伝統工芸を現代風に変えるのではなく、伝統工芸が持つ歴史や文化を、現代の暮らしの中で体験する。「現代の名工」の窯元とともに、佐賀・有田の伝統を新たな切り口で届ける新商品を発売します。

武将乃宴 ~鍋島直茂が見た夢~(盛り付けイメージ)
株式会社PicaPicaと矢鋪與左衛門窯(ともに所在地:佐賀県西松浦郡有田町)は、400年以上の歴史を持つ有田焼を、食器としての機能や装飾性だけでなく、歴史や文化を味わうための装置として活用する「武将乃宴 ~鍋島直茂が見た夢~」を共同開発し、発売いたしました。
着想の中心にあるのは、佐賀藩の藩祖として知られる鍋島直茂。
戦国時代の武将たちが重要な決断に向き合い、仲間たちと想いを共有していたであろう時代に思いを馳せながら、酒や食事を楽しむ。
そんな体験を、現代の暮らしの中で実現することを目指しています。
販売にあたっては、高品質な宝飾品の企画・製造・卸売やEコマース運営などを手がける株式会社ジェムケリーグループホールディングス(本社:京都府京都市)が販売の場を提供。
同社グループが取り組む、ものづくりの価値を大切にした商品展開とも接点を持ちながら、有田焼の新たな魅力を届けていきます。
伝統工芸は品質や技術を変容させずに価値を届けられるか
日本の伝統工芸は長い年月をかけて培われた技術や技法、地域の歴史、職人の仕事によって支えられてきた一方で、その産地では国内需要の減少や後継者不足などが課題となっています。
こうした状況に対し、現代の生活様式に合わせた商品開発や異業種とのコラボレーションなどさまざまな取り組みが行われていますが、こうした融合策は露出や売上を作る一方で、産地や職人の間では少なくないジレンマを生んでいます。

現代の名工 矢鋪與左衛門
窯での作業の様子
表層的な融合が「工芸」から「工業デザイン」への変質を迫ったり、手間の掛かる高度な伝統技法を省略することによって起こる技術継承断絶の矛盾をはらむ中、「変質」から「再解釈・本質回帰」への動きも活発になってきています。
伝統工芸に変質や変容を求めるのではなく、現代の人々が「伝統工芸が持つ歴史や文化を体験できる機会」をつくる。
「武将乃宴 ~鍋島直茂が見た夢~」も、そんな発想から生まれました。

武将乃宴 ~鍋島直茂が見た夢~(全体イメージ)
鍋島直茂と有田焼 歴史に思いを馳せるひとときを
本商品の着想の中心にある人物は、佐賀藩の藩祖、鍋島直茂です。
戦国時代は、ひとつの判断がその後の運命を大きく左右することもあった時代。
武将たちは情報を集め、状況を読み、先を予測しながら、国や家臣、そして自らの未来を左右する決断を重ねていました。
現代の私たちもまた、日々多くの判断を求められ、決めること自体が負担になることも少なくありません。
しかし、判断とは単に何かを選ぶことではなく、自らが望む未来を切り拓く行為でもあります。

有田町の風景
有田町の風景
戦国武将たちが決断の先に何を思い描いたのか。
鍋島直茂が生きた時代に想いを馳せ、直茂の想いの結実でもある有田焼で一献を味わいながら、日々の判断の価値や、その先につくりたい未来を見つめ直す。そんなひとときを提案します。

商品は専用の桐箱付です

白磁平盃(宮内庁お買い上げ姉妹品)
白磁片口
白磁高坏
戦国武将の宴を、現代の暮らしの中で楽しむ
「武将乃宴 ~鍋島直茂が見た夢~」が提案するのは、史実を忠実に再現することを目的としたものではありません。
鍋島直茂や戦国時代の人々の生き方に思いを馳せながら、現代の自分自身の暮らしと重ね合わせる。
たとえばそんな楽しみ方を想定しています。
日頃の苦労をねぎらう一献 ー 夫婦の評定(ひょうじょう)ー

AIイメージ
日々、家族のために動き、さまざまな判断をしてくれている人へ。
今夜は、いつも家を支えてくれる妻を殿に見立て、夫は家臣として一献を差し出す。
日頃の苦労をねぎらい、ゆっくりと語り合う時間を過ごします。
決断の先に思いを巡らせる ー 勝負の前夜 ー

AIイメージ
仕事の大きな決断や、新しい挑戦を控えた夜。
戦国武将たちも、決断の前には悩み、考え、先の展開に思いを巡らせたはずです。
そんな時代に思いを馳せながら、自分が進もうとしている道を静かに見つめ直します。
他国の城主をもてなす ー 家に友人を呼ぶ日 ー

AIイメージ
気心の知れた友人を、他国の城主に見立てて迎える日。
料理や酒を囲みながら、それぞれの近況や考えを語り合う。
いつもの食卓が、互いの話に耳を傾け、もてなしを楽しむ特別なひとときに変わります。
歴史上の時代を思い浮かべその追体験をしようとするとき、機械で作られた製品や表層的なコラボレーションのものを使おうと思うでしょうか?
そのときこそ、「本質」を備えた伝統工芸が、本来の魅力を最大限発揮できる場であるのではないでしょうか。
手触りで歴史を感じるとき、日常の食事や会話が新たな意味や価値を生む。
そんな体験を、有田焼を通して提案します。
伝統工芸を残すために、伝統工芸の届け方を考える
伝統工芸を次の世代につないでいくためには、技術を保存し、優れた作品をつくり続けることに加えて、その価値を必要とする人に届けることが欠かせません。
そのための方法は、伝統工芸そのものを現代の好みに合わせて変えることだけではないはずです。

現代の名工 矢鋪與左衛門
受け継がれてきた技術や歴史を尊重したまま、現代の人々がその価値に触れ、楽しみ、誰かと共有できる機会をつくる。
「武将乃宴 ~鍋島直茂が見た夢~」は、有田焼を通じて歴史を味わうという、新たな関わり方の提案です。
機能としての器が目的なのではなく、器を通じて特別な時間を過ごすこと。
その時間が、有田焼や地域の歴史に関心を持つきっかけになること。
伝統工芸の価値を変えるのではなく、その価値が現代の暮らしの中で実感される機会を広げていく。
私たちは、「武将乃宴 ~鍋島直茂が見た夢~」を通じて、伝統工芸と現代の暮らしをつなぐ新しい可能性を提案していきます。

株式会社ジェムケリーホールディングス 佐藤善郎支社長(左)、現代の名工 矢鋪與左衛門(右)
■ 商品概要
商品名: 武将乃宴 ~鍋島直茂が見た夢~
商品コンセプト: 有田焼で歴史を味わう体験
発売日: 2026年10月10日(土)
セット内容: 白磁平盃×2点 白磁片口×1点 白磁高坏×1点
販売場所: GEMCEREY福岡店
〒810-0073 福岡市中央区舞鶴2-1-10天神フロントスクエア1F
販売方法: 委託販売
■ 協力企業
株式会社ジェムケリーグループホールディングス
高品質な宝飾品の企画・製造・卸売、Eコマース運営などを手がける企業。
グループ会社の株式会社バティックスは、高級機械式時計、宝飾品、革製品などを手がけ、京都の伝統的なものづくりと現代のデザイン・機能性の融合を特徴としています。
公式サイト:https://gemcerey.co.jp
矢鋪與左衛門窯(やしきよざえもんがま)
日本磁器の発祥地である佐賀県有田町に構える、白磁を中心とした有田焼の窯元。
磁器手ろくろにこだわり、伝統の「内山の技法」で一品一品手作りで美しい白磁の作品を生み出し続けています。
公式サイト: https://yozaemongama.com
■ 企画・販売主体
株式会社PicaPica
所在地: 佐賀県西松浦郡有田町立部甲55-8 メゾン・フェルベール105
事業内容: デザイン業/陶磁器製造販売業
公式サイト:https://pica-pica.online
■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社PicaPica
担当:小手川 哲平
E-mail:kotegawa@pica-pica.online
TEL:090-9780-1850
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
関連記事







