Z世代の視点を生かし、若い世代の参加を促す企画を提案。10月1日、福島民報社の震災記事データベースを活用した対話型AIチャットボットを公開

Yappe株式会社(本社:福島県郡山市、代表取締役:隂山弘暉、以下「Yappe」)は、株式会社福島民報社(以下「福島民報社」)が企画・運営する、ふくしま震災伝承プロジェクト「15歳のバトン」に企画段階から参画し、公式Webサイトおよびスマートフォンアプリを開発しました。
本日2026年10月1日(木)、同アプリに福島民報社の震災記事データベースを活用した対話型AIチャットボットを公開したことをお知らせします。
本プロジェクトでは、Webサイト・アプリの開発にとどまらず、若い世代の参加を促す企画づくりにも携わっています。「寄せられたメッセージを合唱曲の歌詞につなげる仕組み」の提案をはじめ、福島民報社とともに、震災の記憶や福島への思いを次世代へ届けるための企画・開発を進めてきました。
「15歳のバトン」公式サイト
■ 参画の背景
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から15年を迎える中、震災を経験していない世代にも、記憶や教訓を継承していくことが求められています。
福島民報社が展開する「15歳のバトン」は、メッセージの募集、高校生による被災地視察、バトンリレーなどを通じて、幅広い世代が震災伝承に参加するプロジェクトです。
Yappeは、若い世代が参加したくなる仕組みづくりについて福島民報社から相談を受け、プロジェクトに参画しました。福島民報社が持つ地域の記録や取材活動と、Yappeの若い世代ならではの視点、企画・開発力を組み合わせ、各企画への参加を支えるWebサイト・アプリを構築しています。
■ Yappeの主な担当内容
1.若い世代の参加を促す企画提案

プロジェクトへの関心喚起や参加促進に向けて、企画の検討段階からアイデアを提案しました。
その一つが、参加者から寄せられたメッセージを合唱曲の歌詞づくりに活用する仕組みです。自分の言葉が将来に残る楽曲の一部になるという参加のきっかけを提案し、福島民報社との協議を経て、プロジェクトの柱の一つとして採用されました。
企画提案にあたっては、個々のアイデアだけでなく、プロジェクトを知ってから参加するまでの流れや、各施策の目的についても両社で検討を重ねています。
2.公式Webサイト・スマートフォンアプリの設計・開発

公式Webサイトでは、プロジェクトの紹介やメッセージの投稿・閲覧などに対応。公式アプリでは、メッセージに加え、高校生の被災地視察報告、リアルバトンリレーの巡回状況、著名人からの応援メッセージなどを掲載しています。
Yappeは、画面構成や機能の検討から開発、公開に向けた確認・調整までを担当しました。福島民報社やデザイナーと連携し、利用者が各企画の情報を知り、そのまま参加できる仕組みを実装しています。
3.震災記事データベースを活用した対話型AI機能の開発

10月1日に公開した対話型AIチャットボットでは、福島民報社の公式キャラクター「伝次郎」を窓口に、震災や福島に関する疑問を文章で質問できます。
福島民報社が蓄積してきた震災関連記事を参照情報として活用し、質問に応じた回答を生成します。記事を参照した回答では、掲載日・見出しなどの参照情報を表示します。
記事を読む方法に加え、対話を通じて記録に触れる機会を提供することで、震災や福島の歩みを学ぶ入口を広げます。
※AIの回答には、事実と異なる内容が含まれる場合があります。
■ 福島民報社 担当者コメント
東日本大震災から15年が経過しました。あの日を知らない世代が増え、記憶の風化が喫緊の課題となっています。福島民報社はこれまで紙面を通じて震災を記録してまいりましたが、これからの未来を担う若い世代にこそ、より身近に、より深く震災の教訓を届けたいと考え、このたび、『15歳のバトン』公式アプリ内でAI学習チャットボットを公開いたします。
今回の開発にあたっては、福島出身で震災の記憶を持つデジタルハリウッド大学の隂山弘暉さん率いる『Yappe株式会社』の皆さんとタッグを組みました。現役大学生である彼らの瑞々しい感性とデジタルの力を借りることで、これまでの新聞の枠を超えた、新しい対話型の学習体験が実現しました。
本アプリ内のAI学習チャットボットは、リリースした今日が完成ではありません。若いチームによる挑戦でもあります。今後、改善すべき不具合もあるかもしれません。しかし、私たちはそれらの課題一つひとつに彼らと共に真摯に向き合い、県民の皆様からのフィードバックを反映させながら、より良いツールへと成長させていく決意です。
このアプリが、家族で震災を語り合うきっかけとなり、福島の未来を守る確かな『バトン』となることを願っております。
■ プロジェクトメンバーのコメント
Yappe株式会社 本田亮斗

震災当時6歳だった私は、あの日を「テレビの向こうの出来事」として見ていました。
しかし成長するなかで、あの日に生きていたことの重みを少しずつ感じるようになり、今、このプロジェクトに携わっています。
大切にしたい人やモノコトを、大切にできるありがたさを噛み締める。
そんな生き方につながるバトンを、このプロジェクトを通じて次世代へ繋げられたらうれしいです。
Yappe株式会社 濱元ひかり

震災未経験である私自身、震災当時の記憶はありませんでした。だからこそ、貴重な記事データを活用し、記憶や教訓を次世代や未経験者へと紡ぐ本プロジェクトの意義に共感しております。
また、本プロジェクトのアイディアを具現化すべく、チーム一丸となって開発に取り組みました。
私たちが開発したプロダクトを通して、私のような震災未経験者をはじめ、より多くの方へバトンを繋いでいけたらと思っています。
■ 「15歳のバトン」について
「15歳のバトン」は、福島民報社が企画・運営する、震災の記憶や教訓、福島への思いを次世代へつなぐ参加型プロジェクトです。
震災の経験の有無、年齢、居住地を問わず、国内外から3年間で1万人分のメッセージを募集。寄せられた言葉を合唱曲の歌詞づくりに活用し、2028年度の披露を予定しています。
このほか、高校生による被災地視察や、県内の高校をつなぐ「リアルバトンリレー」などを展開しています。
「15歳のバトン」公式サイト:https://15baton.jp/
※アプリの入手方法は、公式サイトの案内をご確認ください。
■ Yappe株式会社について
Yappe株式会社は、「やってみようを、カタチにする。」をミッションに掲げる、福島県郡山市発の企業です。Webサイト制作、システム・アプリの企画開発、イベントなどを通じて、企業や個人のアイデアの実現を支援しています。
本プロジェクトでは、企画提案からWebサイト・アプリ・AI機能の開発までを担当しました。今後も、若い世代の視点とデジタル技術を生かし、企業や地域の構想を具体的なサービスへとつなげてまいります。
お問い合わせはこちら
会社名:Yappe株式会社
代表者:代表取締役 隂山弘暉
所在地:福島県郡山市石渕町1-9
設立:2024年12月19日
公式サイト:https://yappe-inc.jp/
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