1名の振り返りに基づくシングルケース報告。形になった案の意味と使い道を考える具体例・記入欄を収録した、A4横11ページのPDF
980社・33.8万人の働く人のデータを基盤に、組織行動科学(R)の研究・教育開発を行うリクエスト株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:甲畑 智康)は、AIと企画や資料を形にしている担当者・管理職に向けて、PDF資料「AIと働くことで生まれる新しい思考の習慣」を無料公開します。
本資料は、1名の仕事の振り返りと、AIとの対話で捉え方が変わった過程を整理したシングルケース報告です。形になった案を眺め、もとの目的や自分の経験と結びつけ、その意味や次の可能性を考える方法を提案しています。

形になったものの意味と、その先の可能性を考える。1名の振り返りを手がかりにした実践提案です。表紙の人物イラストはAI生成です。
PDFを無料で読む・ダウンロードする(A4横・全11ページ)
AIとの仕事で感じた、熟考への不足感
AIの案を見ると、漠然と思い描いていたイメージが明確になる。作業も進み、全体が形になる。
その一方で、以前のように立ち止まって熟考することが減ったと感じる。
本資料は、この不足感を抱いた1名の振り返りを出発点にしています。
対象者は、現在も顧客との対話をホワイトボードに書きながら進めています。以前は、その後に印刷物を眺めて手で書き直し、PowerPointやWordへ展開した後も3回以上見直していました。AIとの協働でほぼなくなったのは、この対話後の工程です。対象者は、AIが示す具体的な案からイメージが明確になることに価値を感じていました。
顧客との対話を、ホワイトボードに書き続ける意味
共同作業を扱う研究では、描く途中の発話や身振りに、完成した図だけには残らない情報が含まれること、共有する視覚情報が、相互理解の確認と作業状況の把握を支えることが報告されています。ホワイトボードでの対話は、話の記録を残すとともに、同じものを見て、目的や背景、関係の捉え方を一緒に確かめる場として考えられます。一方、共有デジタル白板とチャットによる推理課題では、板は主に共有記憶として使われ、対話が板の情報の意味を確かめていました。書かれたものを共に見ることに加え、その意味を話し合って確認し、必要な部分を直すことに着目します。
これは、継続している工程を関連研究に照らした解釈です。
対象者がホワイトボードを使い続ける理由や効果を測定したものではありません。この働きは紙や共有画面でも成立し得ます。本ケースでは、顧客との対話を続けながら、対話後にAIと案を形にする進め方が変わったと整理できます。
新しく生まれた思考の機会を、どう習慣にするか
AIとの対話の中で、対象者は不足感を捉え直しました。
形になったものを眺め、その意味やその先の可能性を考える機会は生まれている。
しかし、その場面で自然に考え始める習慣が、まだ身についていないのではないか。
これが、今回のケースから生まれた仮説です。
資料では、この仮説を手がかりに、AIと作ったものがまとまったときに全体を眺め、目的・背景・自分の経験と結びつけて考える時間を持つことを提案します。
進行案を眺め、説明会の別の役割を考える
PDFの具体例は、情報共有に使う新しい社内ツールの説明会です。担当者がAIと作った進行案の一部分に目を留め、説明会の別の役割を考える様子を示しています。これは、考え方を説明するための例です。

説明用の例。完成した進行案の一部分から、説明会をどう役立てるかを考え直します。
形になった案を手がかりに、もとの目的と背景に立ち戻り、新しい使い道を考え、次に何を確かめるかを選ぶ。この思考の広がりを、PDFでは二つのページで追えるようにしています。
自分の仕事で試す、三つの動作
- 案の全体を眺める:AIと作った企画書や図を開き、気になる部分に目を留める
- 自分の経験と結びつける:似た仕事の経験や、もとの目的・背景に照らし、誰の仕事にどう関わるかを考える
- 浮かんだ考えを残す:新しく見えた意味や使い道を短く残し、相手に聞く、小さく試す、いったん保留するなど、次の扱いを決める
PDFには、同じ架空例の記入例と、自分の仕事で使える記入欄を用意しました。すべての問いに答える必要はなく、考えが動いたところから書き残せます。まだ言葉にならないことは、AIに話して整理する方法でも構いません。

自分の仕事で考えたことを残すための三つの欄。PDFには記入例を掲載しています。
資料概要
- 資料名:AIと働くことで生まれる新しい思考の習慣
- 副題:形になったものを眺め、その意味と次の可能性を考える形式:PDF/A4横/全11ページ
- 料金:無料
- 内容:1名の振り返り、そこから生まれた仮説、説明会の架空例、仕事で試す方法、記入欄、研究との接点、報告の資料と方法
- 著者:甲畑 智康/発行:リクエスト株式会社
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シングルケース報告としての位置づけ
対象は1名・1ケースで、対象者は報告者本人です。資料は、AIとの対話に記された本人の発言・振り返りを基に、仕事の進め方、感じた変化、不足感の捉え直しの順に整理しています。構成・文章化にはAIを用いています。
作業時間、思考の深さ、習慣の定着は測定しておらず、効果を調べる実験も行っていません。振り返りやAIの応答、仕事の進行段階の影響も考えられます。原因や効果の特定、他の人への適用は、今後確かめる課題です。説明会の架空例は、実際の事例数に含みません。
関連する研究との接点
共同作業の描画過程を扱うTang(1991)、共有視覚情報と相互理解を扱うGergleら(2013)、共有デジタル白板と対話を扱うDillenbourg・Traum(2006)の研究を追加しました。建築スケッチを扱うSuwa・Tversky(1996)と、日常の習慣形成を扱うLallyら(2010)の研究も紹介しています。対象・方法・結果と今回への接点をPDFに記載し、いずれもAIとの協働や今回の進め方全体の効果を検証した研究ではないことを明記しています。
Suwa・Tversky(1996)建築スケッチの読み取りを扱う研究
Lallyほか(2010)日常の行動と習慣形成を扱う研究
関連する研究・実践資料を探す「知と実践」

リクエスト株式会社について

リクエスト株式会社は、「成果につながる方法を、本人が使える仕事へ。」「知を社会へひらく。仕事を見直す、次の一歩へ。」を軸に、組織行動科学(R)の研究・教育開発と実践支援に取り組んでいます。仕事の事実と条件を確かめ、本人が方法を使える仕事と、周囲の支援を整えます。
980社・33.8万人は当社の研究基盤の規模であり、今回のシングルケース報告や、紹介する思考の習慣の効果検証数を示すものではありません。

会社概要
会社名:リクエスト株式会社
代表者:代表取締役 甲畑 智康(こうばた ともやす)
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目4番8号 京王フレンテ新宿3丁目4F
公式サイト

本件に関するお問い合わせ
リクエスト株式会社
メール:request@requestgroup.jp
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