病気による営業時間短縮で経営が厳しくなる中、工場長との出会いが新たな希望に。お店の味を再現したレトルトカレーと、事業再建への挑戦。
福岡県北九州市で焼肉店を営む「焼肉福ちゃん 学研都市ひびきの店」
2015年「第2回カレーマルシェ in 門司港レトロ カレー王座選手権」、2016年・2017年「北九州カレー王座決定戦」で3年連続優勝を果たし、長年、多くのお客様に支えられながら営業を続けてきました。

しかし、2026年5月、店主が指定難病の心臓疾患と診断され、長時間労働を避ける必要が生じ、働き方の大きな転機を迎えました。
営業時間の短縮は、経営面にも大きな影響があり、決して簡単な決断ではありませんでした。本気で閉店も考える日々でした。

お店の味を、この先も残していくために
「たとえお店を続けられなくなっても、このカレーの味だけは未来に残したい。」そう考える日も多くありました。
そこで、事業再建への一つの可能性として浮かんだのが、長年愛されてきた「福ちゃんカレー」のレトルト商品化でした。
しかし、私自身、レトルトカレーの商品化には大きな疑問を持っていました。
お店で提供している一皿を、レトルトという形に変えて、その魅力をどこまで残せるのか。
挑戦を支えた、新たな出会い
今回、製造を担当してくださった福岡県飯塚市の「株式会社なかむら」の工場長との出会いが、新たな可能性を開いてくれました。

工場長と何度もの試作と改良を重ね、味や香りの再現に挑戦しました。そのたびに私から作り直しをお願いすることもありました。
それでも、最後まで諦めずに向き合ってくださった工場長。
完成した試作品を手に取った瞬間、ずっしりとした重みを感じました。
手のひらには、パウチの中に詰まったお肉の感触が伝わってきました。
レトルトカレーを温め、開封した瞬間。
「あっ、この香りだ。もしかして……。」
さらに、ご飯にルーを注ぐと、お肉がルーに溶け込み、色合いも見た目も、いつもの福ちゃんカレーにそっくりでした。
そして、カレースプーンでルーをすくい、一口食べた瞬間。思わず、身体が固まりました。
「これだ。10年間作り続けてきた福ちゃんカレーだ。」
すぐに妻にも食べてもらいました。妻も一口食べた瞬間、驚いたように手を止め、そして笑みを浮かべました。
どこをすくっても最後の一口までお肉を感じられる、甘くてスパイシーな福ちゃんカレー。
「まさか、ここまで再現できるとは。」
「これはいける。」
それまでの不安が確信へと変わり、再起をかけた新たな事業への挑戦を決意しました。
「レトルトカレーの概念が変わった。」そんな驚きの瞬間でした。

私にとって工場長は、まさに「レトルトカレーの巨匠」、そして「味覚の職人」と呼びたくなるほどの素晴らしい方です。
そして、このレトルト技術の素晴らしさも、福ちゃんカレーを通じて全国の皆様に伝えたいと思っています。

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新たな挑戦の開始
現在は、10月1日よりクラウドファンディングにて、レトルトカレーの商品化及び販売をスタートしました。焼肉店としての営業だけではない、新たな可能性が生まれました。
プロジェクトは開始2日目に100万円の支援を達成し、現在もネクストゴールに向かって挑戦を続けています。

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10月より土日のみですがディナー営業も再開しました。レトルトカレーの販売やEC販売や小売・物販事業への展開に挑戦し全国のお客様に届けていきたいと考えています。
今回の挑戦を通じて、病気やさまざまな事情によって、これまでと同じ働き方を続けることが難しくなった方々にも、新しい可能性があることを伝えられたらと思っています。
商品概要
・商品名:福ちゃんカレー北九州カレー王座3年連続優勝の味を再現した、お肉たっぷりのプレミアムレトルトカレー。
- プレミアム牛タンカレー:280g/1,680円(税込)
- プレミアムビーフカレー:250g/1,480円(税込)
・保存方法:常温保存
・賞味期限:製造日より2年間
・製造者:株式会社なかむら(福岡県飯塚市)
・販売方法:店頭・EC・CAMPFIRE
・公式サイト:https://yakiniku-fukuchan.com/
クラウドファンディング概要
・プラットフォーム:CAMPFIRE・開始日:2026年10月1日
・終了予定日:2026年11月30日
・プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/975128
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