『ピン・ポン・バス』などでタッグを組んできた竹下文子×鈴木まもるの、恐竜絵本シリーズ第4作目! 関連イベントも開催。

▼書籍詳細
https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784032214505
竹下文子×鈴木まもる、恐竜絵本シリーズ最新刊は「子育て恐竜」が主人公
『マイアサウラの しんぱいないちにち』は、『ティラノサウルスの はらぺこないちにち』『トリケラトプスの なんでもないいちにち』『プテラノドンの そらとぶいちにち』に続く、恐竜時代のとある一日を描いた4作目の絵本。作者は、ロングセラーのりもの絵本となっている『ピン・ポン・バス』でもおなじみの、竹下文子さん(文)、鈴木まもるさん(絵)のおふたりです。

「おかあさんは しんぱいで たまらない。みんな ぶじに かえるかしら。」
主人公のマイアサウラは、「子育て恐竜」として知られる恐竜。卵がかえる重要な1日を、お母さん恐竜が大切な卵を何度も数えたり、卵が襲われないように急いでごはんを食べに行ったりする姿を通して描きます。卵をねらう肉食恐竜のアルバートサウルスが登場するシーンは迫力満点! 最後はほっとあたたかい気持ちになります。

「トリケラトプスや アラモサウルスに まちがって ふまれたりしないように。」
故・竹下文子さんがラフまで確認した最後の作品
公私ともにパートナーとして、ご夫婦でこれまでに70冊以上の共著を手がけてきた、竹下文子さんと鈴木まもるさん。本作は、2025年秋にラフが完成。残念ながら、竹下文子さんは2026年3月10日にお亡くなりになりましたが、竹下さんがラフまで確認した最後の作品となります。
鈴木まもるさんは、本作についてのインタビュー(Kaisei web「作家が語る わたしの新刊」)で、「フミコさんが持っている言葉の世界は、ただただ脱帽するしかありません」と語られています。
のりもの絵本シリーズとも共通する「くらしを描きたい」という思い
偕成社90周年を記念したポッドキャスト「あの本、だれが作ったの?」(ニッポン放送)の鈴木まもるさん登場回(第4回)では、本作について(32分頃~)、竹下文子さんとの創作活動についてお話しされていますが、そこでは、私たちの生活のベースにある「くらし」を描きたいという思いを語られています。
「同じ地球に住んでいるひとつの命としてどう生きていたか、ということを出したい。のりものを使って人が生きることを伝えるか、恐竜を使って、地球の上に生きている命を伝えるか、というところだと思う。命とはなにか、ということをちゃんとおさえたい、というのがふたりの中であった。」(ポッドキャストより)

『ピン・ポン・バス』をはじめとするのりもの絵本シリーズにも、本作の恐竜絵本シリーズにも、共通するのは、ダイナミックなできごとが起こらないこと。のりもの本来の役割や、恐竜というひとつの命を、日常の延長線上にある物語で描いていることこそが、おふたりの絵本の魅力です。
恐竜絵本シリーズ最新刊。ぜひお手に取ってご覧ください。
関連イベント情報
本作の原画も展示!「追悼展 竹下文子 本の世界」竹下文子さんの業績を偲び、『マイアサウラの しんぱいないちにち』の原画のほか、過去に様々な画家と組んで出版した絵本や童話の原画、「黒ねこサンゴロウ」シリーズの未発表原画など約40点や、ゆかりの品、生前の足跡をたどる関連資料などが展示されます。

会期:2026年11月21日(土)~11月26日(木)
会場:ギャラリーコンセプト21(〒107-0061 東京都港区北青山3-15-16)
お問い合わせ:TEL 03-3406-0466
詳細:https://www.kaiseisha.co.jp/news/36411
*オープニングセレモニー:11月21日(土)15時半~18時半 軽食とドリンクをご用意しています。鈴木まもるさんは、期間中ほぼ在廊の予定です。詳しくはギャラリーにおたずねください。
【書店フェア】竹下文子さんと鈴木まもるさん 二人が紡いだ命の宿るお話―竹下文子追悼展
丸善京都本店で、竹下文子さんを偲んだ、書籍フェアが開催されます。新刊を含む、恐竜絵本シリーズをはじめ、『ピン・ポン・バス』「黒ねこサンゴロウ」シリーズなど、共著作が展開されます。
会期:2026年10月7日(水)~10月31日(土)
会場:丸善京都本店(〒604-8032 京都府京都市中京区山崎町251 京都BAL B1・B2)
営業時間:11時~20時 TEL: 075-253-1599
著者紹介
竹下文子(たけした・ふみこ):1957年、福岡県に生まれる。東京学芸大学在学中に童話集『星とトランペット』でデビュー。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で路傍の石幼少年文学賞を、『ひらけ! なんきんまめ』(小峰書店)で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。『なまえのないねこ』(小峰書店)で講談社絵本賞など6つの賞を受賞。主な作品に「のりものえほん」シリーズ、「三日月島のテール」シリーズ、『まじょのむすめワンナ・ビー』『げんきになったよ こりすのリッキ』(偕成社)、『ねえだっこして』(金の星社)、『つきのこうえん』(パイインターナショナル)、『たんぽぽてんし』(小峰書店)などがある。2026年3月10日逝去。鈴木まもる(すずき・まもる):1952年、東京都に生まれる。東京芸術大学中退。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で赤い鳥さし絵賞を、『ぼくの鳥の巣絵日記』(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞を、『ニワシドリのひみつ』(岩崎書店)で産経児童出版文化賞JR 賞を、『あるヘラジカの物語』(あすなろ書房)で親子で読んでほしい絵本大賞を受賞。主な作品に「のりものえほん」シリーズ(偕成社)、『せんろはつづく』(金の星社)、『戦争をやめた人たち』(あすなろ書房)、『みずとは なんじゃ?』(小峰書店)、鳥の巣研究家として『鳥の巣いろいろ』『ツバメのたび』(偕成社)、『鳥は恐竜だった』『ぼくの地球絵日記』(アリス館)などの著書がある。静岡県在住。
書籍紹介

書名:マイアサウラのしんぱいないちにち
文:竹下文子
絵:鈴木まもる
定価:1,430円(税込)
判型:21cm×26cm
対象:3歳から
ページ数:32ページ
ISBN:978-4-03-221450-5
発売日:2026年10月8日
偕成社HP書誌情報:https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784032214505
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