【類設計室 しごと学舎 こども建築塾】
株式会社類設計室(大阪本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:岩井裕介)の教育事業部しごと学舎「こども建築塾」は、2026年10月1日より、小4~高3の探究学習・総合的な学習で活用できる教材「こども建築塾 テキスト」の販売を開始します。このテキストは、こども建築塾の授業で実際に使用しているテキストを、学校やご家庭に向けて一般販売するものです。

探究学習が広がる一方で、現場では授業づくりが課題に
2022年度から高等学校では「総合的な探究の時間」が本格実施されるなど、主体的な学びを促す授業づくりが求められています。一方、全国教員向け調査※では、9割以上の教員が「探究学習に課題を感じている」と回答しており、中でも「授業案やカリキュラムの設計」に悩む教員は約半数にのぼります。「ネットの情報をまとめるだけの『調べ学習』になってしまう」「壮大な社会課題のテーマに生徒が『自分ごと』として向き合えない」といった課題も生じています。そこで、そんな課題を解決すべく、この度、しごと学舎「こども建築塾」の授業に使っている、「こども建築塾 テキスト」を学校やご家庭に向けて一般販売することになりました。
※認定特定非営利活動法人カタリバ「高校の探究学習「必修化」から2年、校内組織の設置が8割にのぼるも、教員の9割が依然「課題を感じる」。全国教員向け調査」
建築を探究のテーマに選ぶメリット
建築というと、建物の形や構造を考えることに特化した難しい分野のイメージをされがちですが、実は文系・理系の枠を超えて学べる、探究にピッタリの題材です。1. 社会課題を「自分ごと」として捉えられるようになる
実際に設計する際は、そこで暮らす人々や地域、環境、防災など、さまざまなことを考える必要があります。「地震に強い家はどう作る?」「環境に優しい設計とは?」などの問いを立てながら、難しく感じる社会課題も、自分たちの暮らしに引き寄せて考えることができるようになります。
2. 算数・数学や物理への苦手意識が和らぎ、論理的に考える力が身につく
図形や計算、力や重さなど、無機質に見えがちな算数・数学や物理も、建物の形や大きさを考えるための道具として捉え直すことができます。実際に建物の寸法や構造を考え、手を動かしながら学ぶことで、苦手意識を和らげ、論理的に考える力を育みます。

導入授業から1学期分まで!明日から実践できる、探究テーマを収録
こども建築塾 テキスト:身近な空間を題材に建築を知るところから、実際に手を動かして形にし、発表するまで、「考える」「測る」「描く」を通して一連の探究に取り組めるワークを収録しています。模型作成に必要な材料リストから、思考を深めるワークシート、さらに最終発表でそのまま使える「プレゼンボード」のレイアウト構成まで丸ごと収録しているので、数時間の短期学習から学期単位の本格的な探究まで、授業時間や目的に合わせて活用することが可能です。
テキストに収録された探究ワーク例
今回販売するテキストは1Aと1Bの2種類。1Aはものづくりや絵を描くことに興味がある子に、1Bは自然環境や科学実験に興味がある子におすすめです。「部屋を測ってみよう」(1Aより)1~2時間程度
歩幅や腕の長さなど、自分の体を使って教室を測量するワークです。測った結果をもとに「もっと使いやすい教室にするには?」をテーマにアイデアを出し合います。普段何気なく過ごしている身近な環境に目を向け、気づきや疑問を出発点に、より良くする方法を考えることで、技術力・観察力・興味関心を育てます。


「理想の住宅を考えよう」(1Bより)2.5~3時間程度
住まいに必要な要素を子ども達が考え、割り箸や粘土を使って住宅の模型を設計します。小・中学生では自分や家族の暮らしをベースにアイデアを考え、高校生では「地域課題」「サステナビリティ」など、社会課題まで視野を広げてテーマを設定するなど、同じワークでも年齢に応じて探究の深さを変えることができます。


教材概要
商品名:・こども建築塾 テキスト 1A(ものづくりや絵を描くことに興味がある子におすすめ)
・こども建築塾 テキスト 1B(自然環境や科学実験に興味がある子におすすめ)
・こども建築塾 テキスト 1A+1B セット
価格:1500円~(税抜き)
対象:小学4年生~高校3年生
購入方法:https://ruikyouiku.base.shop/
1冊からご購入いただけるので、まずは内容を確認したい方にもおすすめです。
※授業でご活用いただく際は、生徒1名につき1冊のご購入をお願いいたします。1冊をコピーして複数名で使用することはお控えください。
3年間の実績から生まれた教材
【こども建築塾】2023年の開講以来、約5,000名がこども建築塾へ参加、満足度95%を維持しています。
設計事業と教育事業のどちらも展開する類設計室ならではの強みを生かし、建築設計の知識を、小中高生にも分かりやすく翻訳し、体系化したプログラムを展開。中央区立図書館「本の森ちゅうおう」などを手がけた現役の一級建築士をはじめ、第一線で活躍するプロの建築士が講師を担当しています。2026年9月で大阪は開講3周年を迎え、4月からは東京でも新規開講し、活動の場を広げています。文系・理系問わず、ものづくりや絵を描くこと、まちや暮らしに興味があるなど、それぞれの関心を入口に建築を学んでいます。

7月に行われた東京での特別イベントの様子

中央区立図書館「本の森 ちゅうおう」写真:小松正樹
卒業生からは、
「施主のニーズをくみ取って、建築に翻訳していく力が身についた」
「自分の意見を出しつつ、他の子の違う意見も取り入れて、1つにまとめられるようになった」
といった成長を実感する声が寄せられています。

1年目と2年目の変化(左から右)

■多数の中学校・高校で出前授業を実施。出前授業にも対応
これまで、関西や関東の学校をはじめ、多数の中学校・高等学校で、建築を題材とした探究プログラムや出前授業を実施してきました。


授業時間や対象学年、生徒の関心、各校が探究学習で育てたい力に合わせて、テーマや授業の進め方を設計。単発の体験授業から複数回にわたる探究プログラムまで、学校ごとに異なる目的や授業環境に応じて実践しています。
また、前述のこども建築塾で培った小学生への指導経験を生かし、小学校への出前授業にも対応可能です。発達段階に応じて、課題の難易度や制作方法、講師の関わり方を調整します。
「まずはプロによる授業を体験してから、教材の導入を検討したい」
「はじめは講師と一緒に授業を実施したい」
「自校の探究テーマや授業時間に合わせて、内容を組み立てたい」
こうしたご要望に応じて、教材を活用した授業設計や授業運営まで柔軟に対応いたします。
ご相談・お問合せは下記窓口よりご連絡ください。https://edutravel.rui.ne.jp/contact/
会社概要
活力ある社会をめざして、株式会社類設計室(読み:るいせっけいしつ)は、21世紀を牽引するお客様の戦略パートナーとして活力あふれる空間を設計しています。さらに「社会の活力を生み出す」という視点から、新しい教育・農業にも取り組んでいます。<会社概要>
ミッション :活力ある社会を設計する
会社名 :株式会社 類設計室
設立 :1972年
代表取締役社長:岩井裕介
所在地 :大阪府大阪市淀川区西中島4-3-2 類ビル(大阪本社)
:東京都大田区蒲田 5-38-3 蒲田朝日ビル(東京本社)
事業内容 :設計事業部 類設計室、教育事業部「類塾プラス」「類学舎」「自然学舎」
「しごと学舎」、農園事業部 類農園、地域共創事業部 類宅配、
営繕事業部の5業態を展開しています。
URL:https://www.rui.ne.jp/
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