2026年11月24日に第2期開業 2027年に全面開業予定

【家電コンサルのお得な話・319】 大阪・梅田に新たな集客の核が誕生する。JR大阪駅直結の「ルクアサウス(LUCUA SOUTH)」が、11月24日に第2期開業を迎える。注目は、人気キャラクターの専門店が集積する「ルクア キャラクターズワールド」である。

2026年11月24日に第2期開業 2027年に全面開業予定

ルクアサウスは、旧大丸梅田店の一部を含むサウスゲートビルディングの10~16階に位置し、今年4月5日に第1期開業した。今回の第2期では、10~13階のキャラクターゾーンを中心に28店舗が開業し、12月にはさらに4店舗が加わる。計32店舗のうち、全国初3店舗、西日本初6店舗など、20店舗が常設店として初出店となる。

「ちいかわパークストア」「サンリオ ハローステージ」などが名を連ね、子どもから大人まで幅広い世代のファンを引き付ける構成だ。また、映像や音、香り、キャラクター展示などを取り入れ、買い物だけでなく、訪れること自体を楽しめる空間づくりも特徴となる。2027年2月に公式ガンダムグッズ総合施設「THE GUNDAM BASE OSAKA(ガンダムベース大阪)」の出店も決定。2027年の全面開業時には、キャラクターゾーンだけで44店舗以上となり、国内最大級の規模となる見込みだ。

梅田はJR、私鉄、地下鉄が集まる関西有数の交通結節点で、大阪府内だけでなく、京都、兵庫、奈良など広域からアクセスしやすい。ビジネス、通勤、通学、買い物など多様な目的で人が集まる地域でもある。

そこに全国初や西日本初のキャラクターショップが集積することで、新たな来街動機が生まれる。大阪駅が単なる交通の結節点にとどまらず、好きなキャラクターを目的に関西各地からファンが集まる商業拠点として、その魅力をさらに高めることが期待される。

背景にあるのが、IP(知的財産)を活用したキャラクタービジネスの拡大だ。漫画、アニメ、ゲームなどの人気を商品販売や店舗体験につなげるもので、民間調査会社の推計によると、2025年度の国内市場規模(商品化権・版権)は約2兆8800億円。2015年度の約2兆4300億円から10年間で約4500億円増加している。

一般の小売店では商品や価格が来店理由となる一方、キャラクターショップでは「作品の世界観を体験したい」という感情そのものが来店動機となる。限定商品や展示、体験などを通じて遠方からもファンを呼び込み、飲食や他の店舗への回遊が広がれば、大阪・梅田の商業拠点としての魅力をさらに高めることになるだろう。(堀田経営コンサルタント事務所・堀田泰希)