展示・音楽イベント・クリエイター滞在を重ねながらまちの編集機能を担ってきたホテル「C&C」は地域の酒場文化の一端を担うべく、新たに酒場を開発・運営。宿の運営から酒場までを地域と共に育てます。

株式会社Staple(代表取締役:岡雄大)は2026年10月14日(水)、岡山市北区出石町にカウンター7席の大衆酒場「mae(呼び名:マエ)」を開業します。
Stapleが岡山の地に根を下ろし1年半、さまざまなイベントを通じてクリエイティブカルチャーを育む場を営んだ先の新たな挑戦の場です。
■ 宿の運営から見えてきた、岡山のまち・文化・日常



「C&C」は、2025年4月に開業した全4室のスモールホテルです。後楽園や岡山城のふもと、芸術と文化を育んできたエリアを舞台に、宿でありながらもアーティストやクリエイターの表現の場として様々な音楽イベントや展示イベントを重ねてきました。
宿として旅人を招き、同時に様々なコンテンツを通して地域の人々が集う場の運営を行いながら見えてきたのは、夕方になると暖簾がかかり、人が自然と酒場へ流れていくまちの風景や、一軒だけで完結するのではなく、店から店へ歩いて巡る岡山のナイトカルチャー。
宿から一歩足を踏み出した時に広がる「地域・まちの日常」の一部を自分たちも担うことで、地域の回遊性を生み出す。その実践の場として、「mae」を開業するに至りました。




展示や音楽イベントなど、様々なイベントを重ねながらコミュニティを生み出してきたC&Cの様子
■ 酒場「mae」について
■ 「mae」の名前に込めた意味
「mae」という名前は、向かい合うホテル「C&C」の"前"に位置することと、チェックアウト「前」の朝食の場、寝る「前」のバー、次の店に行く「前」にちょっと寄る一軒--ホテルの前後に存在する曖昧な余白や時間、「何かをする"前"である」という表現の意味の両方を込めています。
■ 「mae」ロゴとコンセプト|“大人たちの楽園”


出典 https://konjaku-photo.com/
「mae」のある出石町には、かつて高瀬舟が物資を運んだ旭川が流れ、武士の時代には商いとともに栄えてきました。そのためロゴには「止」と「刀」の二文字を重ねながら、コンセプトである「後先を忘れた大人たちの楽園」には、前後の文字を取ると岡山「後楽園」になる--。そんな歴史への敬意と、少しの言葉遊びを込めました。
また、そこに必要なのは、日常から少し遠くへ連れ出してくれる異国情緒。提供メニューは、混ぜ麺や南国で蒸留されたクラフト焼酎など、それらを感じられるラインナップになる予定です。



■ 空間設計について
■ 台湾の建築家とつくる「mae」本事空間製作所 | プロフィール
台湾・台中と台南に拠点を置く建築・空間設計事務所。洪和培と謝欣曄が共同で創設。台南を中心に、飲食店や店舗、古い建物の再生などを手がける。設計から施工完成までを自分たちで掌握することを大切にし、現場で職人と向き合いながら、既存の素材や時間の積み重ねを活かした空間をつくる。代表作に、台南の日本料理店「十平」、複合施設「パリパリアパートメント」など。


本事製作事務所がデザインを手がけたPARIPARI apt. (パリパリアパートメント)ホテル・カフェフロア
「mae」の設計を手掛けたのは、台湾・台南を拠点に活動する建築ユニット、本事空間製作所。
台南で彼が手がける飲食店やバーには、地域の人と旅人が自然に集まり、それぞれの時間を過ごしながら、また街へと歩き出していく空気があります。「mae」もまた、一軒で完結する場所ではなく、人が集まり、また次の酒場へと歩いていく--その街の流れの一部となる酒場でありたいと考え、設計を依頼するに至りました。
設計にあたっての考え方を、本事空間製作所は次のように説明しています。
『設計は、通りに面した大きな窓から出発しました。室内の床が道路より高いため、歩く人にも店内がそのまま見えます。この条件を活かし、半円形のカウンターを窓側へ向けて配置。外壁を飾る代わりに、夜は天井の光とカウンターの輪郭が店の顔になります。装飾を重ねるのではなく、見せる要素を絞ることで、少ない要素のまま空間の雰囲気を成立させています。』

天井とカウンターの光だけで雰囲気をつくる、夜の「mae」。
■ これからの岡山
岡山に本格移住をして2年が経ちました。
岡山は気候が良く、大きな川も流れ、緑も豊富で気のいいおおらかな街です。徒歩圏内には美術館や公共アートが並び、心地よいローカルな個人店も顔を連ねています。
若いプレイヤーの移住者や新しい文化拠点も増えている一方で、駅前の大規模な再開発によって地に足が着いた文化を失いかねないと同時に危機感を覚えています。「mae」のある出石町の夜は本当に静かで、陽が沈むと道を歩いている人はほとんどいなくなります。だからこそ、「mae」と「C&C」の活動を通じて、かつての賑わいを取り戻すように文化の繋がりの一部として人々の往来を楽しむ岡山の拠点の一つでありたいと考えています。ー Staple岡山

■ ご近所応援コメント
物件が空くと聞いて、すぐにStapleに声をかけました。彼らのつくる空間やカルチャーが好きで、「この場所を彼らに見てもらいたい」と思ったからです。案内するとすぐに決まり、そこから「さて、ここで何をやろうか」と考え始める。やりたいことに合う物件を探すのではなく、場所やC&Cとの関係性を感じ、そこから何を生み出すかを考える。その感覚が僕はとても好きです。街を一緒に楽しみながら、訪れる人にも楽しんでもらえる場所がまた一つ増えることを、心から嬉しく思います。
株式会社HITPLUS 代表取締役 打谷直樹
後楽園の門前町であり岡山神社の近隣の出石地区がますます多様な文化を受け入れる場所として広がってきた事に、宮司としても大変嬉しく思っています。「mae」の開業により個人的にも皆がワイワイ集まれる酒場がまた一つ誕生し、岡山の街の楽しみが増えると確信してます!
弥栄!
岡山神社宮司 久山信太郎
■ 店舗情報

■ 会社概要

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■ 報道関係者お問い合わせ先
株式会社Staple岡山 広報担当:渡邊
E-mail:pr@staplejp.com
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