九頭竜川の景色を切り取る大きな窓、笏谷石や観音下石を用いた2つのサウナ。フィンランドと福井の文化が融合する、新たな滞在空間が誕生。




株式会社アクアイグニス(本社:東京都中央区、代表取締役:立花 哲也)が運営する、福井県永平寺町の温泉オーベルジュ「歓宿縁 ESHIKOTO(以下、歓宿縁)」は、2026年10月31日(土)、フィンランドの建築事務所「Studio Puisto(スタジオ・プイスト)」が設計を手がけたサウナ付き一棟貸切ヴィラ「歓宿縁 聚 TSUDOI(つどい)」をグランドオープンいたしました。
日本酒「黒龍」を生み出す石田屋二左衛門株式会社(本社:福井県吉田郡永平寺町、代表:水野 直人)がプロデュースする本施設は、フィンランド大使館の協力のもと、フィンランドのサウナ文化と建築思想を取り入れて誕生しました。
今回のオープンにあたり、建築やインテリア、福井の素材を取り入れたサウナなど、施設の細部に込められたこだわりをご紹介します。
1|自然の景色を一枚の絵のように切り取る、フィンランドの建築思想








「歓宿縁 聚 TSUDOI」の建築を手がけたのは、フィンランド・ヘルシンキを拠点とする建築事務所「Studio Puisto」。自然環境との調和を重視し、ホテルやリゾート、サウナなどの設計を世界各地で手がけています。
本施設は、同事務所が日本で初めて手がける宿泊施設です。
設計を担当した建築家、ヘイッキ・リータフフタ(Heikki Riitahuhta)氏が大切にしたのは、建物そのものを主張するのではなく、周囲の自然と一体となる空間づくり。
リビングには、九頭竜川や山々の景色を大きな一枚窓から楽しめる開放的な空間を設けました。窓の向きや屋根の角度、建物の高さにも配慮し、日の出から日没まで移り変わる光や、季節ごとに表情を変える自然を身近に感じられる設計としています。
川の水音に耳を傾け、山の稜線を眺め、時間とともに変わる景色を楽しむ。建物の中にいながら、自然の中に身を置くような滞在をお楽しみいただけます。
2| フィンランドの思想と福井の素材が融合する、2つのサウナ
施設内には、趣の異なる2つのフィンランドサウナを備えています。サウナの企画・設計監修は、サウナイデア株式会社代表で一級建築士の島田大輔氏が担当。温度や素材だけでなく、サウナ室内の空気の循環にも配慮し、心地よいサウナ体験を追求しました。


Kuohu |語らいを楽しむサウナ川のせせらぎや水の流れを意味する「Kuohu(クオフ)」。約70~75℃の穏やかな温度帯で、大切な人との会話を楽しみながら、ゆったりと過ごせるサウナです。
壁石には、多孔質で熱を蓄える石川県の観音下石(かながそいし)を採用。九頭竜川の景色や水音を感じながら、心ほどけるひとときをお過ごしいただけます。





Rauha|静けさと向き合うサウナ平穏や静けさを意味する「Rauha (ラウハ)」。約80~85℃のサウナ室で、ひとり静かに自分自身と向き合う時間をお楽しみいただけます。
壁石には、福井の伝統的な石材である笏谷石(しゃくだにいし)を採用。密度が高く熱を蓄えやすい特性を生かし、地域の素材とフィンランドのサウナ文化を結びつけました。



異なる温度帯と趣を持つ2つのサウナを行き来しながら、その日の気分に合わせた過ごし方をお楽しみいただけます。
3| 信楽焼の浴槽と、自然に身を委ねるテラス



サウナの後には、屋外デッキに設けた信楽焼の浴槽と水風呂へ。焼きものならではの質感と、自然に溶け込む佇まいが特徴です。
浴槽のあるテラスには、九頭竜川を望む椅子やテーブルを配置。風や光を感じながら、サウナの余韻に浸る時間を過ごせます。
フィンランドのサウナ文化に根付く、自然とのつながりや、人と人が垣根なく語り合う時間。その考え方を、福井の風土や景色とともに体感できる空間を目指しました。
4| デザインとアートが彩る「聚 TSUDOI」のリビング








「聚(つどい)」という名には、人々が集まり、大切な時間を分かち合う場所でありたいという想いが込められています。
リビングには、IDEEによる特注ソファをはじめ、くつろぎの時間を彩る家具を配置。大きな窓から九頭竜川を眺めながら、家族や友人と語り合ったり、ゆったりとした時間を過ごしたりできる空間に仕上げました。





また、館内には福井県出身のアーティスト、MAGO(長坂真護)氏による作品を展示しています。廃棄物を素材とした作品制作と、その売上げを通じたガーナの人々への支援活動に取り組むMAGO氏。ロビーには太陽、寝室には月をイメージした作品を配し、日の出から日没、そして月の移ろいへと続く自然の時間を表現しています。

 施設概要





 施設のご紹介

■ ESHIKOTOについて https://www.eshikoto.com/ja
黒龍酒造を擁する石田屋二左衛門株式会社が、福井県を流れる一級河川・九頭竜川を一望できる約3万坪の地に、日本酒を中心とした福井の文化や食、風土を感じていただくために生み出した文化発信拠点「ESHIKOTO」。黒龍酒造が長年にわたり育んできた日本酒文化を礎に、福井の「えし(良い)こと」を世界へ届けることを目指し、日本酒をはじめ、食、伝統工芸、豊かな自然など、福井が誇るさまざまな魅力を発信しています。



■ 歓宿縁 ESHIKOTO(かんしゅくえん えしこと) https://kanshukuen.com/
2024年11月に誕生した、お酒を軸に福井をはじめとする北陸の食と文化を発信するオーベルジュ。全部屋に半露天風呂の温泉を完備。“日本の食文化の原点”とも呼べるこの土地で至極の滞在を演出するのは、創業二百余年の歴史を持つ銘酒「黒龍」、そして福井を代表する実力派「日本料理 えん」と、気鋭のフレンチ「cadre(カードル)」。美酒と美食で皆様をお迎えいたします。



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