NPO法人Wisa・学生団体Maryが、ラオスで慶応義塾大学公認学生団体・FoMの現地活動を受け入れ。子どもたちが撮影した写真は、今秋の慶應義塾大学「三田祭」で展示予定
NPO法人Wisa(ウィーサ)と学生団体Maryは、2026年9月16日から21日まで、ラオス人民民主共和国ルアンパバーン県ナヤーン村において、慶應義塾大学の公認学生団体SALのプロジェクト「Focus on Myself(FoM)」による「Laos Summer 2026 FOM Tour」の受け入れを行いました。
本プログラムでは、地域の小学校や周辺地域の子どもたちを対象に、写真撮影やインタビュー、住民との交流を実施。子どもたちが自らの視点で捉えた日常や大切なものを手がかりに、一人ひとりの価値観や思いに触れる活動を行いました。
活動で撮影された写真やインタビューの記録は、2026年秋に開催される慶應義塾大学の学園祭「三田祭」で展示される予定です。

現地での集合写真―ラオス・―ルアンパバーン県ナヤーン村
プログラム趣旨――「支援する・される」を超えた、相互理解の機会を
国際協力や途上国支援の文脈では、現地の人々が貧困や教育格差などの社会課題と結び付けて語られることがあります。しかし、そこに暮らす人々には、それぞれの日常があり、大切にしているものや固有の価値観、夢があります。
今回のプログラムでは、途上国の子どもたちを一方的な支援の対象として捉えるのではなく、一人ひとりがどのような世界を見つめ、何を大切にしているのかに目を向けることを重視しました。
そのための手法として採用したのが、写真を通じたコミュニケーションです。
子どもたち自身が撮影した写真を出発点に対話を重ねることで、外部から訪れた学生の視点だけでは見えてこない、地域の暮らしや個人の価値観に触れることを目指しました。
また、学生たちにとっても、自分とは異なる文化や生活に触れ、自身の価値観や物事の見方を問い直す機会となりました。

ラオス現地の子どもたちの集合写真
現地で実施した取り組み
子どもたちの視点で日常を切り取る写真ワークショップ
地域の学校では、デジタルカメラを使った写真撮影ワークショップを実施しました。
子どもたちはカメラを手に、学校周辺や身の回りの風景などを自由に撮影。普段は何気なく見過ごしている場所や物事を、自分自身の視点で写真に収める体験を行いました。
この活動は、写真撮影を通じた自己表現の機会であると同時に、学生たちが子どもたちの目線から地域の日常を知る機会にもなりました。

現地の子どもたちの写真撮影の様子

現地の子どもの写真撮影の様子
ホームステイを通じた地域住民との交流
滞在中は、ナヤーン村でのホームステイや家庭訪問、村内の散策なども行いました。
ホストファミリーと生活を共にし、地域住民との交流を重ねることで、観光や短時間の訪問だけでは知ることのできない、日常の暮らしや地域社会のあり方に触れました。
こうした体験は、学生たちがラオスの文化や生活をより身近に理解するとともに、自分たちの生活や価値観を相対的に見つめ直す機会となりました。

学生と現地の子どもたちの交流の様子1.

学生と現地の子どもたちの交流の様子2.
写真を通じて、ラオスの子どもたちの視点を日本へ
今回の活動で子どもたちが撮影した写真やインタビューの記録は、2026年秋に開催される慶應義塾大学の学園祭「三田祭」において、写真展として紹介される予定です。
写真展では、ラオスの子どもたちが日常の中で何を見つめ、何を大切にしているのか、その視点を来場者に伝えることを目指します。
国や文化、生活環境が異なっていても、そこに暮らす一人ひとりには固有の思いや価値観があること。写真という身近な表現手段を通じて、その多様性に目を向ける機会となることが期待されます。
また、今回の活動を振り返るオンライン帰国後報告会も開催予定です。写真展および報告会の詳細については、決定次第お知らせします。
NPO法人Wisaの「ラオス・アカデミックツアープログラム(LATP)」について
NPO法人Wisaと学生団体Maryは、ラオスでの実践的なフィールドワークや調査研究を支援する「ラオス・アカデミックツアープログラム(LATP:Laos Academic Tour Program)」を展開しています。
本プログラムでは、参加者が自ら問いを立て、現地の人々との交流や調査活動を通じて学びを深めることを重視しています。
あらかじめ決められた体験を受け取るだけではなく、参加者自身が主体的に考え、行動すること。そして異なる文化や価値観との出会いを通じ、自分自身の考え方を見つめ直すことを大切にしています。
今後もWisaは、若者の主体的な学びや探究を支えるとともに、国境を越えて人と人が互いに学び合う交流の機会を広げていきます。
実施概要
- プログラム名: Laos Summer 2026 FOM Tour
- 参加団体: 慶應義塾大学 公認学生団体SAL「Focus on Myself(FoM)」
- 現地受け入れ: NPO法人Wisa
- 実施期間: 2026年9月16日~21日
- 実施場所: ラオス人民民主共和国 ルアンパバーン県ナヤーン村
- 活動対象: 地域の小学校および周辺地域の子どもたち
- 主な内容: 写真を活用したインタビュー、写真撮影ワークショップ、ホームステイ、地域住民との交流
NPO法人Wisaについて
NPO法人Wisa(ウィーサ)は、デジタル技術の活用や教育・社会参加の機会づくりを通じて、若者の自己実現を支援するNPO法人です。
国内でのデジタルユースワークや地域活動支援に加え、海外での異文化交流、フィールドワーク、調査研究プログラムなどに取り組んでいます。

学生団体Maryについて
学生団体Maryは、NPO法人Wisaの活動から派生した、国際協力活動を行う学生団体です。
筑波大学の学生(2026年現在)が中心に、LATPをはじめとして、主にラオスとの協働プログラムを運営しています。
本件に関するお問い合わせ
【NPO法人Wisa】
メール:manage@wakamono-isa.com
Instagram:@wakamonoisa
【学生団体Mary】
Instagram:@mary_laos_tsukuba
【学生団体SAL「Focus on Myself(FoM)」】
メール:sal.fom0605@gmail.com
Instagram: @SAL_FOM
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