社会課題を解決するプレイヤーを支援する株式会社taliki(京都市中京区、代表:中村多伽、以下taliki)は、10/30(金)・31(土)開催のソーシャルカンファレンス「BEYOND2026」に向け、共に実行委員会を組成する京都リサーチパーク株式会社(京都市下京区、代表:浅野貢男、以下京都リサーチパーク)・京都市と、10月8日(木)に共同記者会見を実施いたしました。




実行委員会2年目、10回目の節目を迎えるBEYOND
記者会見では、京都市長 松井孝治氏、京都リサーチパーク株式会社 代表取締役社長 浅野貢男氏、株式会社taliki 代表取締役CEO 中村多伽が登壇し、三者による挨拶が行われました。

■京都市 松井市長
世界には、貧困や紛争、環境破壊など、相互に複雑に絡み合う深刻な問題が今なお数多く存在しています。AIの発達で問題の可視化や情報共有は飛躍的に進みましたが、異なる立場や価値観を理解し、具体的な課題解決へとつなげる「対話」や「共感」は人間にしかできないものです。
人々が対話や共感を通じて相互理解を深め、困難な課題に向き合うことこそが、今年のBEYONDのコンセプトにも掲げる「平和」を築く確かな一歩になると信じています。BEYONDは、ここ京都から未来を切り拓く取組の担い手を生み、育む拠点です。多くの社会起業家をはじめとする皆様にお越しいただきたいと思います。

■京都リサーチパーク 浅野社長
KRPはこれまで37年以上にわたり、起業家や研究者、事業会社など、社会に新しいイノベーションを提供しようとする方々が集う拠点として運営してまいりました。ソーシャルというテーマにおいては、talikiさんと2018年の立ち上げ当初から共に歩んでまいりました。
3機関による実行委員会体制も2年目を迎え、官民の連携をさらに深化させています。今年は、経済活動や暮らしの前提でもある「平和」を真正面からインフラとして捉え、ビジネスや産業の視点から未来を考えます。社会起業家、企業、行政、地域の産業支援機関が垣根を越えて結びつき、持続可能な社会をつくる確かな起点となることを期待しております。

■taliki 中村
社会課題解決に挑む起業家と多様なセクターをつなぐ場として2018年に始まったBEYONDも、皆様の応援のおかげで今年で10回目の節目を迎えます。昨年に引き続き、京都市様、京都リサーチパーク様と共に実行委員会体制でこの日を迎えられたことを、心から嬉しく、頼もしく思っております。10回目という節目の年だからこそ、これまでの歩みを踏まえ、より深く、社会に大きなインパクトを残すカンファレンスにしたいと思っております。
「平和」をビジネスの切り口から考える、BEYOND2026の全容
続いて、それぞれからBEYOND2026の開催意義や取組み、コンテンツ詳細について発表しました。

■taliki 中村:あらゆるセクターが「平和」の共同生産者に
中村は、昨年開催のBEYOND2025に延べ1,141名(うち社会起業家402名)が参加したことを紹介したうえで、今年のコンセプトを説明しました。昨年の「再分配のはじまり」の議論を経て、「なぜ私たちは社会起業家を支援し、課題解決に挑むのか」という問いに立ち返り、たどり着いた答えが「当たり前の日常である『平和』を守るため」だったと述べました。
「平和は窓ガラスに似ている。磨かれている間はその存在に気づけず、割れて初めて大切さに気づく。経済成長やイノベーションは平和という前提があって初めて成り立つからこそ、その維持を特定の人々の善意に委ねるのではなく、あらゆるセクターが『共同生産者』として参画する社会を目指したい」
また、全国7地域で開催したプレイベントツアー(ゲスト計67名、参加者計309名)で生まれた問いと共創の芽を京都に結集させるとし、今年の3つの柱を発表しました。

- 防衛・安全保障、ディープテック、防災、地域インフラなど、社会基盤を支える多種多様なスタートアップの参画
- 民生技術の軍事転用をロールプレイで体感するゲーム型ワークショップや、沖縄の社会起業家による平和劇の上演など、インプットから体感へとつなぐコンテンツ
- 参加者が問いや資源を持ち寄り、次の協働へつなげる交流スペース「BEYOND COMMONS」の新設




■京都市 松井市長:BEYONDから、京都の実践知を国内外へ
松井市長は、京都市が平成26年に策定した「ソーシャル・イノベーション・クラスター構想」のもと、京都市ソーシャルイノベーション研究所(SILK)を中心に社会的課題に挑む組織や個人を支援してきたことや、今後25年の「まちの羅針盤」となる京都基本構想、その価値を次の千年へ紡ぐ「千年千人プロジェクト」について紹介しました。
そのうえで、「起業家、企業、大学、金融機関、行政など、多様な主体が分野や地域を越えて出会い、新たな連携や挑戦が次々と生まれる場へと、BEYONDを発展させてまいります。そこから生まれる経験や気づきを京都の実践知として国内外へ発信し、京都、そして日本の更なる発展につなげてまいります」と述べました。



■京都リサーチパーク 浅野社長:KRP4号館全体を舞台に、議論を社会実装へ
浅野社長からは、BEYOND2026の全体像と見どころについて紹介がありました。今年はKRP4号館全体を舞台に、8つのトークセッション、延べ約61名の登壇・出演者、約38社・団体のブース出展、2つの社会起業家ピッチステージを展開します。
見どころとして、元防衛官僚や難民支援起業家らが「見えないインフラ」を誰がどう維持するのかを問うオープニングセッションや、JR西日本、オリオンビール、日建設計などの大企業と投資家が社会基盤を共に支える当事者への変わり方を議論するセッションを紹介。さらに、民生技術の防衛転用を題材にした体感型ワークショップ「“デュアルユース”を体感する」、CoIUと連携した学生向け特別プログラム、京都市・SILK主催の「京都関係案内所」をはじめとする計7件のサイドイベントなどについても触れました。




京都市長の登壇セッション、2大ピッチステージの登壇者数を初公開

本会見では、10/31(土)のクロージングセッションに京都市長の登壇が決定したこと、また、2つのピッチステージに計19名の起業家が登壇することを初めて発表しました。

京都市長登壇 クロージングセッション



二日間の対話の最後に私たちはもう一度立ち返ります。「この日常の前提を、これから誰が、どう担っていくのか」と。それぞれの立場から次の一歩への視点を持ち帰っていただく、締めくくりのセッションです。

2大ピッチステージ
・COM-PJ FINAL PITCH:10/31(土)13:05-15:55(予定)





京都リサーチパークとtalikiが共催する社会起業家育成プログラム「COM-PJ」第7期の最終発表会。起業前・シード期の起業家14名が登壇します。

・社会起業家 SCALE PITCH:10/30(金)16:05-16:35(予定)




プレシリーズA~シリーズA前後の成長フェーズにあるスタートアップ5名が、大企業、VC、行政関係者らに向けて登壇します。

BEYOND2026 概要

「BEYOND」は、社会起業家と企業、行政、投資家、NPOなどのあらゆるセクターをつなぎ、社会課題解決に必要なリソースの循環を創出してきたソーシャルカンファレンスです。2018年にtaliki主催で始まり、昨年度からはtaliki・京都市・京都リサーチパークによる実行委員会形式で開催しています。
10回目の節目となる「BEYOND2026」は、経済活動や暮らしの前提でもある「平和」を、ビジネスや産業という切り口から考える2日間です。

日時: 10月30日(金)13:30~18:30(開場:12:30)
    10月31日(土)11:00~18:15(開場:10:00)
場所: 京都リサーチパーク4号館(京都市下京区中堂寺粟田町93)
主催: BEYOND実行委員会(株式会社taliki・京都市・京都リサーチパーク株式会社)
詳細・お申し込み: https://www.beyondtaliki.info/
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