらのオートファジー活性化機能が確認された原料を、他の成分の効果を底上げする「細胞ブースター」として商品設計に組み込むことを提案します。 例えば、以下のような商品企画への活用が期待できます。- エイジングケアサプリメントターンオーバーに着目し、既存の美容成分(ビタミンCやコラーゲンなど)と組み合わせたプレミアム商材の企画
- ウェルネス系ドリンク根本的な健康土台を整えることをコンセプトとした、中高年層向けの健康飲料
- 次世代のロンジェビティ(長寿)対応商品細胞レベルの研究成果をマーケティングの軸とした新規ブランドの立ち上げ
【健康食品OEM・商品開発支援について】
東洋発酵は、食品および化粧品分野において、発酵や抽出の技術を用いて、原料の開発・製造、およびOEM企画・製造を行っております。サプリメントやドリンク、化粧品の企画から製造までを一貫して承ります。「オートファジーを軸にした商品開発」をご検討の事業者様に対し、既存ブランドへのラインナップ追加から、まったく新しいコンセプトの新規開発まで、ニーズに合わせた商品開発を提案します。科学的根拠に基づいた独自性の高い商品づくりをサポートします。
【今後の展開】
細胞の品質を保つオートファジー研究は、近年の健康・美容業界において極めて重要なテーマとなっています。当社は今後も機能性素材の研究開発を継続し、科学的根拠に基づいた良質な原料の提供とOEM製造を通じて、人々の健康寿命の延伸とウェルネス産業の発展に貢献してまいります。【お問い合わせ先】
株式会社東洋発酵 お問い合わせ窓口
電話:0562-77-3192〔月~金(祝日を除く)、8:30~12:00/13:00~17:30〕
お問い合わせ: https://www.toyohakko.com/inquiries
オリジナル原料:https://www.toyohakko.com/material/
資料ダウンロード:https://www.toyohakko.com/documents/
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